『もうすぐ新製品発表??vol.3』の続きです。
次にコンデンサーについてです。
昔、コンデンサーの容量は
大きければ大きいほど良いと言われていました。
25年程前、大型電解コンデンサーの価格が下がった時期があったのですが、
メーカーがアンプをモデルチェンジするとき、
電源のコンデンサーを増大するということは大きなセールスポイントです。
その割にはたいしてコストは上がらず
メーカーにとってはとってもおいしいPR方法でした。
その結果、小型アンプに10万マイクロファラッドものコンデンサーが使われることも・・・
本当はどの程度の容量のコンデンサーが必要なのでしょうか?
設計者の考え方によって大きくも小さくもできるのですが、
ひとつ例を挙げると、
真空管時代に銘機といわれたWE社の91型というアンプがありました。
WE300Bを使用した出力8w程度のアンプです。
現在でも高値で取引され、その音質に魅せられるアンプです。
このアンプに使用されている電源のコンデンサーは
なんと、10マクロファラッド程です。
もちろん電圧も高く、パワーも小さなアンプですのでそのまま比較することはできません。
もし、これを100Wの半導体アンプに換算すると1000マイクロファラッド程でしょうか。
電源のコンデンサーは大きければ良いというわけではないのです。
また、さらに近年大容量のコンデンサーはスピード感を阻害するということが言われるようになりました。
電源のコンデンサーに限らず、
電子部品の値には必ず音質が最上であるバランス点があるのです。
次回に続きます。
次にコンデンサーについてです。
昔、コンデンサーの容量は
大きければ大きいほど良いと言われていました。
25年程前、大型電解コンデンサーの価格が下がった時期があったのですが、
メーカーがアンプをモデルチェンジするとき、
電源のコンデンサーを増大するということは大きなセールスポイントです。
その割にはたいしてコストは上がらず
メーカーにとってはとってもおいしいPR方法でした。
その結果、小型アンプに10万マイクロファラッドものコンデンサーが使われることも・・・
本当はどの程度の容量のコンデンサーが必要なのでしょうか?
設計者の考え方によって大きくも小さくもできるのですが、
ひとつ例を挙げると、
真空管時代に銘機といわれたWE社の91型というアンプがありました。
WE300Bを使用した出力8w程度のアンプです。
現在でも高値で取引され、その音質に魅せられるアンプです。
このアンプに使用されている電源のコンデンサーは
なんと、10マクロファラッド程です。
もちろん電圧も高く、パワーも小さなアンプですのでそのまま比較することはできません。
もし、これを100Wの半導体アンプに換算すると1000マイクロファラッド程でしょうか。
電源のコンデンサーは大きければ良いというわけではないのです。
また、さらに近年大容量のコンデンサーはスピード感を阻害するということが言われるようになりました。
電源のコンデンサーに限らず、
電子部品の値には必ず音質が最上であるバランス点があるのです。
次回に続きます。