2時30分就寝、7時起床。
真央ちゃんの
『長かったと言うか、あっと言う間でした』
という演技直後のコメントは、
僕の中では、カーリング解説者の
『This is Curling!!!』
という絶叫と共に、
今回の冬季オリンピックの名言だと思ってますが、
僕的にこの2月はどうだったかと言うと、
『あっと言う間と言うか、長かった』
といった印象でした。
いつもは、2月っていつの間にか終わっちゃうんですが、
今年の2月は、とにかく具材が山盛り。
◇第一週:とにかく仕事が忙しかった
◇第二週:シカゴ遠征
◇第三週:POLYSICSライブレポ&シカゴ珍道中記執筆
◇第四週:大きな企画実現&デイジーの集い
中でも、一番大きなイベントは、やっぱりシカゴ旅行。
日記的な内容や、海外でのiPhoneの使い方などについては
既に書きましたが、全体的な印象をまだ書いてませんでした。
月も変わることだし、
そろそろシカゴネタも打ち止めってことで、
最後にまとめておきます。
*****
●12年ひと昔ちょい
海外は、今回が2度目。
12年前に、NYに行きました。
その時は、フィルムのカメラと、
買ったばかりのデジカメを持って行きました。
リコーのDC-2E!懐かしい。
当時、僕の周りではもうデジカメを持ってる人は多くて、
僕が買ったのはそれほど早くなかったんですが、
これがNYでは、かなり珍しがられまして。
向こうの博物館や美術館は、フラッシュをたかなければ
たいていは撮影OKで、デジカメでバシバシ撮ってたわけですが、
結構な頻度でアメリカンから
ア『何なんだ、それは?』
と声をかけられたもんです。
で、
僕『これはデジタル・カメラだ』
って説明するわけですが、
そもそも向こうはそれが何なのか分からないわけで ^^;)
そういう時は、実際に撮ってみるのが一番。
ってことで撮影して、画像をディスプレイで見せると
ア『アメ~ジング!( ̄□ ̄;)』
な~んて言われたもんです( ̄w ̄)ぷ
ちなみに、NYのMoMAで実際に
アメリカンな御夫妻を撮影したのが、コレ。
今の携帯電話のカメラ機能よりも、画素数低いですけど。
http://www.geocities.jp/mryf1968web/profile/ny/ny.html

んが、今はデジカメは当たり前どころか、
日本以上に多くのiPhone/iTouchユーザーを見かけました。
12年前というと、もうインターネットはやってましたが、
当然ながら、まだダイアルアップ(!)の時代。
この年か前年くらいに、海外出張した知人が、
一応業務として現地の様子をデジカメで撮って、
バンバン会社に送ってきたんですが、その通信費が
暴力的な金額になった
という噂を聞いたことがあります( ̄w ̄)ぷ
それを考えれば、Wi-Fi経由でiPhoneを使って
メールはもちろん、ブログを書いたり、リアルタイムに
Tweetできるという体験は、隔世の感がありましたね~。
その一方で、博物館や美術館で写生をする風景というのも、
なかなか日本では見られないもので、アメリカっぽかったです。
偶然、こんな写真を見つけたので、貼っておきます。
http://twitpic.com/15op43
●NYは大阪、シカゴは東京?
たまたまだったのかもしれませんが、NYでは、
街の人がとてもフレンドリーだった印象がありました。
ホテルでも、お店でも、美術館でも、
結構いろんな人に話しかけられたんです。
まあ、もちろんこっちは英語を話せないわけですが、
そうすると、すごく簡単な単語を使ってくれたり、
ゆっくりと話してくれたり。
ところが今回のシカゴでは、4日間滞在中で話しかけられたのは、
151番バスを教えてくれた御婦人の、たった1度だけ。
そしてお店なんかで英語が聴き取れない場合でも、
繰り返し喋ってはくれるんですが、特にゆっくり話すとか、
紙に書いて説明くれるとかは、ほぼ皆無でした。
で、結局何度か
ア『jkda&'K(iJIS88%&'%'()57SDA8%$$%#"$%"%)=』
僕『ぱぁ~どん?( ̄◇ ̄;)』
という会話を繰り返すと、
『ああ、もういい、もういい、OK』といった感じで、ジ・エンド。
そういう意味では、シカゴの方がドライというか、
日本で言うところの東京っぽい雰囲気なのかもしれません。
実際、シカゴのダウンタウンって、ビジネス街ですからね。
そう考えると、NYって意外と関西チックなのかなぁ。
な~んて、思ったりもしつつ、関西人の相方に言わせれば
もっと『あい・きゃん・のっと・すぴーく・いんぐりっしゅ感』を
全面に押し出せばよかったんじゃ~ないかと。
それもそうだったかもねぇ~。
●水
僕は水がないとすぐに死んでしまうタイプの人間ですが、
NYもそうでしたが、シカゴの水道水、全然問題なかったです。
なぜだか細かい泡を多く含んでいるので、
水道から水を出すと、最初は真っ白でちょっとビックリしますが、
そのまま置いておけば普通に透明になります。
●オバマ
シカゴに行く前は、オバマ大統領ゆかりの地だということで、
オバマみやげでも探そうと思ってたんですが、意外にも
オバマ色は薄く、結局帰ってくるまで、
すっかり忘れてました( ̄w ̄)ぷ
●醤油の国ニッポン
これはTwitterにも書きましたが、
今回はアメリカの匂いというのを強烈に感じました。
何なんでしょうか、あの匂い。
ハニー系のすごく甘いような匂いでもあり、
スモークターキー的な匂いのようでもあり、
それらが混ざったような、かなり強烈かつ独特。
前回のNYでは、あんまり記憶にないんですけどねぇ。
ジャンクフードOKな僕的には、向こうのサンドイッチとか、
ハンバーガーとかの味付けでも、まあ大丈夫なんですが、
味よりも、この匂いで飽きちゃったところがありました。
そのおかげか、成田空港に着いた時に、
マジで日本は醤油の匂いを感じました!!!
これは自分でも、ちょっとビックリの体験でした~。
●コンビニエンスニッポン
それともうひとつ感じたのは、
あらゆる面で、日本の物は品質がいいということ。
些細な点では。ティッシュであったり、
お店のレシートの紙であったり、ペーパータオルであったり。
あ、今気付きました。
全部、紙。
そう、紙の質が、ことごとく悪かったです。
ただ、逆に考えれば
そこまで上質にする必要があるのか?
とも感じました。
そりゃティッシュは肌触りが柔らかい方がいいでしょうけど、
レシートなんて、そんなに紙質が良くなくてもいいわけですし、
ちょっと日本の高品質は過剰なのかなぁ、とも思った次第で。
それと同じように、やっぱり日本はいろんな面で便利ですよね。
シカゴではダウンタウン近くに宿泊していたこともあり、
セブンイレブンもあっちこっちにあったし、スーパーも数多く
ありましたが、そういったお店の面だけでなく、街中の案内
にしてもそうだし、食べ物のメニューにしてもそうだし、
やっぱり日本は、ことごとく親切。
ま、その親切が本当に必要なのかどうかは、
これまた別問題かもしれませんが、
ニッポンは、イイ国だなぁ~
と、改めて思いましたとさ。

























*****
さあ、これで2月も終わり。
明日から3月。
ブログを始めて5周年。
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