【修復腎移植の現状】東京での寮の同窓会で、何人かの同期生や後輩から「修復腎移植」の件に関して、共感や激励の言葉をかけてもらった。意外に忘れられていないな、という印象をもった。
自宅に戻ったら、NKさんという広島大卒の外科医からも激励のメールが来ていた。学生のころ、私の血液病理学の講義を聞いたそうだ。
松山の青山淳平さんから、修復腎移植をテーマにした小説『春雷』はヤマ場の構成を練り直し、仕上げたいというメールをいただいた。期待している。
宇和島の近藤先生からは、『極東のガラパゴス島で:慢性腎不全の医療人類学』完成原稿の「あとがき」稿をお送りいただいた。
近く有名な出版社の企画会議に、ベテラン編集者による企画書が出される予定だ。
こうしてみると、私の『第三の移植』の完成がいちばん遅れている。「愚図の大忙し」だからだ。
今年は、生命倫理学会と協力して、修復腎移植に反対する「移植学会」の幹部との公開討論会をぜひ実現したいと思っている。
ある筋から北海道で移植医療にとり組んでいる方のメールが転送されてきた。
重要な内容を含んでいるので一部を紹介する。
<高知医療センター名誉センター長の堀見忠司先生を中心に、実は昨年11月に「四国移植医療推進協議会」の設立準備委員会が既に発足しております。これで四国4県が一つになり、北海道のように皆が協力して前進してくれるものと信じています。特に愛媛県は5-6年前は国内でも有数な献腎実績があり、今後を期待しています。
ひいては、それが堀見先生も私も尊敬している万波先生を支援する大きな力になると思います。
今年中には真の「中国・四国ブロック」が出来上がるのではと考えています。
帰国当初は、日本でも厚生省や移植学会が移植医療推進の中心となると思い、色々働きかけましたが、ほとんど無理だと実感し、地方の現場から実績を積み上げる他に手段はないと考え、これまで15年間活動して来た次第です。
60数年前は軍人官僚が国・国民を犠牲にし、今は文人官僚や御用学者が駄目にしていると思います。
その為にも又日本の将来のためにも、地方が自立独立の気概で頑張らなければなりません。
日本の大学に奉職して16年。「大学」がつくづく嫌になりました。
4-5年前に研究をスタートし、この2年間余りで10例の肝移植患者に応用したところ、現在最初の4例で免疫抑制剤を中止することが出来ています。
恐らく来年からになると思いますが、国際共同研究にしようと話し合っています。狭い分野ですが、日本から発信できる貴重なものの一つになると確信しています。>
札幌には、移植学会副理事長大島伸一氏を、「日本医事新報」で、最初に批判した日本血液学会評議員下山龍志氏(「今日の輸血」,北大出版会の著者)もいる。
移植に関して「日本から発信できる貴重なもの」は、「修復腎移植」が第一である。
「中四国ブロック・センター」ができて、これを推進する母体となることを期待したい。
自宅に戻ったら、NKさんという広島大卒の外科医からも激励のメールが来ていた。学生のころ、私の血液病理学の講義を聞いたそうだ。
松山の青山淳平さんから、修復腎移植をテーマにした小説『春雷』はヤマ場の構成を練り直し、仕上げたいというメールをいただいた。期待している。
宇和島の近藤先生からは、『極東のガラパゴス島で:慢性腎不全の医療人類学』完成原稿の「あとがき」稿をお送りいただいた。
近く有名な出版社の企画会議に、ベテラン編集者による企画書が出される予定だ。
こうしてみると、私の『第三の移植』の完成がいちばん遅れている。「愚図の大忙し」だからだ。
今年は、生命倫理学会と協力して、修復腎移植に反対する「移植学会」の幹部との公開討論会をぜひ実現したいと思っている。
ある筋から北海道で移植医療にとり組んでいる方のメールが転送されてきた。
重要な内容を含んでいるので一部を紹介する。
<高知医療センター名誉センター長の堀見忠司先生を中心に、実は昨年11月に「四国移植医療推進協議会」の設立準備委員会が既に発足しております。これで四国4県が一つになり、北海道のように皆が協力して前進してくれるものと信じています。特に愛媛県は5-6年前は国内でも有数な献腎実績があり、今後を期待しています。
ひいては、それが堀見先生も私も尊敬している万波先生を支援する大きな力になると思います。
今年中には真の「中国・四国ブロック」が出来上がるのではと考えています。
帰国当初は、日本でも厚生省や移植学会が移植医療推進の中心となると思い、色々働きかけましたが、ほとんど無理だと実感し、地方の現場から実績を積み上げる他に手段はないと考え、これまで15年間活動して来た次第です。
60数年前は軍人官僚が国・国民を犠牲にし、今は文人官僚や御用学者が駄目にしていると思います。
その為にも又日本の将来のためにも、地方が自立独立の気概で頑張らなければなりません。
日本の大学に奉職して16年。「大学」がつくづく嫌になりました。
4-5年前に研究をスタートし、この2年間余りで10例の肝移植患者に応用したところ、現在最初の4例で免疫抑制剤を中止することが出来ています。
恐らく来年からになると思いますが、国際共同研究にしようと話し合っています。狭い分野ですが、日本から発信できる貴重なものの一つになると確信しています。>
札幌には、移植学会副理事長大島伸一氏を、「日本医事新報」で、最初に批判した日本血液学会評議員下山龍志氏(「今日の輸血」,北大出版会の著者)もいる。
移植に関して「日本から発信できる貴重なもの」は、「修復腎移植」が第一である。
「中四国ブロック・センター」ができて、これを推進する母体となることを期待したい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます