昨日の学園祭ではしゃぎ過ぎたか、なんと20時就寝。
0時に一度目覚めて、3時間ほど仕事して、また就寝。
で、8時起床。眠い眠い。
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今年に入ってネット上で議論を呼んでいる『電気用品安全法』。
ご存知ない方のためにこの法律をザックリ説明すると、
今年の4月1日以降、PSEマークが付いていない製品は売買禁止
っていう内容です。
んで、このPSEマークってのは、
2001年以降に製造販売された製品から付け始められているそうなので、
つまるところ、
20世紀の電気製品のほとんどは、今年の4月1日以降、売買禁止
ってことになるわけです。
もっとぶっちゃけて言うと、MinimoogもProphet-5もARP Odysseyも
ビンテージ・シンセは売買禁止。バイバイ(ToT)/~
ってことらしいのです。( ̄□ ̄;)
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この件について、僕自身は、
・本当にビンテージ・シンセは全部アウトなのか?とか、
・実はセーフな製品もあるのか?とか、
・アウトなんだけどバレンタイン監督みたいく猛抗議したらセーフになるのか?とか
・ビンテージ機器でもPSE対応に作り変えることが可能かどうか?とか、
同法律の詳細がよくわかってないないので
これまでこの話題を取り上げずに静観してきませんでしたが、
教授も困っているようなので、
やっぱり多くのミュージシャン&エンジニアさんは
困ることになるんでしょうなぁ。
ビンテージ・シンセショップのFiveG music technologyのサイトを見ると、
今後は「PSEマークがなくても買取するもの」と
「買取不可」な商品が出てくるようなので、
何らかの対策により、
「21世紀もヨロシク」、ってな機種と、
「オレ、もうダメっす」、ってな機種が出てくるようです。
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家電製品っていうのは、インテリア的な要素を除くと、
基本的に「最新のものが最良」という方程式が当てはまりますが、
こと楽器に関しては、その方程式は無意味であったりします。
最新の楽器は便利であることは間違いないでしょうが、
それが「いい楽器である」ということとは直結しません。
今のところ、この法律に関して
音楽・楽器業界が何かアクションを起こしているといった情報は耳にしていませんが、
悪法も法なり
と言うことで、このまますんなりと事が進んでいくのでしょうね…
いい悪いは別にして、法律は施行されているわけですし…
残念ながら、同法律に関する知識は現状この程度しか持ち合わせていないので、
これ以上のコメントは控えさせていただきますが、
う~ん、なんだかなぁ… のひと言です。
こういう時こそ、
国内シンセメーカーがアクションを起こして欲しいところですが、
まあ、現実問題、無理なんだろうなぁ…
坂本さんはいち早く松武さんに連絡を取ったとかで
日本シンセサイザープログラマー協会って所が署名集めに動き出すようです。
いい音出すのがいっぱいあるのに、もったいないですよね。こういう法案を出す人って、そういう根元の所なんて理解していないんじゃないかなぁ、なんて思ってしまいます。
舶来品を徹底研究して、国産のラジオを作ったあの時代はいずこへ?
こんにちは!
どう考えてもお役所仕事の法案ですよねぇ。
しかも非常に残念に思うことは、例えそいつらの目の前に、最新のデジタルシンセとビンテージシンセを並べて音を聴かせて
「ほら、ビンテージはこんなに音楽的なんですよ!」
と力説したところで、彼らにその違いは永久に解らないだろうから、つまり、彼らをそういう論点で説得することは永久に不可能だと思われるところですねぇ…
もれっくすさん>
大処分セール!でも、軍資金と置き場所(と、触る時間)がないのがイタイところ ^^;)それはさておき。
まあ今の世の中、電気製品の電源部の安全性を重視するという点においては、何ら反論はないんですが、ハードとソフト(いわゆる人間の内面部分の話)のマッチングを図るという、人間工学、芸術工学の根本があまりに理解されて無さ過ぎのようにも感じます。
#まあでも、ビンテージの電源を変えたら、
#ビンテージの命である出音が変わっちゃうという
#ジレンマもあるのだけれども。