ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【書評など】一坂太郎「吉田松陰とその家族:兄を信じた妹たち」/難波先生より

2015-03-16 15:19:39 | Weblog
【書評など】
 1)エフロブ「買いたい新書」にNo.260書評:一坂太郎「吉田松陰とその家族:兄を信じた妹たち」,中公新書を掲載しました。
 NHK大河ドラマの人気が高いようです。この本には松蔭の短かった一生と彼を支えた家族や同輩や弟子たちの話がわかりやすく,よく書き込まれています。長州藩下級武士の暮らし向き,萩城下の地図,生家である杉家の家系図や年表があり,寅次郎(松陰)は次男だったので,代々縁がある吉田家に養子に入ったことなどがわかります。
 ペリー艦隊が来航した際,アメリカに密行しようとして失敗。長州送りとなり萩の野山獄へ幽閉後に、「松下村塾」を開講するも,井伊直弼の大老就任により「安政の大獄」が起こり, 再吟味のため江戸送りとなり,29歳で斬首され,死骸が小塚原刑場に捨てられたいきさつなど,これまでよく理解できていなかったことが,これを読んですべて腑に落ちました。
 幕吏を軽率に信用して,同志による老中暗殺計画をしゃべったのが致命的だったようです。
 というわけで、続きはここでお読み下さい。
 http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1425606336

 2)献本お礼:
 高松の印藤孝彦君から「日本社会の生活習慣病 No.21」のご恵送を受けた。感謝いたします。彼は医学部の同級生で、卒業後内科医となり、郷里の高松市で開業した。
 これは2014/9〜2015/1に書いた随筆集で、時事問題についての意見・感想とNHK大河ドラマの観賞記が23篇の随筆になっている。相変わらず健筆である。
 「長州は嫌いだから来年の大河ドラマは見ないつもり」と書いているが、「<花燃ゆ>を」見ているようで、感想がちゃんと書いてある。
 年2回の刊行だから、もう10年になる。早いものだ。年相応に壮健なようで、いつまでも健筆が続くことを祈りたい。
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