昨日ベニカミキリについて載せたが、ひょっとすると今日載せるのと同じ個体かもしれない。
昨日の最後にちょっと書いたのですが、ゴールデンウィークの頃、竹からベニカミキリが出て来るところを撮影できた。
我が家の近くだが、あまり通らないところで気が付かなかったのだが、Wさんがこんなところを見つけてくれた。
落ち葉の堆積場を竹で囲って作ってある。
この日は、ここで多数のベニカミキリが穴をあけて出て来るところだった。
もう出てウロウロしているのもいるが、ちょうどかじって穴をあけているのがいた。
撮影しようとカメラを準備すると、もう前肢を出して出てきた。
11:37
穴は身体ギリギリ位の大きさだ。
おー、だいぶ出てきた。
11:38
ところがどうしたわけか、ここでもがいているがこれ以上出てこない。
数分頑張っていたがどうしてもこれ以上出ない。
疲れてしまったのか、動かなくなってしまった。
11:41
そのうち穴の中に戻ってしまった。
11:43
穴を拡張しているようだ。
そしてまた出てきたが、同じところでつかえてしまって出られない。
また戻って出てを繰り返している。
せっかく成虫になったのに羽脱に失敗するのもよく見かけるが、これもそうなのだろうか。
見てしまったので、このままと言うわけにもいかず、穴を少し拡張してやった。
先ほどの写真から15分くらいたっているが、左の触角は全部出て、身体もほとんど出ているのだが、ここで動きがとまる。
11:58
どうも右の触角が穴の中で引っかかっているようだ。
ここまで来たら、仕方ないので、強引に少し引っ張ってあげた。
11:59
すると、やっと脱出に成功した。
11:59
疲れたのか、少し休んでから歩き始めた。
12:02
すると、すぐに翅を広げて飛立ってしまった。
12:03
右の触角は曲がっているようにも見えるが、大丈夫だろう。
最初に見つけてから26分がたっていた。
もしかするともっと前から苦労していたのかもしれないが。
その後も、何頭も羽脱してきたが、穴をあけ終わったら数分で出てきて、やがて飛び去って行った。
以前シロスジカミキりが出て来るところに遭遇したが、今日のもなかなか見ごたえのある物語だった。
家の中を歩いていたので、取り敢えず写して名前を調べて付けておきました。虫は分からないのでそのまま保管。
そうですか、ベニカミキリは竹に関係ある虫でしたか、納得です。ちょっと調べて置くとどこかに記憶が残っていて話題に加われるのですね。
やはり自分で調べて分類したり記録したりしておくと、読んだだけよりは覚えていますね。
それが、最近は記録したものでも忘れてしまうものが増えたのが個人的な問題です。