今月の初めに、Mさんと町田の公園に行った時、葉裏にいた見慣れない虫を見つけた。
大きさは触角を除いて12㎜くらいだろうか。
真っ黒で、触角が長く、まっすぐ前にのばしている。
帰宅後、Mさんからメールがあり、ナガヒラタムシだと言う。
これが調べてみると、なかなかのもので、沢山いる甲虫の中でも特別な生きている化石のような虫だった。
甲虫図鑑では、一番最初に出てきます。
と言う事は、もっとも原始的な甲虫で、何でも3億年前に甲虫の先祖が出て、その後の2億5千万年前の三畳紀にになるとナガヒラタムシに似た化石が出てくると言う。
この化石には絶滅した虫がたくさんいるが、ナガヒラタムシは現在まで生きながらえたのか。
翅に縦に走る筋があり、この中に窪みが並んでいて、編み目状の硬い翅となっているが、窪み部分は薄い。
これが薄い翅をもっていた先祖の、翅脈が発達して網目状の鞘翅になり、脈翅目(アミメカゲロウ目)と鞘翅目(コウチュウ目)が分かれて、最初の甲虫が出てきた頃のものだそうだ。
更に発達したのが、固い翅のカブトムシやカミキリムシなどのようになる。
良く見ると眼もやたらに大きく、動きも緩慢であり、現代の甲虫とは雰囲気が違う。
いや、素姓を知ってしまったので、単なる思い込みかも。
コウチュウ目 ナガヒラタムシ科
体長 約12mm
撮影 2014/07/01 町田市 OLYMPUS E-P5 M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro
大きさは触角を除いて12㎜くらいだろうか。
真っ黒で、触角が長く、まっすぐ前にのばしている。
帰宅後、Mさんからメールがあり、ナガヒラタムシだと言う。
これが調べてみると、なかなかのもので、沢山いる甲虫の中でも特別な生きている化石のような虫だった。
甲虫図鑑では、一番最初に出てきます。
と言う事は、もっとも原始的な甲虫で、何でも3億年前に甲虫の先祖が出て、その後の2億5千万年前の三畳紀にになるとナガヒラタムシに似た化石が出てくると言う。
この化石には絶滅した虫がたくさんいるが、ナガヒラタムシは現在まで生きながらえたのか。
翅に縦に走る筋があり、この中に窪みが並んでいて、編み目状の硬い翅となっているが、窪み部分は薄い。
これが薄い翅をもっていた先祖の、翅脈が発達して網目状の鞘翅になり、脈翅目(アミメカゲロウ目)と鞘翅目(コウチュウ目)が分かれて、最初の甲虫が出てきた頃のものだそうだ。
更に発達したのが、固い翅のカブトムシやカミキリムシなどのようになる。
良く見ると眼もやたらに大きく、動きも緩慢であり、現代の甲虫とは雰囲気が違う。
いや、素姓を知ってしまったので、単なる思い込みかも。
コウチュウ目 ナガヒラタムシ科
体長 約12mm
撮影 2014/07/01 町田市 OLYMPUS E-P5 M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro
こんなのもいるのですね。
また、ご一緒しましょう。
最初はカミキリ!!と思ったのに、大分雰囲気が違い
ナガヒラタムシと分かった時は嬉しさ半分という感じ
でした。初めて見る虫だったし、由緒正しき虫ということ
あれば、結果オーライですね。
また何処かへ行きましょう。