ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【11/4/2018号 鹿鳴荘便り 序文】 難波先生より

2018-11-05 15:14:55 | 難波紘二先生
11/3の土曜日、久し振りに西高屋のマーケットに行った。
連休のためかスーパーにも書店にも客が少なかった。
スーパー隣の銀行のATMが並んでいるところで記帳だけした。
ここも他客は二人しかいない。たぶん電子マネーが増えているのだろう。
考えてみれば、時間外で土曜日・祝日なので、1万円の引き出しでも定期預金の年間金利以上、108円(1%)を手数料として取られる。
他銀行への振り込みなら450円くらい取られる。(郵便振替なら無料だ。)
利口な客が銀行ATMを利用しなくなるのは当然だろう。

書店では「日経サイエンス」12月号を買った。残りの1冊だった。
本庶佑さんのノーベル生理学医学賞の内容紹介記事が2本と特集「新・人類学:ヒトはなぜ人間になったのか」が主要記事だ。
冊子末に編集スタッフの一覧があるが、STAP細胞事件でドジった古田彩が編集長になっていて、本庶佑さんの記事は別記者が書いていてほっとした。
古田彩はノーベル物理学賞と化学賞の短い解説記事を書いているから、もともと生物学・医学には弱いのだろう。

 それにしてもスローン・ケタリングがん病院のJ.D.ウォルコック「免疫の<ブレーキ>解除でがんをたたく」(「日経サイエンス2015/1に既掲載)という記事が「再録」になっているのは何事かと思う。
 日経サイエンスは米誌「Scientific American」の日本語版で、大部分の記事を英語版に依存している。そこで日本版独自記事になると、生物学医学では弱点が出るようだ。

 久し振りに家内の運転する車で外出したら、沿道のススキの穂が出て、白くなっているのが目立った。稲刈りが終わったので、刈り取りを終わった田圃と青く草が生えたままの休耕田との違いが目立った。
 休耕地つまり耕作放棄地は確実に拡大している。これは人口高齢化により農業人口が減り、農家の跡継ぎがいないためだ。
 もともと採算の取れない農業を農業補助と称して、優遇してきたのだから生産性の低い農地が放棄されるのは当たり前だろう。
 例年なら、刈り取った後の稲株から「ひこばえ」と称するクローン芽が生じて急速に成長し、小さな稲穂が実る。しかし、観察できた限り短いひこばえはあったが、稲穂の出たものは見あたらなかった。
 無理もない。今年は朝の気温はすで5度を下まわっている。12:00の外気温は15度だ。これでは稲穂は実るまい。

 こうして秋はすでに半ばを過ぎて、晩秋に向かっている。

 今回は
1.お詫びと訂正、
2.欧語の略号
3.日韓関係
4.気象異変
5.脱毛と洗髪剤
という5つの話題を取り上げました。
【睡眠剤・入眠剤の服用】について、減薬に通じる新発見があったのですが、それは別の機会に書きます。
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