まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

甲府の旅⑦

2024-10-22 | 旅行記
さて今日何をして遊ぼうか?
歩いて行く範囲にはあまり楽しそうな場所が思い浮かばない。
それならどうして甲府に来たのだろか?と反省する。
そういえばパン屋に行く時、ホテルの玄関にレンタサイクルがあったので、
あれが借りれれば行動範囲が広がると思い、フロントでお願いする。



一台千円で2台借りることができたが、
電動アシスト自転車とはいえサイズが小さく乗りにくい。
しかも高いサドルは固くて下げられない。結局高い方に私が乗り、低い方に妻が乗った。
高いサドルはお尻を乗せる範囲も狭く、大事なところをかなり圧迫して乗りにくいけれど、
今日楽しむにはこれしかない。
生まれて初めて自転車用ヘルメットを被った。
昨年より自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたのは知っているが
着用したことがなかったが、レンタサイクルの場合
事故の際の保険適用などの条件がある可能性も考えられるため
妻は少し渋っていたが、夫婦ともに着用した。
備え付けのヘルメットは前後が分かりにくく、反対に被っていて
後ろから見ておかしいと妻に言われて気が付いた。



先ずは、甲府城趾でもある舞鶴公園に向かう。ホテルからは北へすぐのところだ。
公園内を通勤経路にしている人が多く、大勢のサラリーマンが歩く様子が見られた。
石段を上がり天守を目指すが途中でトイレに行きたくなり、慌ててトイレを目指す。
無事に用を足すともう一度天守を目指す元気は失せてしまい、公園を後にした。

   

続いてJRを高架橋で越えて武田神社を目指す。
舞鶴公園の鍛冶曲輪(かじくるわ)門から北へ北へと自転車を走らせる。
地図上では北の突き当たりとなっているが、ずっと坂道が続き、
はじめのうちは歩道は狭く、歩く人も多くて走行しにくい。
車道を走るにも道が狭く、交通量も多く危なくて走れない。



山梨大学を越えた辺りからは人通りも少なくなり、走行しやすくなるが
走っても走っても到着せず、電動アシスト自転車だというのに足が疲れてきて
途中で少し立ち止まって休憩を入れた。





さらに走行すると程なくして武田神社に着いた。
神社の入口から登ってきた南側(甲府駅方面)を見ると、やや左寄りに富士山が見えた。
この時期の富士山は、まだ雪の冠を被っておらず単なる黒い山でしかないが
なぜか私たちの心を魅了するのはなぜだろうか?



武田神社は広くて静かで荘厳でいい所だと感じる。
バスなら10分くらいの距離だけど心休まる空気を感じ、
初詣には大勢の観光客で賑わうのだろう。のんびりとしていていくらでも長居が出来る。
しかし歴史に興味のない夫婦には、武田神社のゆかりなどどうでもいい。
武田信玄が祭られているということは分かっていても
戦国武将だったというレベルの知識でしかない。
鉄道のことなら373系とかE3353系とか223系と言われれば
どんな車両なのかもピンとくるんだけどなあ。

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