まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

「大丈夫です」は、やっぱ馴染めんわ

2024-09-26 | 反省
改札口に向かっているとヘビーカーを押している若いお母さんが
私のすぐ前を歩いている。
「早く行ってくれないかなあ」と思いながらもゆっくり進むベビーカーのすぐあとを
追いかけるようにして付いていくと、改札口のすぐ直前でそっと脇にそれた。
何か起きたのだろうかと心配になって、
横を通り過ぎる時に「出られないんですか?」と声を掛けたら
「大丈夫です」と返ってきた。
そこは「ごめんなさい」か「ありがとうございます」じゃないかと思った。

つまり「大丈夫です」という言葉には、他人を思いやる心はなく、
自己中心的な考え方から発生している言葉なんだとここで悟った。
自分を中心したものの考え方しか出来ないから
自分の行動が他人に迷惑を掛けているかもしれないなどとは
考えられなくなっている。
それは彼女だけの問題ではなく、
自分がエレベーターに乗ればすぐに閉まるボタンを押すことや
電車から降りないにもかかわらずドア付近に立っていたり
満員電車の中でもイヤホンを付けてスマホに没頭して
自分だけの世界に入り込んでいる人々のように
さまざまな人たちのお世話になりながら社会の中で生きている
といった社会の中の個人という位置づけではなく
単に自分だけが生きているような自己中心的な考えの中で
生きていることの現れだと理解するとともに
「大丈夫です」という返事で片付けられてしまう社会は間違っている。
昭和世代の私には、やっぱり馴染めないと分かった。

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