5時30分就寝、11時起床。
でも、夕方に3時間ほど寝ちまいました。ぐぅ~。
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昨夜はまったく眠くなかったので、
かなり前に録画しておいた映画『スウィング・ガールズ』を見ました。
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予告編はココをクリック
こういう青春モノって結構好きなんで^^;)
ずっと見たかったんですが、なかなか機会がなくて。
学生の頃からそうなんですが、こういう映画はひとりで見たいし、
途中で電話とかの割り込みが入ると嫌なんで、
必然的に見るのは夜中ということになります(笑)
で、見ての感想。
『ウォーター・ボーイズ』以上にあり得ねぇ~ ^^;)
話の展開もあり得ないし、吹奏楽をやってた人間からすると、
あんな短期間で演奏できるってこともあり得ない。
それでも、「あり得ねぇ~」と思いつつも否定的に思えなかったのは、
何の利害関係や下心がなく、純粋に楽器の練習を重ねて、
そして音を出せた時の喜びはよく表現されていたからだと思います。
努力して練習すれば上達し、
上達すればもっと音楽は楽しくなる、ということ。
そこが、上手に表現されていたからでしょう。
実際に、最近は練習が必要となる種類の楽器(どんな楽器でも
練習は必要なんだけどね)の売り上げが落ちている中で、
この映画の公開以降、某社の管楽器の売り上げが前年比で倍増したそうですし、
大人をターゲットにした音楽教室の受講生も増えていると聞きます。
このように、多くの観衆に
楽器を演奏することは楽しそうだ
ジャズは楽しそうだ
と感じさせられたことだけでも、
この映画は大きな役割をまっとうしたのではないでしょうか。
ただし、その後のフォローは重要になると思います。
実際にはそんなに簡単に演奏できるようになるわけではありませんから、
楽器を手にした人に、練習を続けさせる環境作りを
学校や教室の指導者、そして各メーカーが考えていくことが必要となるでしょう。
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話が前後しますが、
「音を出せた時の喜びはよく表現されていた」と言うのは、
やはり彼女達(出演者)が、実際に初心者から楽器を始めて、
吹き替えなしで演奏していたからなんでしょうね。
厳密には覚えてませんが、確かクランクインの半年~1年前から
楽器の練習に取り組んでるんですよね。
ですから、映画のラストでステージで演奏しているときは、
楽器を始めて1~2年って感じでしょうか。
つまり、高校に入学して吹奏楽部に入ったと考えれば、
1~2年生の演奏に相当するでしょう。
それにしては、上手い。
僕はこの映画の公開日に、たまたま渋谷のパルコ前の特設ステージで
彼女達が実際に演奏しているのを聴いたんですが、
映画のために楽器を始めたとは思えないくらい、
かなり上手な演奏でした。かなりシビアな練習を重ねたんでしょうね。
素晴らしい。
映画のストーリー展開的には、それほど心に残りませんでしたが、
そういった裏の部分を想うと、少々感動しました。
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…ということで、青春映画の余韻をリバーブで広げるべく、
続けて同じく矢口史靖監督の『ウォーター・ボーイズ』を再生しちまいました(爆)
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ストーリー的には、こっちの方が好きですね。
ドラマとしても面白いし(もちろん、あり得ない展開なんだけど^^;)、
男子校という設定だからかもしれませんが、
こちらの方が感情移入して楽しむことができました。
この2本の映画を通して、
忘れかけていた高校3年間の大切な出来事をいろいろと想い出して、
ちょっとホンワカした気持ちになりました。
吹き替えナシだから、というのも同感!!!
みんなカワイクてカワイクて、ウルウルでしたよ。
いいな~~方言って・・・!!(TT)
本当に吹き替えなしでよかったよね。素晴らしい!
で、キャスティング。私が違和感ありつつ納得だっ
たのは、ほとんど全員がカワイイ事。(^^;;;こんな
吹奏楽部、ありえない~~。しかし、その中でドラ
ムのコだけが「お笑い系」な事。うむむ~~。
そういえば、A列車は叩いたなぁ~~。なつか
しっ。
そして、ココでもボブ彦様炸裂!!