【STAP報道検証8】
「泉ブログ」経由が多いと思われる「武田元介ブログ」のアクセスが200万件に近づいている。2Ch生物板「STAP細胞の懐疑点」のスレッドがPART389に達し、相変わらず徹夜状態で書き込みが行われている。約40万件の書き込みだ。ここはメディア関係者も書き込んでいるようだ。情報の細部に詳しい。
89 :浅見真規 ◆Xy1SDuGQ6I :2014/05/27(火) 00:26:58.91
>>83
日経サイエンス6月号で若山の発言としてT細胞のTCR再構成のアイデアは
西川氏のアイデアとなっている。
この前、広大生協になかったので未入手だが、西川伸一さんが「究極の体細胞マーカー」として「再構されたTCR遺伝子」を上げ、STAP細胞の証明として使うことを提案したとすれば、納得がいく。彼なら「免疫遺伝学」を十分に理解していたはずだ。
http://www.brh.co.jp/about/message/nishikawa.html
このもっとも重要なアイデアを提供した本人は、2本のネイチャー論文の共著者になっていないから、「STAP細胞の話」に初めからうさん臭さを感じていたのではないか。
JTがやっている「生命誌研究館」で「生物進化」に関する「思想家」としての仕事をやりたいとか。ここは岡田節人、中村桂子など理学部生物系の人が多く、医者は少ない。なんせ「タバコ免罪事業」だから…。西川氏のブログを読むと、ちと専門的だが面白い。
http://www.brh.co.jp/communication/shinka/
リボソームRNAの比較から得られたカール・ウーズの「生物3分類」には賛成だ。
栃内新ほか「新しい高校生物の教科書」(講談社ブルーバックス,2006)
D.サダヴァ他「アメリカ版大学生物学の教科書」(同上, 2010)
これらを見ると「生きもの」の分類の大枠が書いてなく、せいぜい「単細胞生物vs多細胞生物」、「原核細胞vs真核細胞」、「植物vs動物(光合成vs摂食)」という二分法が書いてある程度で、いきなり細かい話に行っている。
ヒトを「自然の階梯」の最上位に置いたのはアリストテレスだが、自然界を体系的に分類し「鉱物、植物、動物」という3「領地 (Regnum)」に分かったのはリンネだ。英語ではKingdom(王国)と訳され、日本語では「界」と訳された。
界の下の「門、綱、目、科、属、種」という6分類とホモ・サピエンスのような「2項命名法」も彼の発明だ。〔A.Rock「The Origins and Growth of Biology」(Pelican Book, 1964)〕
「真核細胞と細胞内小器官の起源」について「共生説」で重要な貢献をしたリン・マーギュリスの「生物五界分類」は、モネラ界、原生生物界、菌界という3界を新に設置しているので、複雑すぎる。〔L.マーギュリス他「五つの王国」(日経サイエンス社, 1987)〕
アリストテレスの思想を生かすなら、「界」の上位に新しく「始原体、細菌体、真核体」という三区分を設けるのが妥当だろう。これは「三ドメイン分類」として「岩波生物学辞典第五版」(2013)にも採用されている。「ドメイン(Domain)」という用語はすでに数学、物理学、ITで使用されており、Dominus(主、神)由来でもあるから、もちっとましな日本語にしてほしいもの。日本語では「三界(さんがい)」は「世界」を意味し、よい上位概念がないなあ。「体」がダメなら「宇」はどうだろう。「始原宇」、「細菌宇」、「真核宇」というのは上位概念としては悪くないように思えるが…
Archaeaの訳として「アーキアorアルケア」というのも芸がない。従来の「古細菌」がダメなら意訳して「始原体」としたらよかろうに。これには超好熱菌、超好酸菌、超好塩菌、メタン産生菌が含まれ、知られるかぎり、超過酷な38億年前の地球環境で最初に生きた「生命体」にもっとも近似している。
ヒトは「真核宇―動物界―原索動物門―脊椎動物亜門―哺乳綱―霊長目―真猿下目―狭鼻小目―ホモ科―ホモ属」に入るが、現存種は1種だけ。最大の絶滅危惧種だ。
西川先生の今後のご発展に期待している。
(ここまで書いてきたが心配になり、眼鏡を受け取りに行ったついでに、西条町駅の近くの森書店で「日経サイエンス」6月号を買ってきた。「STAP細胞は存在したのか」という記事があるが、内容は既知のことばかり。だが、「TCR再構成で元細胞を確認するアイデアを出したのは誰か」という詫摩雅子記者の質問に対して、若山照彦が「(2012まで理研CDB副センター長だった)西川(伸一)先生だ」と答えていて、2Ch情報の裏付けができた。コスト,1500円)
久し振りに「朝日」をスタンド買いしたら、カルピスの広告に乳酸飲料「アルケア」というのが載っていた。アルケは「Arche=古い」という意味のギリシア語で、故角張さんの研究会社が「アルカ」だ。カルピスは「ケア」に「癒やす」という意味があるから商品名にしたであろう。
同じく「武田ブログ」の5/26【鹿鳴荘便り】に、
Unknown (Unknown)2014-05-28 02:16
<小保方氏側が提出した「弁明書」は読まれましたでしょうか?>
と書き込んだ方は、「世界報道検証」ブログを見た人で、「世に倦む日々」ブログの著者だとクラウドから通知があったが、それで間違いないのだろうか?
誰かは問わないが、「弁明書」本体があるURLを引用してもらえると助かりますが…
さてその「朝日」だが、2006年11月以来の「病気腎移植」(修復腎移植)騒動の時にもひどかった…
「これで医療といえるか」(朝日06/11/5社説)
「移植患者選びは恣意的、万波医師<気まぐれ>」(朝日11/6夕刊)
「医療としての妥当性が問われる」(読売06/11/7社説)
と、あの「読売」の先を走ってバッシングした。あの頃は記者名が載らず、書き放題だったから…。今回買った「朝日」記事には「理研に解雇回避、要請。小保方氏側が弁明書」(福島慎吾)と記者名が載っていた。「朝日」もやっと方針変換したらしい。記者のクレジットを入れると、報道内容の質は確実に向上する。
もうひとつ2Chのネット記事で
440 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/27(火) 08:40:07.69
BSIが伊藤正男の孫弟子・ひ孫弟子みたいなやつらを優遇する人事で腐ってきた時は、利根川進への交替が行われて、なんとか形が保たれたが
CDBの場合はセンター長候補の筆頭の些細が渦中の人で他に候補がいないw
伊藤正男は東大医生理学の教授だった人で、脳科学の研究者。BSIは「脳科学研究所」のことだろう。よくは知らないが。
利根川は「遺伝子再構成」の研究でノーベル賞をもらった後、フランシス・クリックの後追いで、脳科学に移った。TCR遺伝子再構成にもっとも詳しい人物のはずなのに、どうしてメディアがコメントをとらないのか不思議だったが、まだMIT教授と兼任だった。
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%88%A9%E6%A0%B9%E5%B7%9D%E9%80%B2&oq=%E3%81%A8%E3%81%AD%E3%81%8C%E3%82%8F&aqs=chrome.2.69i57j0l5.5942j0j8&sourceid=chrome&es_sm=119&ie=UTF-8
338 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/27(火) 06:48:
「日本版NIH」体制整える法律成立
独立行政法人「日本医療研究開発機構」を設立し、各省庁に分かれている研究開発予算を一元的に管理して、大学や研究所に配分することなどが盛り込まれています。
法律は、23日の参議院本会議で採決が行われた結果、自民・公明両党と、
民主党、日本維新の会、結いの党、生活の党、新党改革などの賛成多数で可決され、成立しました。
法律の成立を受けて、政府は、来年4月に「日本医療研究開発機構」を設立し、基礎研究から製品化までを一体的に推進することにしています。
5月23日 14時24分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140523/k10014670821000.html
「日本版NIH」は民業を圧迫する「国家独占企業」のことか?
本家とは大いに違うなあ…、これも「羊頭狗肉」か。
349 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/27(火) 06:58:53.72
>>343 GLP準拠の研究不正防止関連法で研究不正が規制されるからね
同じ金を使うならガバナンスのある機関で使うべきとなる
研究公正局も立ち上げる
これに理研は反論出来るかね~?
438 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/27(火) 08:35:58.62
CDB解体解散でほぼ決まりなんだろうな。
もったいない話だけどね。
キチガイ女一人、シェーンの時のようにきっちり調査報告にまとめて断罪すれば、組織としても十分に生き残れたのに。
あとは理研本体がどこまで改変されるかだな。
今CDBにいる研究者はどう思ってるんだろうね。この状況でまともに研究できるような図太い神経 の持ち主なんているのかな?
「研究公正局」の立ち上げには賛成だ。不正が生じる分野は予測できる。
「白川の清きに魚も棲みかねて、もとの濁りの田沼ぞ恋しき」
原子力、バイオ、医薬、健康食品etcが、雑魚の増殖するプールだろう。
そういうところに、正義感のあるポスドクを研究公正局の担当部局に配置すればよいのだ。失業対策兼予算の不正使用防止策だ。
気の毒だがCDBは「初期化」して、けじめをつけるべきだろう。ガバナンス(組織統治)と危機管理がなっていなかった。もちろん理事長の責任も問われる。
本当に優秀な人はどこでもやって行けるから、縁故採用でない人は心配しないでよい。
5/28家内と夕食に出かけ、もどって「小保方第2論文」撤回のニュースをネットで知った。これは第1論文を踏まえて書かれたもので、メインの第1論文の撤回ではない。「MSN産経」記事が一番長いので読んだ。他紙は「チラ出し」記事なので読まない。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140528/scn14052817270003-n1.htm
この「責任著者」というのがわからない。「Corresponding Authhor(CA)」のことか?
第1論文(Article)のCAは、小保方晴子とC.ヴァカンティ、
第2論文(Letter)のCAは、小保方と若山照彦、笹井芳樹となっている。
両論文の執筆者はともに「小保方と笹井」。責任著者はこの二人だろうが、メディアはちゃんと報道しない。
著者序列は第1論文=小保方、若山、笹井、小島、MPヴァカンティ、丹羽、大和、CAヴァカンティ。第2論文は=小保方、笹井、丹羽、門田、M アンドラビ、高田、所、寺下、米村、CAヴァカンティ、若山となっている。論文引用ではトップ3人までしか引用されないから、序列には執筆者笹井俊樹の「計算」が入っている。若山はもう「蚊帳の外」だ。
2つの論文は投稿日2013/3/10、受理日2013/12/10、掲載日2014/1/30とまったく同一である。第2論文の若山の連絡先は理研になっているが、受理日にはもう山梨大に移籍していた。彼が校正刷りを見せられていたら、訂正したはずだ。第2論文には第1論文の文献引用まで行われている。内容はもっと密接に相互依存している。片方が偽なら他方が真であることはありえない。小保方も理研も往生際が悪いなあ…
http://mainichi.jp/select/news/20140529k0000m040166000c.html
11人の著者がいる第2論文の撤回話しがまとまり、「捏造判定」が出ている8人の著者の第1論文が撤回できないとは…。まだ裏に事情があると見るのが妥当だろう。
【集合知】について「買いたい新書」書評で論じ、
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1397627257
4/30メルマガの【濡れ衣】で「山中論文疑惑」にふれ、
<ネットの「集合知」は今のところ、問題を指摘する作業には威力を発揮するが、物事を建設的な方向にまとめるのは、まだ不完全なようだ>と書いた。
「日経サイエンス」6月号のH.ガーナ―(ヴァージニア工大)「論文盗用を見つけ出す」(p.63-66)という論文が「ウィキペディア・モデル」を提唱している。
まだ完全に読み込んでいないが、権威主義を廃し、知性(知識)と理性(論理)で集合知を建設的に働かせるには、検討に値する方式かもしれない。ウィキ方式の「建設的提言」だ。いずれあらためて「建設的集合知」のあり方を論じたい。
実現すれば専門家だの、進歩的知識人だのによる「えせ権威の時代」が終わるだろう。
わずか4頁の論文なので、図書館でコピーを入手してお読みいただければと思う。
2Ch「STAP細胞の懐疑点Part397」にあった意見:
<04. 2014年5月23日 09:20:35 : 1dDp7HvinY
いや~、ネットの力は物凄いね。
国民の血税にたかりまくるシロアリのしでかしたSTAP騒動の報道について、既得権益の御用達である大手ダマスゴミの報道は糞にもならない腐りきったものである。国民の目を核心からそらし、既得権益にまたご褒美を頂こうとしているような報道ばかりだ。
それに引き換え、ネットは凄い。真相に核心に迫りくるっている。
ほとんどの国民が昔のように既得権益の御用達である大手ダマスゴミの報道ぐらいにしか接することができなかったのであれば、シロアリにまんまと利権を貪られ逃げられていたであろう。しかし今は違う。国民は国民の敵である大手ダマスゴミなんかには騙されない。
シロアリたちは完全に包囲されるのではなかろうか。アベノミクスの再生医療検討委員会関係、理研関係、セルシード関係、証券取引監視委員会関係、東京女子医大関係、早稲田理工関係、奨学金選考関係、留学推薦選考関係などSTAP騒動の骨格が誰の目にもだんだんと瞭然となってきた。>
この「シロアリ」は上記狂歌の「雑魚」と同じ意味だ。利権にたかる人と企業。
従来の2Chは感情的応酬と破壊的意見が多く、「野次馬評論」の域を出なかったが、STAP騒動では違った。「ネチズン(ネット市民)」の「成熟」を思わせるところが多々あった。
アナーキーな情報提示の中から、秩序だった建設的な意見が集約されてくれば、それが「混沌からの秩序」つまりオートポイエシス(自己創発)であり、「建設的な集合知」の可能性が出てくるだろう。
上記意見は、TV、新聞に対する嫌悪感をあらわにしていて、関係者にはショッキングなのではないか。紙メディアもネットから多くの情報を得ているので、メディアのあり方にとっても、今回の事件は大きな転換点となるだろう。相互に記事転載をやれば、数百万の部数は必要ない。現状では「大本営発表」のたれ流しになり、ファシズムの温床になるだけだ。
157 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/29(木) 01:38:02.42
>>153 再放送でなくて新規でやってほしい
NHKドキュメンタリー:「日本科学史上空前の論文捏造」
受信料を払っている割にはめったに見ない局だが、これはぜひやって欲しいもの。
「泉ブログ」経由が多いと思われる「武田元介ブログ」のアクセスが200万件に近づいている。2Ch生物板「STAP細胞の懐疑点」のスレッドがPART389に達し、相変わらず徹夜状態で書き込みが行われている。約40万件の書き込みだ。ここはメディア関係者も書き込んでいるようだ。情報の細部に詳しい。
89 :浅見真規 ◆Xy1SDuGQ6I :2014/05/27(火) 00:26:58.91
>>83
日経サイエンス6月号で若山の発言としてT細胞のTCR再構成のアイデアは
西川氏のアイデアとなっている。
この前、広大生協になかったので未入手だが、西川伸一さんが「究極の体細胞マーカー」として「再構されたTCR遺伝子」を上げ、STAP細胞の証明として使うことを提案したとすれば、納得がいく。彼なら「免疫遺伝学」を十分に理解していたはずだ。
http://www.brh.co.jp/about/message/nishikawa.html
このもっとも重要なアイデアを提供した本人は、2本のネイチャー論文の共著者になっていないから、「STAP細胞の話」に初めからうさん臭さを感じていたのではないか。
JTがやっている「生命誌研究館」で「生物進化」に関する「思想家」としての仕事をやりたいとか。ここは岡田節人、中村桂子など理学部生物系の人が多く、医者は少ない。なんせ「タバコ免罪事業」だから…。西川氏のブログを読むと、ちと専門的だが面白い。
http://www.brh.co.jp/communication/shinka/
リボソームRNAの比較から得られたカール・ウーズの「生物3分類」には賛成だ。
栃内新ほか「新しい高校生物の教科書」(講談社ブルーバックス,2006)
D.サダヴァ他「アメリカ版大学生物学の教科書」(同上, 2010)
これらを見ると「生きもの」の分類の大枠が書いてなく、せいぜい「単細胞生物vs多細胞生物」、「原核細胞vs真核細胞」、「植物vs動物(光合成vs摂食)」という二分法が書いてある程度で、いきなり細かい話に行っている。
ヒトを「自然の階梯」の最上位に置いたのはアリストテレスだが、自然界を体系的に分類し「鉱物、植物、動物」という3「領地 (Regnum)」に分かったのはリンネだ。英語ではKingdom(王国)と訳され、日本語では「界」と訳された。
界の下の「門、綱、目、科、属、種」という6分類とホモ・サピエンスのような「2項命名法」も彼の発明だ。〔A.Rock「The Origins and Growth of Biology」(Pelican Book, 1964)〕
「真核細胞と細胞内小器官の起源」について「共生説」で重要な貢献をしたリン・マーギュリスの「生物五界分類」は、モネラ界、原生生物界、菌界という3界を新に設置しているので、複雑すぎる。〔L.マーギュリス他「五つの王国」(日経サイエンス社, 1987)〕
アリストテレスの思想を生かすなら、「界」の上位に新しく「始原体、細菌体、真核体」という三区分を設けるのが妥当だろう。これは「三ドメイン分類」として「岩波生物学辞典第五版」(2013)にも採用されている。「ドメイン(Domain)」という用語はすでに数学、物理学、ITで使用されており、Dominus(主、神)由来でもあるから、もちっとましな日本語にしてほしいもの。日本語では「三界(さんがい)」は「世界」を意味し、よい上位概念がないなあ。「体」がダメなら「宇」はどうだろう。「始原宇」、「細菌宇」、「真核宇」というのは上位概念としては悪くないように思えるが…
Archaeaの訳として「アーキアorアルケア」というのも芸がない。従来の「古細菌」がダメなら意訳して「始原体」としたらよかろうに。これには超好熱菌、超好酸菌、超好塩菌、メタン産生菌が含まれ、知られるかぎり、超過酷な38億年前の地球環境で最初に生きた「生命体」にもっとも近似している。
ヒトは「真核宇―動物界―原索動物門―脊椎動物亜門―哺乳綱―霊長目―真猿下目―狭鼻小目―ホモ科―ホモ属」に入るが、現存種は1種だけ。最大の絶滅危惧種だ。
西川先生の今後のご発展に期待している。
(ここまで書いてきたが心配になり、眼鏡を受け取りに行ったついでに、西条町駅の近くの森書店で「日経サイエンス」6月号を買ってきた。「STAP細胞は存在したのか」という記事があるが、内容は既知のことばかり。だが、「TCR再構成で元細胞を確認するアイデアを出したのは誰か」という詫摩雅子記者の質問に対して、若山照彦が「(2012まで理研CDB副センター長だった)西川(伸一)先生だ」と答えていて、2Ch情報の裏付けができた。コスト,1500円)
久し振りに「朝日」をスタンド買いしたら、カルピスの広告に乳酸飲料「アルケア」というのが載っていた。アルケは「Arche=古い」という意味のギリシア語で、故角張さんの研究会社が「アルカ」だ。カルピスは「ケア」に「癒やす」という意味があるから商品名にしたであろう。
同じく「武田ブログ」の5/26【鹿鳴荘便り】に、
Unknown (Unknown)2014-05-28 02:16
<小保方氏側が提出した「弁明書」は読まれましたでしょうか?>
と書き込んだ方は、「世界報道検証」ブログを見た人で、「世に倦む日々」ブログの著者だとクラウドから通知があったが、それで間違いないのだろうか?
誰かは問わないが、「弁明書」本体があるURLを引用してもらえると助かりますが…
さてその「朝日」だが、2006年11月以来の「病気腎移植」(修復腎移植)騒動の時にもひどかった…
「これで医療といえるか」(朝日06/11/5社説)
「移植患者選びは恣意的、万波医師<気まぐれ>」(朝日11/6夕刊)
「医療としての妥当性が問われる」(読売06/11/7社説)
と、あの「読売」の先を走ってバッシングした。あの頃は記者名が載らず、書き放題だったから…。今回買った「朝日」記事には「理研に解雇回避、要請。小保方氏側が弁明書」(福島慎吾)と記者名が載っていた。「朝日」もやっと方針変換したらしい。記者のクレジットを入れると、報道内容の質は確実に向上する。
もうひとつ2Chのネット記事で
440 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/27(火) 08:40:07.69
BSIが伊藤正男の孫弟子・ひ孫弟子みたいなやつらを優遇する人事で腐ってきた時は、利根川進への交替が行われて、なんとか形が保たれたが
CDBの場合はセンター長候補の筆頭の些細が渦中の人で他に候補がいないw
伊藤正男は東大医生理学の教授だった人で、脳科学の研究者。BSIは「脳科学研究所」のことだろう。よくは知らないが。
利根川は「遺伝子再構成」の研究でノーベル賞をもらった後、フランシス・クリックの後追いで、脳科学に移った。TCR遺伝子再構成にもっとも詳しい人物のはずなのに、どうしてメディアがコメントをとらないのか不思議だったが、まだMIT教授と兼任だった。
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%88%A9%E6%A0%B9%E5%B7%9D%E9%80%B2&oq=%E3%81%A8%E3%81%AD%E3%81%8C%E3%82%8F&aqs=chrome.2.69i57j0l5.5942j0j8&sourceid=chrome&es_sm=119&ie=UTF-8
338 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/27(火) 06:48:
「日本版NIH」体制整える法律成立
独立行政法人「日本医療研究開発機構」を設立し、各省庁に分かれている研究開発予算を一元的に管理して、大学や研究所に配分することなどが盛り込まれています。
法律は、23日の参議院本会議で採決が行われた結果、自民・公明両党と、
民主党、日本維新の会、結いの党、生活の党、新党改革などの賛成多数で可決され、成立しました。
法律の成立を受けて、政府は、来年4月に「日本医療研究開発機構」を設立し、基礎研究から製品化までを一体的に推進することにしています。
5月23日 14時24分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140523/k10014670821000.html
「日本版NIH」は民業を圧迫する「国家独占企業」のことか?
本家とは大いに違うなあ…、これも「羊頭狗肉」か。
349 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/27(火) 06:58:53.72
>>343 GLP準拠の研究不正防止関連法で研究不正が規制されるからね
同じ金を使うならガバナンスのある機関で使うべきとなる
研究公正局も立ち上げる
これに理研は反論出来るかね~?
438 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/27(火) 08:35:58.62
CDB解体解散でほぼ決まりなんだろうな。
もったいない話だけどね。
キチガイ女一人、シェーンの時のようにきっちり調査報告にまとめて断罪すれば、組織としても十分に生き残れたのに。
あとは理研本体がどこまで改変されるかだな。
今CDBにいる研究者はどう思ってるんだろうね。この状況でまともに研究できるような図太い神経 の持ち主なんているのかな?
「研究公正局」の立ち上げには賛成だ。不正が生じる分野は予測できる。
「白川の清きに魚も棲みかねて、もとの濁りの田沼ぞ恋しき」
原子力、バイオ、医薬、健康食品etcが、雑魚の増殖するプールだろう。
そういうところに、正義感のあるポスドクを研究公正局の担当部局に配置すればよいのだ。失業対策兼予算の不正使用防止策だ。
気の毒だがCDBは「初期化」して、けじめをつけるべきだろう。ガバナンス(組織統治)と危機管理がなっていなかった。もちろん理事長の責任も問われる。
本当に優秀な人はどこでもやって行けるから、縁故採用でない人は心配しないでよい。
5/28家内と夕食に出かけ、もどって「小保方第2論文」撤回のニュースをネットで知った。これは第1論文を踏まえて書かれたもので、メインの第1論文の撤回ではない。「MSN産経」記事が一番長いので読んだ。他紙は「チラ出し」記事なので読まない。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140528/scn14052817270003-n1.htm
この「責任著者」というのがわからない。「Corresponding Authhor(CA)」のことか?
第1論文(Article)のCAは、小保方晴子とC.ヴァカンティ、
第2論文(Letter)のCAは、小保方と若山照彦、笹井芳樹となっている。
両論文の執筆者はともに「小保方と笹井」。責任著者はこの二人だろうが、メディアはちゃんと報道しない。
著者序列は第1論文=小保方、若山、笹井、小島、MPヴァカンティ、丹羽、大和、CAヴァカンティ。第2論文は=小保方、笹井、丹羽、門田、M アンドラビ、高田、所、寺下、米村、CAヴァカンティ、若山となっている。論文引用ではトップ3人までしか引用されないから、序列には執筆者笹井俊樹の「計算」が入っている。若山はもう「蚊帳の外」だ。
2つの論文は投稿日2013/3/10、受理日2013/12/10、掲載日2014/1/30とまったく同一である。第2論文の若山の連絡先は理研になっているが、受理日にはもう山梨大に移籍していた。彼が校正刷りを見せられていたら、訂正したはずだ。第2論文には第1論文の文献引用まで行われている。内容はもっと密接に相互依存している。片方が偽なら他方が真であることはありえない。小保方も理研も往生際が悪いなあ…
http://mainichi.jp/select/news/20140529k0000m040166000c.html
11人の著者がいる第2論文の撤回話しがまとまり、「捏造判定」が出ている8人の著者の第1論文が撤回できないとは…。まだ裏に事情があると見るのが妥当だろう。
【集合知】について「買いたい新書」書評で論じ、
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1397627257
4/30メルマガの【濡れ衣】で「山中論文疑惑」にふれ、
<ネットの「集合知」は今のところ、問題を指摘する作業には威力を発揮するが、物事を建設的な方向にまとめるのは、まだ不完全なようだ>と書いた。
「日経サイエンス」6月号のH.ガーナ―(ヴァージニア工大)「論文盗用を見つけ出す」(p.63-66)という論文が「ウィキペディア・モデル」を提唱している。
まだ完全に読み込んでいないが、権威主義を廃し、知性(知識)と理性(論理)で集合知を建設的に働かせるには、検討に値する方式かもしれない。ウィキ方式の「建設的提言」だ。いずれあらためて「建設的集合知」のあり方を論じたい。
実現すれば専門家だの、進歩的知識人だのによる「えせ権威の時代」が終わるだろう。
わずか4頁の論文なので、図書館でコピーを入手してお読みいただければと思う。
2Ch「STAP細胞の懐疑点Part397」にあった意見:
<04. 2014年5月23日 09:20:35 : 1dDp7HvinY
いや~、ネットの力は物凄いね。
国民の血税にたかりまくるシロアリのしでかしたSTAP騒動の報道について、既得権益の御用達である大手ダマスゴミの報道は糞にもならない腐りきったものである。国民の目を核心からそらし、既得権益にまたご褒美を頂こうとしているような報道ばかりだ。
それに引き換え、ネットは凄い。真相に核心に迫りくるっている。
ほとんどの国民が昔のように既得権益の御用達である大手ダマスゴミの報道ぐらいにしか接することができなかったのであれば、シロアリにまんまと利権を貪られ逃げられていたであろう。しかし今は違う。国民は国民の敵である大手ダマスゴミなんかには騙されない。
シロアリたちは完全に包囲されるのではなかろうか。アベノミクスの再生医療検討委員会関係、理研関係、セルシード関係、証券取引監視委員会関係、東京女子医大関係、早稲田理工関係、奨学金選考関係、留学推薦選考関係などSTAP騒動の骨格が誰の目にもだんだんと瞭然となってきた。>
この「シロアリ」は上記狂歌の「雑魚」と同じ意味だ。利権にたかる人と企業。
従来の2Chは感情的応酬と破壊的意見が多く、「野次馬評論」の域を出なかったが、STAP騒動では違った。「ネチズン(ネット市民)」の「成熟」を思わせるところが多々あった。
アナーキーな情報提示の中から、秩序だった建設的な意見が集約されてくれば、それが「混沌からの秩序」つまりオートポイエシス(自己創発)であり、「建設的な集合知」の可能性が出てくるだろう。
上記意見は、TV、新聞に対する嫌悪感をあらわにしていて、関係者にはショッキングなのではないか。紙メディアもネットから多くの情報を得ているので、メディアのあり方にとっても、今回の事件は大きな転換点となるだろう。相互に記事転載をやれば、数百万の部数は必要ない。現状では「大本営発表」のたれ流しになり、ファシズムの温床になるだけだ。
157 :名無しゲノムのクローンさん:2014/05/29(木) 01:38:02.42
>>153 再放送でなくて新規でやってほしい
NHKドキュメンタリー:「日本科学史上空前の論文捏造」
受信料を払っている割にはめったに見ない局だが、これはぜひやって欲しいもの。
毎日新聞が全文を載せていたので、それを読みましたが、原文をそのままスキャンした画像なのでよみにくいです。
以下のサイトの方が読みやすいと思います。
http://www.bengo4.com/topics/1561/
クラウドから通知、という意味が分かりませんでした。「世に倦む日々」は読んだ事がありますが、著者ではありません。
今日は日韓問題を討論するらしいが、もううんざりな課題である。
「ゼロからSTAP研究をやりなおそう」と
この問いかけを小保方氏が素直に受け入れていれば、弁護士など不要だったし、理研も責められる事はなかった。