室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

関連性

2005年12月08日 | 練習・アドバイス
何は兎もあれ、重要な要素:
各インターバル、ガイドトーン、トライアード、コードトーン、
コードのインバージョン、スケール.....等々ですが、
フィンガーボード上、あらゆるポジションで
ストレスを感じなく弾けるよう把握したいものです。
なかなか大変なのですが、やるしかありません。
すでにほぼ把握できている方も、優れたインプロバイサーも
上記の事柄のチェックは欠かさないと思います。
プラス各事項の‘関連性を意識した訓練’も必須ですよね。
湯水のようにアイディアが浮かぶ人は、
一瞬の内、同時に膨大な数を思いつくのではなく、
1つや2つの事をきっかけに数珠のように連なっている物から
必要な要素を選択する感じに、より近いと思います。
そのためにも‘関連性を意識した訓練’は非常に大事だと思います。
関連性を意識しすぎて混乱する場合は、
それぞれの要素の把握力がまだ不十分ということなので、
単体の練習に戻ったり、
もしくは関連自体が曖昧な場合は、理論的な事を再チェックしたり、
そして再び2つの要素、3つの要素.....と複数要素の関連練習をする。
その繰り返しをおすすめします。
いろいろなアプローチ、
メロディー的、ハーモニー的、リズム的な距離感や緊張感の構築等も、
上記の練習が不十分だと
土台が弱い建物のようにプレイに破綻を来します。
基礎は、初心者がやるつまらないものではなく、
全ての人に大切なものだと思います。(イテッ!)