ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

反省だけなら猿でも出来る

2015-09-08 23:59:19 | お仕事
人生は、失敗も成功も、いつぱいいつぱい積み重なつて出来ています。
しかし、失敗しても、「反省だけなら猿でも出来る」です。
失敗を活かすとは、
失敗を二度と繰り返さないために、
よりよい成功に向けた、改革や改善、手順の見直しや工夫をすることです。
そうして始めて、失敗が活きるのです。

本年、宇和島牛鬼祭りで人身事故が発生し、その反省会で感じたことであります。
そもそも、山車の運行には、危険はつきものであります。
ただ、現代において事故が発生すると、主催者や運行者側にその責めが大きく負わされ、
対策が求められます。
もちろん、出し物の性格、歴史的・文化的・宗教的背景によって、その度合いは変わつてきますが、
被害に遭われた方に、真摯に対応して、再発防止に努める事が必要です。

知りあいの部会担当部長が、事故の分析と反省、対策を述べられました。
日ごろからお世話になつている先輩故、ひいき目に見てしまつているかも知れませんが、
今回の事故を活かし、再発防止に努め、よりよい祭りにすることができるのではないかと思いました。
特に、半被のない外人部隊に山車の運行をさせてしまうと、統制が取れていないが為に思わぬ事故
が発生するのではないかという分析。
近年、一部に、山車同士のかち合わせを練りの一つとする地域の影響を受けた(混同した輩の)ような運行が見えましたので、
いつかは事故が起こると思つていました。
今回、見物していた観客の方の大けがという事故でしたが、大きな山車の運行には事故はつきものであります。
今一度、運行ルールの見直しが必要でしょう。


事故関連以外でも、いくつかの指摘がありました。
和霊大祭の祭礼行事と、うわじま牛鬼まつりのイベント行事を混同した発言もありましたが、
こうした、様々な意見が出て、それを真面目に分析して次につなげてこそ、反省会の意味があると思います。

そう言う意味で、今回の反省会は有意義で、次に繋がるものになるのではないかと思いました。


冒頭の言葉は、1990年代前半の大鵬薬品のCMのキャッチコピーであります。
私自身の生き方にも活かしたい教訓です。

失敗を次に活かす。
そのために、大きく変えることも必要です。

行政の無謬を越えたもの、
イベントの計画などの新しい取組については、
行政が間違いを犯してはならない、間違いはないという範囲から出たもので、
間違うこともある、その時は見直せばよい。
そんな行政に変わるよう、意見していきたいと思います。

誤謬性というものを認めて始めて、行政もまた進化するのだと思います。

夕方は、JCの先輩のお通夜。
本会議中で明日の葬儀に出られませんので、お通夜に参列し、
明日は妻に代理を依頼。
会社もお取引頂いていまして、ご子息もJCです。
我が家も父の代からのつきあいで、河田のとんちゃんと親しまれた先輩です。
心からご冥福を祈り、ご家族のご心痛を察し申し上げ、お悔やみ申し上げます。



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