ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【ノーベル文学賞】難波先生より

2013-10-16 16:12:03 | 難波紘二先生
【ノーベル文学賞】の授賞がカナダの女性作家アリス・マンロー(82)と決まった。カナダ初のノーベル文学賞、女性としては13番目だとWSJが報じている。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303382004579127010574870426.html
 Aliceはありふれた名前だが、Munroはスコットランド系の姓だ。
 恐らく日本に帰化した医師・考古学者ゴードン・マンローと同じ家系に属するのではないか。
 もっとも旧姓かどうかは不明だ。


 英国にサキというペンネームで書いた作家にヘクター H. マンローがいる。「サキ短篇集」で知られる。カナダのマンローも短編小説で有名になった。
 モンロー(Monroe)と書くと、「モンロー宣言」のアメリカ大統領や女優のマリリンが、このスペルになる。アメリカ移民後に、姓の綴りを変えた人も多かったので、MonroeももとはMunroかも知れない。マリリンの場合は、モンローは芸名。
 
 スコットランド系の姓にはホジキン(Hodgkin)がある。-dg-で「j」と読ます変わった姓だ。
絶対平和主義のクウェーカー教徒で、ホジキン病の発見者以外に、ノーベル賞受賞者が2名いる。http://en.wikipedia.org/wiki/Hodgkin


 私は村上春樹「ランゲルハンス島の午後」という短篇集を読んで、彼が「ランゲルハンス島」を実在の島と考えているのを知り、知性を疑った。こんな人がノーベル文学賞をもらうと困るな、と密かに思っていたのでほっとした。
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