「武田ブログ」の閲覧者が170万人を超え、訪問者も45万人を超えたようだ。これはSTAP騒動のせいだが、もともとは「修復腎移植」や「糖質制限食」(糖尿病から腎不全になり、人工透析になる人が日本では年間1万5000人もいて、透析導入原因の第1位を占める。糖質制限食が重要なわけはここにある。)に対する関心と理解を持ってもらうために、あえて火中の栗を拾う行動を起こしたのだが、所期の目的は達したようだ。
ただ私の方は精神的な後遺症(燃え尽き症候群)とメディアの取材持続という後遺症がまだ若干ある。上先生あたりはもっと大変だろう。お見舞い申し上げます。
2Chを見ると、次にやり玉に挙げられる候補に、上昌広、難波紘二が挙がっているので、山中伸弥氏のようなガードが必要だろうと思う。
GOOGLEで検索すると上先生は7万件、私も2万件ヒットする。かの有名なリチャード・ドーキンスが自分のヒット数を1万件と何かの本に書いていたのを思うと、大変な数だ。「出る杭は打たれる」のが日本社会の特徴だから、自戒する必要がある。
上先生は93年東大医卒の血液内科医で、医療ガバナンスの領域に転じられた。お会いしたことはないが、血液病理と同じように血液内科は、血液が全身を巡る以上、あらゆる病気に基本的知識をもっていないといけない。そういう点もあり、今回多くの専門家が初期にはコメントをためらったのに対して、早くからSTAP細胞論文の矛盾点に気づかれたのだろうと推測する。
東京に人間は多いが人は少ない。
TVで拝見した上先生はすこし体脂肪が増えられたように思う。糖質制限食をし、酒を甲類焼酎に変えると、確実に1ヶ月で体重が10%減少するので、一度トライされたらよいな、と思ったことだ…
「公益社団法人・生命科学振興会」(理事長:渡邊昌=前国立健康栄養研究所理事長)の会報「ライフサイエンス」57号をお送り頂いた。メルマガに掲載した日本海の名称の由来についての拙論考が「日本海はだれが命名したか」と題して、31頁にわたり掲載されている。こうしてまとまったものを見ると、ずいぶんの量の原稿を書いたものだと思う。岩波ブックレット1冊分ほどもあろうか。
この号は価格900円で別売してくれるので、ご興味ある人は下記にご連絡を。
別刷制ではないのに、私のところには1冊しかなく、お配りできない。
東京農業大学出版会
TEL 03-5477-2666, FAX 03-5477-2747
メール:shuppan@nodai.ac.jp
渡邊氏は慶応大医学部卒で、大学院時代からの友人だ。メールによると、今回会長に武見太郎の息子で、参議院議員(自民党)の武見敬三氏が同会の会長に就任したそうだ。http://ja.wikipedia.org/wiki/武見敬三
今回の拙論考も読んでもらえたそうで、今後「修復腎移植」についての理解も進むと思われる。日野原重明先生もこの会の理事をしておられる。
腎移植移植の「先進医療」再申請の件は、3月の公判の際に徳洲会の幹部から「小川論文が完成したら再申請する」というアナウンスがあったのを勘違いしていた。
肝心の小川論文は小川由英先生が超多忙のため、執筆作業が遅れており、完成は早くて連休後だろう。その頃にはSTAP騒動も一段落して、メディアにも修復腎移植にまた関心を持ってもらえる状況が生まれるだろうと期待している。
今回の騒動で、万波バッシングの検証や日本の透析医療の問題に取り組みたいという、良心的ジャーナリストに巡り会えたのが、大きな収穫だ。
今回のメルマガは話題が多岐にわたりました。
1.訂正 =馬屋原先生についての前号の間違いを訂正しました。
2.報道検証2 =ネイチャー誌の編集方針変更を取り上げました。
3.徘徊老人=ボケ老人対策の今昔について
4.渡航心移植=臓器売買と遺伝性疾患の移植治療について、
5.濡れ衣=山中伸弥の記者会見について
6.遺跡捏造との類似性=大阪では「関係ない」とプレゼンを遮られましたが…
ただ私の方は精神的な後遺症(燃え尽き症候群)とメディアの取材持続という後遺症がまだ若干ある。上先生あたりはもっと大変だろう。お見舞い申し上げます。
2Chを見ると、次にやり玉に挙げられる候補に、上昌広、難波紘二が挙がっているので、山中伸弥氏のようなガードが必要だろうと思う。
GOOGLEで検索すると上先生は7万件、私も2万件ヒットする。かの有名なリチャード・ドーキンスが自分のヒット数を1万件と何かの本に書いていたのを思うと、大変な数だ。「出る杭は打たれる」のが日本社会の特徴だから、自戒する必要がある。
上先生は93年東大医卒の血液内科医で、医療ガバナンスの領域に転じられた。お会いしたことはないが、血液病理と同じように血液内科は、血液が全身を巡る以上、あらゆる病気に基本的知識をもっていないといけない。そういう点もあり、今回多くの専門家が初期にはコメントをためらったのに対して、早くからSTAP細胞論文の矛盾点に気づかれたのだろうと推測する。
東京に人間は多いが人は少ない。
TVで拝見した上先生はすこし体脂肪が増えられたように思う。糖質制限食をし、酒を甲類焼酎に変えると、確実に1ヶ月で体重が10%減少するので、一度トライされたらよいな、と思ったことだ…
「公益社団法人・生命科学振興会」(理事長:渡邊昌=前国立健康栄養研究所理事長)の会報「ライフサイエンス」57号をお送り頂いた。メルマガに掲載した日本海の名称の由来についての拙論考が「日本海はだれが命名したか」と題して、31頁にわたり掲載されている。こうしてまとまったものを見ると、ずいぶんの量の原稿を書いたものだと思う。岩波ブックレット1冊分ほどもあろうか。
この号は価格900円で別売してくれるので、ご興味ある人は下記にご連絡を。
別刷制ではないのに、私のところには1冊しかなく、お配りできない。
東京農業大学出版会
TEL 03-5477-2666, FAX 03-5477-2747
メール:shuppan@nodai.ac.jp
渡邊氏は慶応大医学部卒で、大学院時代からの友人だ。メールによると、今回会長に武見太郎の息子で、参議院議員(自民党)の武見敬三氏が同会の会長に就任したそうだ。http://ja.wikipedia.org/wiki/武見敬三
今回の拙論考も読んでもらえたそうで、今後「修復腎移植」についての理解も進むと思われる。日野原重明先生もこの会の理事をしておられる。
腎移植移植の「先進医療」再申請の件は、3月の公判の際に徳洲会の幹部から「小川論文が完成したら再申請する」というアナウンスがあったのを勘違いしていた。
肝心の小川論文は小川由英先生が超多忙のため、執筆作業が遅れており、完成は早くて連休後だろう。その頃にはSTAP騒動も一段落して、メディアにも修復腎移植にまた関心を持ってもらえる状況が生まれるだろうと期待している。
今回の騒動で、万波バッシングの検証や日本の透析医療の問題に取り組みたいという、良心的ジャーナリストに巡り会えたのが、大きな収穫だ。
今回のメルマガは話題が多岐にわたりました。
1.訂正 =馬屋原先生についての前号の間違いを訂正しました。
2.報道検証2 =ネイチャー誌の編集方針変更を取り上げました。
3.徘徊老人=ボケ老人対策の今昔について
4.渡航心移植=臓器売買と遺伝性疾患の移植治療について、
5.濡れ衣=山中伸弥の記者会見について
6.遺跡捏造との類似性=大阪では「関係ない」とプレゼンを遮られましたが…