【田原総一郎とタバコ】1/13の夜、久しぶりにNHK教育テレビを見たら、「日本人はどう生きてきたか」という番組があり、田原総一郎が探訪者になり北一輝と大川周明を取りあげていた。二人とも社会主義から次第に国家社会主義に変わって行ったのがよくわかった。
10年ぶりぐらいに彼の声を聴いたが、少し嗄声(しわがれ声)がある。「声は歳をとらない」のが普通だ。
ひょっとして喉頭がんの初期かな?と思ったが、彼がスモーカーだという話は聞いたことがない。
「田原総一郎+タバコ」で検索したら、いくつか肯定の情報がヒットした。しかし「酒もタバコもやらない」という本人の言もある
< 2010/05/10 17:23「日本の裏金 (上)~首相官邸・外務省編」
古川利明著(元毎日新聞官邸詰記者) 第三書館
この領収書なしでよいという税金(機密費)は、好き勝手に使われているのが実態である。
北朝鮮にもっていかれたり、銀座のホステスに支払われていたり、マスコミ幹部に女を抱かすのにつかわれていたり、田原総一郎のタバコ代になっていたり、国会議員の飲み食い遊びに使われ、買収にも使われているということが書かれている>
これは文芸評論家「山崎行太郎:毒蛇山荘日記」というブログに読者から投稿されている記事にある。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100505/1272994199
私がこの元毎日記者の本を読んで、確認したわけではない。
「文藝春秋」2月号に田原が書いている随筆「理想の死に方」によると、
<現在78歳である。
42歳まで「テレビ番外地」(現、テレビ東京)のディレクターで「塀の上を走るが、決して中には落ちない」(注:「刑務所の塀の上を歩く」は、田中角栄について言われた言葉。脱法はするが違法はしないの意)という方針で番組を作っていた。
「日本最初のAV俳優としてセックスする羽目になった」とも書いている。
彦根市の高校卒業後、東京の大学に進学し、従姉と結婚したが、
30代後半に、日テレのアナウンサー村上節子とダブル不倫をし、妻の死後5年して再婚した。
前は妻とその妹が秘書役だったが、今は娘二人が女房役と秘書役を務めてくれている> とある。
彼の近著『塀の上を走れ』は未読だが、たぶん答え(スモーカーであるかどうか)は書いてないだろう。
しかし、メディア関係者や芸能人で酒もタバコもやらない人は珍しい。1958年大学入学なら、入学と同時に喫煙を始める学生は多かった。教師も止めなかった。竹村健一やビートたけしもオンエアの場面では吸っていないが、楽屋では吸っているだろう。田原もそうなのだろうか?
作家にも愛煙家が多い。脳細胞にもともとニコチン・レセプターがあり、タバコは脳細胞を活性化するので、中毒になりやすい。
私は運動性オンチだが音認知には敏感で、音程のちがいや声の変化は30年前のものを覚えている。
10年ぶりに会った恩師(内科)の嗄声(させい=しわがれ声)に気づき、それを指摘したらやはり喉頭がんだった。チェーンスモーカーだった。
30年ぶりに会った、病理から眼科に転向した後輩に「嗄声があるね」といったら、やはりヘビースモーカーだった。
昔の田原総一郎の声は、もっと明瞭で高かったように記憶している。
最近は、タバコと酒のダブル愛好家に食道がんが多いように思う。しかも過去のスモーカーにも見られる。
喫煙歴の公表がタブーになった。「日本医師会員」の喫煙率は男 12.5%、女 2.9%(2011/12調査「日本医師会喫煙意識調査」)だが、アンケートだから今のご時世に「吸う」と答えるのは「確信犯」か「政治犯」。多くは医師会が期待する答えを書いている可能性がある。
中村勘三郎はヘビースモーカーで愛飲家だった。友人のギリシア語に堪能なT君も同様だ。ともに食道がんで死んだ。
この場合、嗄声が出ないので発見が遅れる。
昨年亡くなった広島県医師会長も、勘三郎と同じような病気だった。喫煙はやめていたのに。
昔は奈良の熱い茶がゆが食道がんの原因だといわれていたが、「飲酒と喫煙」が上部食道粘膜を傷つけるのは間違いないので、病因としてはこちらが重要だろう。
私も、がんになるなら食道がんだろうと思っている。宗教学者の山折哲雄みたいに「死ぬなら餓死がよい」という人もいるから、近藤誠『がん放置療法』に従い、食えなくなって死ぬのもよいか、と思っている。
田原総一郎は学者でもないし、文章家でもない。『日本の戦争』(小学館, 2000)は「ちとレベルが…」と思っていたら、谷沢永一がコテンパンに批判した。
AMAZON古書価格は1~600円である。
NHK番組を見ていて困ったのは声が聞き取りにくいことだ。書く評論家なら声を失ってもパソコンで仕事できるが、しゃべる評論家は声が命だろう。
私の心配が杞憂であってほしい。
10年ぶりぐらいに彼の声を聴いたが、少し嗄声(しわがれ声)がある。「声は歳をとらない」のが普通だ。
ひょっとして喉頭がんの初期かな?と思ったが、彼がスモーカーだという話は聞いたことがない。
「田原総一郎+タバコ」で検索したら、いくつか肯定の情報がヒットした。しかし「酒もタバコもやらない」という本人の言もある
< 2010/05/10 17:23「日本の裏金 (上)~首相官邸・外務省編」
古川利明著(元毎日新聞官邸詰記者) 第三書館
この領収書なしでよいという税金(機密費)は、好き勝手に使われているのが実態である。
北朝鮮にもっていかれたり、銀座のホステスに支払われていたり、マスコミ幹部に女を抱かすのにつかわれていたり、田原総一郎のタバコ代になっていたり、国会議員の飲み食い遊びに使われ、買収にも使われているということが書かれている>
これは文芸評論家「山崎行太郎:毒蛇山荘日記」というブログに読者から投稿されている記事にある。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100505/1272994199
私がこの元毎日記者の本を読んで、確認したわけではない。
「文藝春秋」2月号に田原が書いている随筆「理想の死に方」によると、
<現在78歳である。
42歳まで「テレビ番外地」(現、テレビ東京)のディレクターで「塀の上を走るが、決して中には落ちない」(注:「刑務所の塀の上を歩く」は、田中角栄について言われた言葉。脱法はするが違法はしないの意)という方針で番組を作っていた。
「日本最初のAV俳優としてセックスする羽目になった」とも書いている。
彦根市の高校卒業後、東京の大学に進学し、従姉と結婚したが、
30代後半に、日テレのアナウンサー村上節子とダブル不倫をし、妻の死後5年して再婚した。
前は妻とその妹が秘書役だったが、今は娘二人が女房役と秘書役を務めてくれている> とある。
彼の近著『塀の上を走れ』は未読だが、たぶん答え(スモーカーであるかどうか)は書いてないだろう。
しかし、メディア関係者や芸能人で酒もタバコもやらない人は珍しい。1958年大学入学なら、入学と同時に喫煙を始める学生は多かった。教師も止めなかった。竹村健一やビートたけしもオンエアの場面では吸っていないが、楽屋では吸っているだろう。田原もそうなのだろうか?
作家にも愛煙家が多い。脳細胞にもともとニコチン・レセプターがあり、タバコは脳細胞を活性化するので、中毒になりやすい。
私は運動性オンチだが音認知には敏感で、音程のちがいや声の変化は30年前のものを覚えている。
10年ぶりに会った恩師(内科)の嗄声(させい=しわがれ声)に気づき、それを指摘したらやはり喉頭がんだった。チェーンスモーカーだった。
30年ぶりに会った、病理から眼科に転向した後輩に「嗄声があるね」といったら、やはりヘビースモーカーだった。
昔の田原総一郎の声は、もっと明瞭で高かったように記憶している。
最近は、タバコと酒のダブル愛好家に食道がんが多いように思う。しかも過去のスモーカーにも見られる。
喫煙歴の公表がタブーになった。「日本医師会員」の喫煙率は男 12.5%、女 2.9%(2011/12調査「日本医師会喫煙意識調査」)だが、アンケートだから今のご時世に「吸う」と答えるのは「確信犯」か「政治犯」。多くは医師会が期待する答えを書いている可能性がある。
中村勘三郎はヘビースモーカーで愛飲家だった。友人のギリシア語に堪能なT君も同様だ。ともに食道がんで死んだ。
この場合、嗄声が出ないので発見が遅れる。
昨年亡くなった広島県医師会長も、勘三郎と同じような病気だった。喫煙はやめていたのに。
昔は奈良の熱い茶がゆが食道がんの原因だといわれていたが、「飲酒と喫煙」が上部食道粘膜を傷つけるのは間違いないので、病因としてはこちらが重要だろう。
私も、がんになるなら食道がんだろうと思っている。宗教学者の山折哲雄みたいに「死ぬなら餓死がよい」という人もいるから、近藤誠『がん放置療法』に従い、食えなくなって死ぬのもよいか、と思っている。
田原総一郎は学者でもないし、文章家でもない。『日本の戦争』(小学館, 2000)は「ちとレベルが…」と思っていたら、谷沢永一がコテンパンに批判した。
AMAZON古書価格は1~600円である。
NHK番組を見ていて困ったのは声が聞き取りにくいことだ。書く評論家なら声を失ってもパソコンで仕事できるが、しゃべる評論家は声が命だろう。
私の心配が杞憂であってほしい。
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