「固定アッテネーターを作ろう! vol.12」の続きです。
最後にアッテネーターを使用する位置について考えてみます。
CDとプリメインアンプの間にアッテネーターを挿入する場合
①と②があります。
①も②もアッテネーターとしての機能は同じじゃん!という話もありますが
実はノイズ耐性が違います。
CDとアッテネーター間のインピーダンスは通常1キロオーム以下ですが
アッテネーターとプリメインアンプの間は5キロオームです。
インピーダンスは低いほど外来ノイズに対して耐性があります。
そのため外来ノイズに弱いアッテネーターとプリメインアンプの間を短くした方が有利です。
更にはアッテネータ前のノイズは
アッテネータの減衰率でノイズも減衰しますが
アッテネータの後ではノイズはそのまま増幅されてしまいます。
アッテネータの出力側はできるだけ短くして下さい。
次回に続きます。
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