音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録／独り言編
【Why not go foeward編～Becky!（メールソフト）のバックアップ】
※ここで紹介しているのは、僕の体験記＆自分用のメモです。
※お使いのPC環境で何か不具合が起こっても一切の責任は負いませんので、
※あくまでもご参考としてお読みください（_o_）
■■Becky!のバックアップ■■
これはいたって簡単。
Becky!がインストールされているドライブ（一般的にはCドライブ）の
中に作られている『Becky』フォルダの中身を丸ごとコピーするだけです。
通常は、『Becky』フォルダの中に、ユーザー名がつけられたフォルダが
ひとつだけ作られているハズなので、そのフォルダを外付けHDDに
ドラッグ＆ドロップでコピーすれば終わりです。チャンチャン。
Becky!に関してうんぬんの詳細詳は、こちらでヨロシク。
◇Becky!のデータ保管形式
◇データおよび設定のバックアップと復旧
◇CD-Rにバックアップしたときの注意
■■バックアップデータの取り込み■■
Becky!を再インストールしたり、別のPCに新規でインストールする場合は、
インストールが終わってBecky!を起動する前に、Cドライブの『Becky』フォルダに
バックアップしたデータをそのままコピーすれば、はい、それまでよ～。
最初にBecky!を起動したときにデータフォルダの場所を聞いてくるので、
コピーしたフォルダを指定すれば、受信フォルダの構成はもちろん、
今まで受信したメールやアドレス帳が、いままでと全く同じ状態で使用できます。
もし既に別PCでBecky!を使用中で、
その環境にバックアップ・データを移植したい場合は、
そのPCでそれまでに受信したメールやアドレス帳は使えなくなるので、
ちょっとだけ注意が必要です。
『それはそれで残したなぁ～』というのであれば、
フォルダ名を変えたうえでバックアップデータをコピーしたり
現状のデータフォルダ自体をさらにバックアップしておけばよいでしょう。
ってなことを踏まえたうえで、
まったく同様に『Becky!』フォルダにバックアップ・データをコピーします。
そしてBecky!を起動して、
［ファイル］→［システム］→［データフォルダの変更］
で、バックアップデータの入ったフォルダを指定します。
*****
以上でほぼ、Becky!環境を復旧できますが、
一部の設定はレジストリに保存されているので『100%！』
というわけではありません。
が、そのあたりは気にしない（￣ー￣）
『あれ？前の設定と違うぞ』と思ったら、新たに設定し直しましょう。
実際、そっちの方が手っ取り早いっす。
＃レジストリをいじってPCの挙動がおかしくなるより、全然マシ（￣w￣）ぷ
【Progress or regress編～外部HDDへのデータコピー】
※ここで紹介しているのは、僕の体験記＆自分用のメモです。
※お使いのPC環境で何か不具合が起こっても一切の責任は負いませんので、
※あくまでもご参考としてお読みください（_o_）
■■内蔵HDDの中身をチェック■■
KNOPPIXが起動したら、まず最初に内蔵HDDの中身をチェックします。
画面には、WindowsとMacの中間的な絵柄の各種アイコンが表示されるので、
HDDをクリックすれば、エクスプローラー的に中身のフォルダ／ファイルが見れます。
ちなみに、シングルクリックで中身が表示されるので、
ダブルクリックしちゃうと、ふたつのウィンドウが表示されちゃいます（￣w￣）ぷ
ここで注意！
KNOPPIX起動時に認識される内蔵HDD、外付けのHDDやUSBメモリは、
中身を読むことは出来ますが、書き込みは不可能です。
つまり、データの救出先にする外付けHDDやUSBメモリは、
KINOPPIX起動後にUSB接続する必要があります。
これ、重要！
僕はこのことを知らずに、
内蔵HDDから外付けHDDにデータをコピーできずに
半日潰しました（￣w￣）ぷ
まあ、ひょっとしたら、プロパティーの『許可情報』で
そこらあたりの読み書き設定を変更できるのかもしれませんが、
よく分かりませんので、もっとエライ人に聞いてください（_o_）
■■LANを使ったデータの救済■■
Windowsが起動しないPCからデータを救出する方法として、
多くのサイトでは、
LANを使ったネットワークで他のWindowsマシンにデータをコピーする
という方法を紹介しています。
ルーターを使って２台以上のPCでADSL等を利用していれば、
Windows Networkを使って、ファイルのやり取りが可能です。
（共有化とかの設定が必要になります）
でかいサイズのファイルも高速で送れるので、自宅でのPC間データ転送には、
外部メモリやCD/DVD-Rを使うよりも便利なんですよ～。
そんなKNOPPIXとWindowsマシンでのLAN経由のネットワーク接続の方法は、
『Windowsが起動しない場合のデータ救出方法4』で詳しく説明されています。
んが、僕は最初に『Windowsが起動しない場合のデータ救出方法3』
のページを見つけてしまい、どうもうまくネットワークを確立できず。
どうやら、最新バージョンのKNOPPIX5.0.1は『～救出方法4』の手順で、
古いバージョンのKNOPPIXでは『～救出方法3』の方法で
ネットワークの設定するんだそうです（ToT）慌てる○○○は…
しかし、そんなことに気付いてなかった僕は、深追いを諦めて、
さっさと外付けHDDにデータをコピーする方法に切り替えたんだとさ。とほほ。
■■外付けHDDを使ったデータの救済■■
ってことで、KNOPPIXが起動した状態で外付けHDDをUSB接続します。
この記事の最初にも書いたように、この順番が重要っす！！！
救出したデータのサイズが小さければ、USBメモリーなんかも使用可能。
＃なおKNOPPIXは、NTSF形式のHDDにはデータの書き込みがうまくできないらしく、
＃外付けHDDやUSBメモリはFAT32形式である必要があるそうです。
これらが認識されると、
ディスプレイに新しいHDD（やUSBメモリ）のアイコンが表示されます。
そうしたら、それぞれのHDDの中身を開き、
救出したいファイル／フォルダを外付けHDDにドラッグ＆ドロップ！！！
すると、メニューが表示されるので
『ここにコピー』
を選べば、夢のデータ救出がスタート！！！ありがたやぁ～（-人-）
あとは、ひたすら
ファイルを探す！コピーする！待つ！
の繰り返し。根性と忍耐の大切さを学ぶひととき。
*****
根性と忍耐ではなく学術的なTIPSを教えろ～、という方は、
『Windowsが起動しない場合のデータ救出方法 1』をご参照ください。
なお、『KNOPPIXは、NTSF形式のHDDにはデータの書き込みがうまくできない』
と書きましたが、最新版のKNOPPIX5.0.1では、開発中段階ながらも
NTSF形式のHDDへの書き込みに対応しているようです。
詳細は、『Windowsが起動しない場合のデータ救出方法5』を読んでみてくだされ。
ただし、うまく書き込みできない場合もあるらしく、そのあたりは要注意。
もし、外付けHDDを持っていなかったり、ネットワーク接続できる
もう１台のPCが無い場合には、KNOPPIXに入っているライティングソフトを使って
CD/DVD-Rにデータを救出する方法が有効でしょう。
この手順は、『Windowsが起動しない場合のデータ救出方法2』
で紹介されています。ご参考まで。
■■KNOPPIXの終了■■
内蔵HDDから外付けHDDへのデータ救出が終わったら、
画面左下の『Kメニュー』をクリックして『ログアウト』を選ぶと
KNOPPIXが終了します。
またまたディスプレイにアレやコレやとカラフルな文字が出て、
いろんなことが起こったりしますが、もちろん、ホッタラカシ。
そのうちにCDが排出されるので、そこで電源ボタンを押して電源を切ると
めでたしめでたし、データ救出の終了です v（^◇^）
【I'm on you side編～KNOPPIXの起動】
※ここで紹介しているのは、僕の体験記＆自分用のメモです。
※お使いのPC環境で何か不具合が起こっても一切の責任は負いませんので、
※あくまでもご参考としてお読みください（_o_）
■■BIOSの設定を確認■■
KNOPPIXの起動CDが完成したら、
ドラブっているPCのCDドライブに入れて電源を入れます。
んが、電源オン時に、
CD/DVDドライブより先にHDDを読みに行く設定になっていると
何度やってもPCはWindowsを起動させようとして
やっぱ、無理っす（￣＿￣）
ってことになるので、HDDよりもCD/DVDドライブを先に読みに行くように
BIOSを設定する必要があります。ただし、BIOSの設定は初心者には難しいかも。
『CD-ROMから起動(BOOT)するBIOSの設定方法』
あたりを読んで、勉強してみてくだされぇ～。
BIOSの設定を間違えると、Windowsが起動しなくなったりしますからね。
ま、僕はWindowsが起動しないからやってんだけど（￣w￣）ぷ
＃でも、たぶん自分でBIOSを書き換えてなければ、
＃初期設定ではHDDよりも先にCD/DVDを読みに行くはずだと思います。
■■KNOPPIX起動■■
ってことで、うまいことKNOPPIXの起動CDを読みに言ってくれれば、
真っ黒な画面にペンギンが登場します。これが僕らの救世主。
ペンギンさま。ペンギン王子。
その後に、カラフルな色のテキストがドバドバと表示されて、
ホッタラカシにしていたら、勝手にKNOPPIXが起動してくれるはずです。
何か、画面がチカチカしたり、最初の画面表示が乱れたたりしても、
慌てない慌てない。今更慌てる状況でもありません（￣w￣）ぷ
ホッタラカシにして、起動するのを待ちましょう。
僕の場合は、ナゼだかKNOPPIXが起動すると
『ムシムシムシムシムシムシ…』
とPCが延々とムシムシ・コールをし始めるのですが、そんなことは無視。
原因などは究明せずに、スピーカーのミュートで対処してます ^^;）
それと重要な注意事項。
KNOPPIXは、起動CDで動作しますからね、
すべての操作を終了するまでCDを取り出しちゃダメですよ（￣w￣）ぷ
*****
KNOPPIXの基本操作に関しては、
『KNOPPIXの基礎』あたりのページを参照してくださいませ。
ただし、今回は内蔵HDDのデータを救出できればいいだけなので、
普通にWindowsを操作できる程度の知識があれば、まず大丈夫です。
ちなみに、＠ITの『3Dデスクトップ搭載のKNOPPIX 5.1.1を試してみた』
という記事では、KNOPPIX起動時の様子がYouTubeで見れまっせ～。^^;）
【Get your mind right編～KNOPPIX起動CDの作成】
※ここで紹介しているのは、僕の体験記＆自分用のメモです。
※お使いのPC環境で何か不具合が起こっても一切の責任は負いませんので、
※あくまでもご参考としてお読みください（_o_）
■■１：症状チェック■■
いつも使っているPCが起動しなくなったのは、昨日の夕方。
ただし、まったくウンともスンとも言わないのではなく、
ひとまず電源を入れるとメーカーのロゴは表示される。
んで、『セーフモードで立ち上げまっか？』という画面も表示される。
この画面は、メーカーロゴ表示後にF８キーを押しても表示できます。
んが、セーフモードでも、どのモードでも起動せず（＝＿＝；）
ここでひとまず、ハード的に壊れたんじゃなくて、
OS（Windows XP）を起動させるシステムがおかしくなったんだろうと推測。
こういう場合、HDDを取り出して別のPCに接続するなんて方法もありますが、
僕のPCはノート型なんで、それはちょっと難しい。
あと、マザーボードのCMOSをクリアするとかいう手段もあるようですが、
それも面倒。元々PCを自作したりバラしたりするのもそんなに興味ないので、
面倒なことはとりあえず、パス（￣w￣）ぷ
そこで相方のPCを借りていろいろとネットで調べたら、
『KNOPPIX』というCDから起動できるフリーOS（Linux）があることを知りました。
ってことで、Windowsの復旧はおいといて、
HDDのデータ救出を優先させるようにしました。
■■２：KNOPPIXのダウンロードと起動CDの作成■■
『KNOPPIX』の詳細な説明は割愛。検索してみてください。
簡単に説明すると、Windowsと似たような操作ができるOSなんですが、
ソフトをインストールしたりHDDにコピーしたりといった作業が不要で、
PCのCD/DVDドライブに（自分で作った）起動CDを入れて電源をオンすると、
勝手に立ち上がってくれるという便利なOSなんです。
なもんで、いくらWindowsが起動しなくても、
ハード的にPCが壊れてなければ、何の複雑な操作をしなくても、
簡単にKNOPPIXを立ち上げて、HDDの中身を操作することができるようになります。
うむ、ありがたや。
ただ、この起動CDを作るのが、ひと苦労（￣◇￣；）
関係ないファイルを時間をかけてダウンロードしたり、
CDに焼いたけどうまくいかなかったりで半日ほど潰しちゃいましたが、
結果が分かれば超簡単。
●作業１：ダウンロード
KNOPPIX日本語版サイトの最新版ダウンロードサイトの中の
『HTTPダウンロード』からファイルをダウンロードする。
ここにはたくさんのバージョンのファイルがあるので、
どれを選べばいいのか迷いますが、ファイル名に『XEN』という文字を含まない
『knoppix_v5.*.*CD**********.iso』
ってなファイルをダウンロードするといいそうです。
ちなみに、現時点の最新ファイルは
『knoppix_v5.1.1CD_20070104-20070122+IPAFont_AC20070123.iso』
ってファイルです。サイズが679MBもあるので、
ADSLでもダウンロードに20～30分くらいかかりますよ～。
＃ファイル名の『CD』の部分が『DVD』になってるファイルは、
＃KNOPPIXの機能を拡張したDVD版らしいのですが、ここでは無視。
●作業２：起動CD作成
ダウンロードした.isoファイルをCD-R/RWに焼くわけですが、
普通のデータと同じようにCD-R/RWに焼いても、起動CDにはならないんだそうです。
『イメージファイルの書き込み』
っていう、少々特殊な方法で書き込みする必要があります。
最初に言ってよ～。ディスク2枚無駄にしちゃったじゃん。
んで、僕の使ってるB's Recorder GOLD5では、
［編集］→［登録］→［トラック］
でダウンロードした.isoファイルを選択してCD-R/RWを焼けばOK。
ちゃんと起動CDとして焼けたかどうかを確かめるには、
ディスクを正常なPCに入れて、ペンギンのアイコンが表示されるかどうか見るべし。
普通にファイル名が表示されているようだとNGっす。
そうそう、650MBのCD-R/RWじゃ入りきりません。
700MBのディスクを使うべし。
あと、当然すぎて断りませんでしたけど、
ネットに接続できてCDが焼ける、トラブル機以外のPCが必要っす。
＃データ救出とは別ネタですが、ちょうど今発売されている
＃『アスキードットPC』の特集「98/Meパソコンを無料OSで復活！」で
＃このKNOPPIXの起動CDの作り方から基本操作までが紹介されているので、
＃そちらも参照してみてください。僕も参考にさせていただきました（_o_）
３時就寝、７時３０分起床。
今日は体育の日という事で
スポーツで汗を流そうと思ってたんですが（ウソ）、終日家に閉じこもって
ハードディスクの救出
に孤軍奮闘、試行錯誤、以心電心、暗中模索、若鷹軍団、支離滅裂、紆余曲折を
繰り返しておりました。ハイ。
おかげさまで、Windowsが起動しなくなったPCのHDDから、
なんとか無事にデータを取り出すことができました。はぁ～。
これを機会に、過去を真っ白に消し去って
いっそのこと、人生をリセットしてしまおうかとも思いましたが、
いざデータを救出できるとなると、ど～でもいいファイルまで、
ご丁寧に細々と取り出してしまいました（￣w￣）ぷ
*****
ということで、同様のトラブルは結構起こりえるようなので、
自分用のメモもかねて、今回のデータ救出劇のレポートを残しておきます。
ただし、失敗談や試行錯誤の経過まで書くと、それだけで１冊の本になりそうなので、
ここではあくまでも結果のみを書くことにします。
あと、細々とすべての作業を書くのも面倒なので、
参考ページにバシバシとリンクさせていただきます。詳細はそっちで見てね。
■■RESCUE記 目次■■
※ここで紹介しているのは、僕の体験記＆自分用のメモです。
※お使いのPC環境で何か不具合が起こっても一切の責任は負いませんので、
※あくまでもご参考としてお読みください（_o_）
◇その１：
Get your mind right編～KNOPPIX起動CDの作成
◇その２：
I'm on you side編～KNOPPIXの起動
◇その３：
Progress or regress編～外部HDDへのデータコピー
◇その４：
Why not go foeward編～Becky!（メールソフト）のバックアップ
