愛光の進学実績を分析してみましょう。
現役の人数を主とし、浪人は除外します。
26年度の合格実績を基にしますが、例年概ね変わらぬ実績を上げているようです。
愛光は、旧帝国大学+東京工大・一橋+国公立医学部を目標とする進学校であるとしています。学部によっては、その他の大学と難易度が逆転しているところもありますが、とりあえず、「帝大+α」のくくりへは異論は無いとして進めましょう。
昨年のデータでは、
旧七帝大等 32名(内5名が医学部)(+浪人19名)
国公立医学部 27名(+浪人23名)
防衛医大と自治医大の合格者も居ますが、まず国公立医学部の合格者と重複していると考えました。
旧帝大の合格者の中には、医学部合格者が6名居ますが東北大学の1名が浪人生であることを除くと、現浪不明のため5名を現役とカウントしました。その場合、人数は重複しています。
以上から、どの程度の順位で愛光が目標としている大学に行けるのかを冷静に評価してみると良いでしょう。
60名から70位が下限で、60位以下だとかなり厳しい状況が見えます。
東大・京大・国公立医学部が、超一流だとすると 40~50位に入っておくことが必要です(昨年のデータで15+2+27=44名 一昨年で13+4+22=39名)。
ですから、順位目標として30位以内を目指すという以前からの目標は、近年の進学実績を見ても、正しいわけです。
もちろん、過去の数字では、国公立医学部の合格者の内最下位者が70位ほどまで出ていますから、3年次の4回のテスト結果と合格の相関に個人差はあります。
実力テストや対外模試等、一つ一つのテストの性格と受験の対象者を分析して、成績を見ていかなければなりません。
また、志望学部を早めに決めていくことは一致した指導です。ほとんどの生徒が、自分の気持ちの中では、決まったものが在るかもしれませんし、研究職等として取り組んでみたい事柄もおぼろげながら掴めているのだろうとも思います。
例えば、医師の資格があれば、週一のバイト仕事で生活費を自分で稼げます。また、研究職としての就職の選択の幅は広がり、人生の自由度はかなり広がっていきます。後の人生の選択肢を広げる為にも、医師資格は有効でしょう。
早期に、「東大か医学部」という漠然とした目標から、「医学部なのかそれとも医学にまったく関わらないその他の分野」で専門を極め、研究職を選択するのかを決めてはどうかと思います。
昨今の成績優秀者の医学部指向は顕著でありまして、クラスメイトでも半分以上が医学部を目指しているでしょうからわかると思いますが、医学部を目指す連中(特に家が医院を開業しているとかの理由で)は本気です。(他の補助教材や予備校等の利用を含めて)医学部を目指すとなると、かなり受験テクニックを身につけた連中が相手になります。東大志望にしても、何かの研究をしたいとか目標を持っている受験生が多く、医学部にも行けるけどやりたいことが他にあるからその他の学部を目指します。彼らも能力的にも学習意欲の面でも手強い相手です。だからこそ、私達も早めの目標設定をして、学習意欲を高めバックアップ体制を整備することが必要です。
次に、成績下位の者が、どういう受験結果しか出せていないか、具体的には、愛光が目標としていない大学で、県立の高校からでも合格する大学に行っている実態です。
国公立の現役合格は、24年が60人、25年が86人、26年が74人です。
如何でしょう。国公立に入るのは、三人に一人です。
この程度の合格なら、県内の公立の高校でも出している数字です。つまり、「愛光」の学業成績というのは、上位の2割程度で維持されていて、それ以下は公立の学校と同じような学校にしか合格しないのです。
愛光に通っているだけの人か、愛光生にふさわしい結果を出せる人か、その点を一度考えてみましょう。
現役の人数を主とし、浪人は除外します。
26年度の合格実績を基にしますが、例年概ね変わらぬ実績を上げているようです。
愛光は、旧帝国大学+東京工大・一橋+国公立医学部を目標とする進学校であるとしています。学部によっては、その他の大学と難易度が逆転しているところもありますが、とりあえず、「帝大+α」のくくりへは異論は無いとして進めましょう。
昨年のデータでは、
旧七帝大等 32名(内5名が医学部)(+浪人19名)
国公立医学部 27名(+浪人23名)
防衛医大と自治医大の合格者も居ますが、まず国公立医学部の合格者と重複していると考えました。
旧帝大の合格者の中には、医学部合格者が6名居ますが東北大学の1名が浪人生であることを除くと、現浪不明のため5名を現役とカウントしました。その場合、人数は重複しています。
以上から、どの程度の順位で愛光が目標としている大学に行けるのかを冷静に評価してみると良いでしょう。
60名から70位が下限で、60位以下だとかなり厳しい状況が見えます。
東大・京大・国公立医学部が、超一流だとすると 40~50位に入っておくことが必要です(昨年のデータで15+2+27=44名 一昨年で13+4+22=39名)。
ですから、順位目標として30位以内を目指すという以前からの目標は、近年の進学実績を見ても、正しいわけです。
もちろん、過去の数字では、国公立医学部の合格者の内最下位者が70位ほどまで出ていますから、3年次の4回のテスト結果と合格の相関に個人差はあります。
実力テストや対外模試等、一つ一つのテストの性格と受験の対象者を分析して、成績を見ていかなければなりません。
また、志望学部を早めに決めていくことは一致した指導です。ほとんどの生徒が、自分の気持ちの中では、決まったものが在るかもしれませんし、研究職等として取り組んでみたい事柄もおぼろげながら掴めているのだろうとも思います。
例えば、医師の資格があれば、週一のバイト仕事で生活費を自分で稼げます。また、研究職としての就職の選択の幅は広がり、人生の自由度はかなり広がっていきます。後の人生の選択肢を広げる為にも、医師資格は有効でしょう。
早期に、「東大か医学部」という漠然とした目標から、「医学部なのかそれとも医学にまったく関わらないその他の分野」で専門を極め、研究職を選択するのかを決めてはどうかと思います。
昨今の成績優秀者の医学部指向は顕著でありまして、クラスメイトでも半分以上が医学部を目指しているでしょうからわかると思いますが、医学部を目指す連中(特に家が医院を開業しているとかの理由で)は本気です。(他の補助教材や予備校等の利用を含めて)医学部を目指すとなると、かなり受験テクニックを身につけた連中が相手になります。東大志望にしても、何かの研究をしたいとか目標を持っている受験生が多く、医学部にも行けるけどやりたいことが他にあるからその他の学部を目指します。彼らも能力的にも学習意欲の面でも手強い相手です。だからこそ、私達も早めの目標設定をして、学習意欲を高めバックアップ体制を整備することが必要です。
次に、成績下位の者が、どういう受験結果しか出せていないか、具体的には、愛光が目標としていない大学で、県立の高校からでも合格する大学に行っている実態です。
国公立の現役合格は、24年が60人、25年が86人、26年が74人です。
如何でしょう。国公立に入るのは、三人に一人です。
この程度の合格なら、県内の公立の高校でも出している数字です。つまり、「愛光」の学業成績というのは、上位の2割程度で維持されていて、それ以下は公立の学校と同じような学校にしか合格しないのです。
愛光に通っているだけの人か、愛光生にふさわしい結果を出せる人か、その点を一度考えてみましょう。
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