神田での取材が終わって、
ちょっと時間をつぶしてから、いざ、武道館へ。
満を持しての、サカナクション@初武道館。
と言いつつ、バンド結成4年目にして、早くも武道館。
武道館公演が発表された
先のツアー『SAKANAQUARIUM 2010 kikUUiki』の
追加公演ファイナル@Zepp Tokyoの終演後で、
山口くんはしきりに
武道館でやるってことの意味が、まだピンと来てないんです
って言っていたが、すごく印象的でした。
★2010年5月28日『SAKANAQUARIUM 2010 kikUUiki』
http://yellow.ap.teacup.com/mryf/3318.html
僕は、サカナクションのライブは、総合芸術だと思ってます。
その武道館で、どんなアートを見せてくれるのか、
とても楽しみでした。

最初にサカナクションのライブを観た時、
表現しようとする世界観はアリアリと伝わってきたけど、
正直、演奏面はまだまだの感があって(ベースはズバ抜けてたけど)、
まだ理想と実力のバランスが、うまく取れてないように感じました。
それをたった数年で、ここまでグレードを上げてきただけでなく、
理想とする世界観を、今のシーンに浸透させたことは、
驚くべきことだと思います。
2002年に、スカパラが『Stompin' On DOWN BEAT ALLEY』で
チャート1位に輝いた時、いい時代になったなぁと強く感じました。
つまり、いい音楽が、ちゃんと売れるようになった、と。
そして、音楽業界の不振/CD売上激減がクローズアップされる今、
サカナクションの音楽で武道館が埋まったということ、
つまり、メインストリームの音楽ではないにも関わらず、
1万1千もの人が1ヶ所に集ったという事実は、
たくさんの問題提起でもあったように感じました。
この日のエンタテインメント・ショーの内容に関しては、
10/27発売のGiGS誌にてレポートさせていただきます。
そこで書ききれなければ、このブログ上で『補講』をやろうかな。
それくらい、見どころ満載のショーでした。

■■SAKANAQUARIUM 21.1(B)■■
01:Ame(B)
02:ライトダンス
03:セントレイ
04:アドベンチャー
05:Klee
06:フクロウ
07:涙ディライト
08:アンダー
09:シーラカンスと僕
10:マレーシア32 ~ 21.1~Paradise of Sunny
11:新曲
12:ネイティブダンサー
13:インナーワールド
14:サンプル
15:三日月サンセット
16:アルクアラウンド
17:アイデンティティ
18:enough
E1:GO TO THE FUTURE
E2:白波トップウォーター
E3目が明く藍色
エンドロール:ホーリーダンス(Instrumental Remix)
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*****
ちょっとだけ、ライブ本編とは関係ない話し。
ライブが終わると、バックステージに関係者を集めて
メンバーからの挨拶っていうのがあります。
軽く乾杯とかもあるので、『中打ち上げ』とか言ったりします。
この日、集った関係者は、楽に100人を超えていたでしょう。
その全員が、メンバーと言葉を交わして帰るわけです。
なもんで、僕らは列になって順番待ち。
その列に並んでいる時、一緒にいた編集さんが僕にひと言。
『山口くん、顔がこわばってますね』。
まあ、仕方ないでしょう。
あれだけのライブを終えた直後に、
息つく暇なく各メディアのお偉いさんや、著名評論家さんが、
延々と列をなして声をかけてくるのですから。
ひょっとしたら初めて会うという人も少ないないでしょう。
そんな中で、僕らは運よく、デビューアルバムの頃から
取材させてもらっていることもあって、こういう時、
最初にどうひとこと声をかけるか、ちょっと考えるもんです。
で、僕らの順番。
さあ、最初のひと言に、、、と思ったら、
逆に、僕らの顔を観た山口くんから、
あ~、ホッとする~
と、笑顔で言われました。
音楽テクニカルライターをやっててよかったと思えた瞬間。
本当は、楽器の話しをたくさん訊きたかったんですが、
(実は結構、機材面に変化がありました。この辺りはGiGSで)
僕らの後ろに、まだまだ待ち行列が延々とつながっていたので、
ガッチリと握手して、今日はあっさりと退散。
#…と、言いつつも結構話しちゃいました( ̄w ̄)ぷ
#みなさん、すみません(_o_)
5人の『やり遂げた感アリアリ』の充実した表情が、
とても印象的でした。
◇YouTube:サカナクション『アイデンティティ~ナイトフィッシングイズグッド』
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