1961年当時の大切な機能・・・『ランブル・フィルター』vol.8

「1961年当時の大切な機能・・・『ランブル・フィルター』vol.8」の続きです。

改造された真空管バッファ付トーンコントロールで普通のＣＤを再生しテストしました。

バースデイ・コンサート’96 / 朝比奈隆 大阪フィル



ではホールの空気感がかなり後退しました。

15Hz以下を減衰させても音楽信号に影響がある場合もあるようです。

計算上15Hzと言っていますが、

このようになっているわけではなく



実際には以下のように20Hzでも僅かな減衰があります。



これが空気感を後退させたのではないでしょうか？

そこで、20Hzあたりを僅かに上昇させた上で

15Hzを減衰させることで



音質の向上と、空気感を保持することの両立が可能なのではないでしょうか？

実験してみましょう！

次回に続きます。


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