世界と戦うということ

今日も、お仕事。

妻も仕事。
夜も9時過ぎまで、校外指導（夜市の街で、生徒指導。）もあった。
11時になると補導の対象になるため、「早く帰れよ」という指導もあるよう。
だから、同僚のある先生は、部隊が解散した後にも、引き続いて指導をしていらした。
「帰れと言っても帰らない連中は、深夜徘徊で補導されれば良いではないか。
　そして、こっぴどく説教されれば良い」
などというと現場で頑張る先生方に申し訳ないのですが、
夜遅くまで街をうろうろする子どもは、家族がきちんと指導するべきだと思うのです。
学校の先生に何でもかんでもお願いすることはやめなければなりません。
親が、家族が、まず子どもの悪さに気づき、指導をしなければなりません。
もっとも、家庭の教育力がきわめて低い、そんな家庭の子どもたちをどう救っていくかは、
我々政治の力を発揮しなければならないところです。

私は幸いにして、補導されたことは無いのですが、
時効だから言うけれど、東校時代に、夜遅くにプールで泳いでいて、先生に捕まりかけた記憶があります。
医者で大学教授をやっている友人と、すでに鬼籍に入った友人と。
受験生だというのに、夜ジョギングをしていたのです。
かなり、健康的で都会的な生き方を医者になったu君のおかげでおくっていたかもしれません。
よせば良いのに、3年の秋の体育祭では、仮装の主役をやった私と演出を担当したu君。
5団体の中で、トップの仮装賞をとって、しまった。なんとライバルの団の
仮装劇の演出家は、ハリウッドで、エンディングロールを飾る人材になっているのです。
まさに、世界に通用する人物であります。
先に挙げたu君も、世界レベルの会議を主催するのです。

そんなことを思うとき、我が身の情けなさを思います。
不勉強。努力部作。
世界に通用するなど、身の程を知らないというおしかりを受ける事でしょうが、
一身をかけて、この故郷を何とかしたい。
その為に、とにかく学ぶことでしょう。
そして、考えることでしょう。

努力不足は報われない。
自然の摂理。


もっともっと、学ばなければ。
今日は、朝から仕事。
午後も打ち合わせ。
時間が足りない。

夕方からは、世界を考えるきっかけとなった、宇和島東校出身の世界柔道選手権予定者。
宇高　奈絵さんの壮行会に行って、応援のスピーチや、本人の謝辞を聞いて
ふと、私自身に世界に通用しそうなことがあるかと思った次第。

プールでお目にかかっていました大川さんは指導者として、「世界」の卵を育てたわけです。