【腎移植とがん】
「移植された臓器は、長い時間が経つとレシピエントの骨髄から来る幹細胞により置換され、レシピエント細胞に置換される。だからドナーのがんがある腎臓からがん部分を切除して移植したからといって、移植腎に発生したがんがドナー由来だと即断できない。
腎移植を受けた患者に発生する腎がんには理論的に3種ある。
第1は固有腎のがん化である。本来の腎臓(これは移植前の人工透析のため、そのまま残 . . . 本文を読む
【修復腎移植update】
7/13のメルマガで、
<7/8(水)に宇和島徳洲会病院で「修復腎移植・臨床研究」の第16例目(親族間移植4例目)が行われたことを報じている。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20150709/news20150709242.html
今回も東京のある大学からの紹介で、人工透析を受けている妻(62)に対して、生体腎移植をし . . . 本文を読む
【回想の大事件】
後期高齢者までにまだ少しあるが、思い起こすとこれまで4つの大事件にかかわった。
1. 1987/7の広島大学・総合科学部長殺害事件
2. 2000/11の旧石器遺跡捏造事件
3. 2006/11の「病気腎(修復腎)」移植事件
4. 2014/1のSTAP細胞事件
学部長室で殺された教授は物理学者だった。自宅で行われた葬儀に参列した後、物理教室関係者とタクシーに同乗し . . . 本文を読む
【書評など】
1)「買いたい新書」書評にNo.281:カズオ・イシグロ「日の名残り」(ハヤカワ文庫)を取りあげました。
1954年生れの日系英国人のイシグロを一躍有名にした初期の代表作(1989)である。1990年頃,一度読みかけたが、あるお屋敷に永年勤めた独身の老執事が主人公で,単調なモノローグに飽きて放り出した。原題「The Remains of the Day」では,「名残り(The Re . . . 本文を読む
相変わらず猛暑日が続いているが、昨日は午後、とてつもない集中豪雨があった。夕立の超大型なやつで、大小多発の雷を伴っていた。ところがその最中に岡山から電話があり、かんかん照りで猛烈に暑いとのこと。空調の使用で都市部のヒートアイランド現象は極大に達しているはずで、これと関係がある局地気候の異変だと思うが、うまくは説明できない。9:30現在、私の仕事場は空調なしで27℃、湿度75%、少し湿度が高いので除 . . . 本文を読む