【新聞切り抜き】
面白い記事があったら切りき、クリアホルダーに保存しておく。10/18(土)の4新聞は「毎日」の書籍広告と「産経」の記事7本と「中国」の1本しか値するものがなかった。
毎日=集英社新書の広告、
中国=広島大病院にやっと小児がん治療のために「家族宿泊施設」ができるという記事。
1980年に、米メンフィスの「セント・ジュード小児病院」を訪問した。ここは世界的に有名な小児専門病院で、なかでも小児がんの治療で有名だ。で、ここには「家族用のホテル」があると聞いてびっくりした。病院の建物も大半は個人寄付で、壁には寄付者の名前を刻んだタイルがずらりと並べられていた。
このアイデアを学長に話したら、「佐竹メモリアル・ホール」を作る際には、ホールの椅子の背には寄付者のネームプレートを取り付けることになった。切り抜いたのは「今頃こんなことをやっているの?」と恥かしかったからだ。
家に来る新聞販売店主が「産経がいちばん面白い」という。産経から切り抜いたのは、
①「従軍慰安婦」を「軍の強制と載せている主な国語辞典の記述の比較をした記事:
②ノーベル賞受賞・中村修二UCLA(サンタバーバラ校)教授のインタビュー:
③連載「記者訴追:韓国に問う」の江川紹子「安心して付き合えぬ<情治国家>」という談話記事:
(彼女は「朝日検証委員会」の委員だ。)
④経済欄の「原油、予想外の急落。ガソリン13週連続、値下げ」と「国債購入、予定額に届かず、日銀目標に逆風」という記事:
⑤ソウル駐在の黒田勝弘記者の「緯度経度」コラム、「吉田証言はウソ、通ぜず」。韓国では「日本では朝日がいじめられている」という話がしきりで、「政府は知恵を出して朝日を助けるべきだ」という論評まで登場しているが、「韓国政府に支援されたら、朝日はますます苦境に陥るだろう」と指摘している。
⑥「奴隷制復活」を宣言した「イスラム国」の戦闘員になろうとした北大生を援助した元大学教授(54)(イスラム法専門)に関する実名報道:(「週刊新潮」10/23号も実名、元同志社大教授と報じている。)
⑦韓国16人死亡の崩落事故:「中国」のものは写真がモノクロで、換気口が「格子」ではなく「網」だということがはっきりしない。写真は「聯合=共同」とどちらも同じなのに。
以上の7本。いずれも他紙では読めない記事だ。
なお、手元の国語辞書によると
岩波『広辞苑第4版』(1991)には「慰安婦」=<戦地の将兵を慰安する女性>とだけあり、「従軍慰安婦」はない。現行の第6版には「従軍慰安婦」がある。
三省堂『大辞林・初版』(1988)には両項目ともない。
小学館『国語大辞典』(1988)には「慰安婦」=<戦地で将兵を相手に売春した女性>とあり、「従軍慰安婦」は載っていない。
『朝日現代用語:知恵蔵1999、創刊10周年』には「従軍慰安婦」が索引で4箇所にあり、項目052「従軍慰安婦」(64行)で051「昭和天皇」(28行)の下に、それよりも行数が多く2段にわたる記載があり、「軍隊において主に軍人を対象とした性的奴隷制度。」という文言から始まっていた。驚いた。これは朝日新聞社の刊行である。
10/19「産経」に一面全部を使い、秦郁彦のインタビュー記事がのっていた。秦は1992/3に済州島の現地調査を行い、「吉田清治による慰安婦狩り」虚偽であると明らかにした学者だ。その秦が、慰安婦の証言を最初に報じた朝日の植村隆記者は、「(慰安婦の)テープを聴いたとあるが、聴かせてもらったのかダビングしたのか、実物が社に残っているのか不明だ。実際に元慰安婦に会いもせず、テープだけをもとに報じるのは(本人確認ができず)報道のイロハに反する」と指摘している。また「朝日は変わらないだろう」とも。
「週刊文春」10/23号の「櫻井よし子vs西岡力の対談で、櫻井が「朝日はなぜテープを公開しないのか」と同じ疑問を提起している。これに西岡は「朝日は、吉田証言は外部の人間だから虚言だったと切り捨てる一方で、植村報道は内部の人間だからあくまで守るという思惑がある。記者の捏造が明らかになれば、当時の編集幹部の責任だけでなく、朝日本体を揺るがす事件になる」と「私は確信した」と述べている。
「そんなこともあるまい…」とコンビニで10/19(日) の「朝日」を買ってきたら,社説に「慰安婦問題:貴重な(アジア)女性基金の精神」とあり、外務省がHPから「アジア女性基金」の記述を誤りが多いとして削除したことを批判していた。秦氏のいうように「朝日は変わらない」というのが事実のようだ。
この日の「産経」、「毎日」の記事によると公益社団法人「新聞通信調査会」の世論調査で、「新聞の信頼感は低い」とする意見が昨年の5.6%からこの夏10.2%とほぼ倍加したという。これは「業界団体」なので、「新聞を読んでいる人」だけを対象(18歳以上の男女5000人、回答率65.4%)としたと思われるが、それは書いてない。
面白い記事があったら切りき、クリアホルダーに保存しておく。10/18(土)の4新聞は「毎日」の書籍広告と「産経」の記事7本と「中国」の1本しか値するものがなかった。
毎日=集英社新書の広告、
中国=広島大病院にやっと小児がん治療のために「家族宿泊施設」ができるという記事。
1980年に、米メンフィスの「セント・ジュード小児病院」を訪問した。ここは世界的に有名な小児専門病院で、なかでも小児がんの治療で有名だ。で、ここには「家族用のホテル」があると聞いてびっくりした。病院の建物も大半は個人寄付で、壁には寄付者の名前を刻んだタイルがずらりと並べられていた。
このアイデアを学長に話したら、「佐竹メモリアル・ホール」を作る際には、ホールの椅子の背には寄付者のネームプレートを取り付けることになった。切り抜いたのは「今頃こんなことをやっているの?」と恥かしかったからだ。
家に来る新聞販売店主が「産経がいちばん面白い」という。産経から切り抜いたのは、
①「従軍慰安婦」を「軍の強制と載せている主な国語辞典の記述の比較をした記事:
②ノーベル賞受賞・中村修二UCLA(サンタバーバラ校)教授のインタビュー:
③連載「記者訴追:韓国に問う」の江川紹子「安心して付き合えぬ<情治国家>」という談話記事:
(彼女は「朝日検証委員会」の委員だ。)
④経済欄の「原油、予想外の急落。ガソリン13週連続、値下げ」と「国債購入、予定額に届かず、日銀目標に逆風」という記事:
⑤ソウル駐在の黒田勝弘記者の「緯度経度」コラム、「吉田証言はウソ、通ぜず」。韓国では「日本では朝日がいじめられている」という話がしきりで、「政府は知恵を出して朝日を助けるべきだ」という論評まで登場しているが、「韓国政府に支援されたら、朝日はますます苦境に陥るだろう」と指摘している。
⑥「奴隷制復活」を宣言した「イスラム国」の戦闘員になろうとした北大生を援助した元大学教授(54)(イスラム法専門)に関する実名報道:(「週刊新潮」10/23号も実名、元同志社大教授と報じている。)
⑦韓国16人死亡の崩落事故:「中国」のものは写真がモノクロで、換気口が「格子」ではなく「網」だということがはっきりしない。写真は「聯合=共同」とどちらも同じなのに。
以上の7本。いずれも他紙では読めない記事だ。
なお、手元の国語辞書によると
岩波『広辞苑第4版』(1991)には「慰安婦」=<戦地の将兵を慰安する女性>とだけあり、「従軍慰安婦」はない。現行の第6版には「従軍慰安婦」がある。
三省堂『大辞林・初版』(1988)には両項目ともない。
小学館『国語大辞典』(1988)には「慰安婦」=<戦地で将兵を相手に売春した女性>とあり、「従軍慰安婦」は載っていない。
『朝日現代用語:知恵蔵1999、創刊10周年』には「従軍慰安婦」が索引で4箇所にあり、項目052「従軍慰安婦」(64行)で051「昭和天皇」(28行)の下に、それよりも行数が多く2段にわたる記載があり、「軍隊において主に軍人を対象とした性的奴隷制度。」という文言から始まっていた。驚いた。これは朝日新聞社の刊行である。
10/19「産経」に一面全部を使い、秦郁彦のインタビュー記事がのっていた。秦は1992/3に済州島の現地調査を行い、「吉田清治による慰安婦狩り」虚偽であると明らかにした学者だ。その秦が、慰安婦の証言を最初に報じた朝日の植村隆記者は、「(慰安婦の)テープを聴いたとあるが、聴かせてもらったのかダビングしたのか、実物が社に残っているのか不明だ。実際に元慰安婦に会いもせず、テープだけをもとに報じるのは(本人確認ができず)報道のイロハに反する」と指摘している。また「朝日は変わらないだろう」とも。
「週刊文春」10/23号の「櫻井よし子vs西岡力の対談で、櫻井が「朝日はなぜテープを公開しないのか」と同じ疑問を提起している。これに西岡は「朝日は、吉田証言は外部の人間だから虚言だったと切り捨てる一方で、植村報道は内部の人間だからあくまで守るという思惑がある。記者の捏造が明らかになれば、当時の編集幹部の責任だけでなく、朝日本体を揺るがす事件になる」と「私は確信した」と述べている。
「そんなこともあるまい…」とコンビニで10/19(日) の「朝日」を買ってきたら,社説に「慰安婦問題:貴重な(アジア)女性基金の精神」とあり、外務省がHPから「アジア女性基金」の記述を誤りが多いとして削除したことを批判していた。秦氏のいうように「朝日は変わらない」というのが事実のようだ。
この日の「産経」、「毎日」の記事によると公益社団法人「新聞通信調査会」の世論調査で、「新聞の信頼感は低い」とする意見が昨年の5.6%からこの夏10.2%とほぼ倍加したという。これは「業界団体」なので、「新聞を読んでいる人」だけを対象(18歳以上の男女5000人、回答率65.4%)としたと思われるが、それは書いてない。
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