JA1WSE移動アマチュア無線研究場

無線研究活動を写真と日誌で記録するノート

7MHzダイポールアンテナ工夫して

2019年02月02日 | アマチュア無線


いつも4.5mの伸縮ポールにバラン、エレメント、同軸ケーブルを付けて逆Vを張っていたが、

SWRが最小にできても効率は4.5mの高さでしかない。これでは 5Wで飛びを期待するのも無理・・・

そこで エレメントの中央付近を2箇所持ち上げてみた。50メガのデルタループで使った2本の腕を利用

 上辺は接続したまま

両側に引っ張り支え

頂点は6m超えまで持ち上げた。有効部分が高くなったのだからこれは性能向上は期待できると思ったが・・・

 そうはうまくいかなかった

両側に8mほど垂れたエレメントを10mほどのロープでできるだけ遠くに張ってみたが、f0を計ってみたら7.25メガまで上がってしまい共振周波数がずれた。仕方ない、両側に30cmほどヒゲを付けてなんとか7.09くらいまで下げた。(給電部分が水平でないとインピーダンスが狂うことを如実に現れた)

もっと開角度を大にしないと折角の有効部分を無にしてしまうということだ。730Vなどみても120度くらいが限度かなという気がする。

都会の建売住宅敷地内では直線で20m確保するのは容易ではない。このM型がうまく実用できれば12~14mでダイポールアンテナを設置できるようになるのだが・・・移動運用でも高さ得やすくなる。もうちょっと端っこで曲げるようにしないと効果の面でマイナスが大きい。如何に給電部分を高く保つか今後の課題。