ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【第12例目修復腎移植】難波先生より

2013-04-01 12:39:13 | 修復腎移植
【第12例目修復腎移植】「愛媛新聞」が3/29(金)に宇和島徳洲会病院で第12例目の修復腎移植が行われたことを報じている。
 http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101201303307512.html

 <ドナー(提供者)は小径腎がんの県外の70代男性。レシピエント(被移植者)は候補者5人のうち、CKD(慢性腎不全)で人工透析を受けている岐阜県の50代男性。  29日午前11時ごろから県外の病院で腎臓を摘出後、午後6時半ごろから宇和島徳洲会病院で万波誠医師らが腫瘍を除去し移植した。ドナー、レシピエントともに経過は順調>という。


「毎日」は宇和島通信員の川上記者が書いている。
 http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130330ddlk38040697000c.html


 昨年の8/10に「第三者間11例目」が実施されて以来、半年間中断があったが、再開されて悦ばしい。
 2009年12/30に第1例が実施されて以来、「臨床研究」はすでに3年3ヶ月に及ぶ。「臨床研究」は「先進医療」としての認可を得るためのもので、先進医療部分は自己負担、それ以外が保険診療適応になるにすぎないから、普通は5~7例で認可される。
 そうなっていないのは、間に「第二腎臓売買事件」(臨床研究とは無関係)がからみ、日本移植学会が執拗に反対しているからに他ならない。


 私は「アベノミクス」を信用しないが、新しい医療が今後の日本経済を支える重要な支柱となることは間違いないと思う。
 この再開が徳洲会の変わらぬ基本姿勢を示し、30万人を超えるCKD患者を1人でも減らし、患者のQOLを高めることにつながることを期待したい。



 中国では死刑囚の「オンデマンド処刑」が行われているとのドイツ誌記事を「大紀元」が要約紹介している。
 http://www.epochtimes.jp/jp/2013/03/html/d63728.html
 最高裁(中国は二審制)が再審を決定した死刑囚の処刑が行われたという。臓器は人民軍の外貨稼ぎの資源となっている。
 日本から移植のために渡航するCKD患者もいるに違いない。これらを止めさせるためにも「修復腎移植」を広める必要がある。

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