ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

いよいよ新製品発表!! vol.1

2015-08-21 | 雷鳥 Raicho

『もうすぐ新製品発表??vol.5』の続きです。

前置きが長くなりましたが

2015年秋の新製品は

旧来の『風習』にとらわれず、

意欲的な新製品をだすぞー!!ということです。

これから1ヶ月程かけて5種の新製品を発表します。

まず、第一弾です。

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商品名:スーパーツイーターユニット

型名:soprano(ソプラノ)

概要:スーパーツイーターユニット。左右2ヶセット。

発売予定日:2015年9月20日

価格:\39,800-(ペア・税別)

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スーパーツイーターの使い方 vol.23』で試作機をご紹介したツイーターが

とうとう商品化です!

このスーパーツイーターは高域を補うためには使用しません!

豊かな音場を再現するためのツイーターです。

ユニットは斜め45度上方に向けられています。

主に、上下方向と奥行き方向にサウンドステージが広がります。

デザインのモチーフは『折り紙』。

奇抜な形をしていますが

3点支持できっちりと設置することができます。

この形にたどり着くまでに多くの試作を重ねました。

実は、試作はダンボール板を折り曲げて製作し、

その数、100ヶ以上・・・。

やっと豊かな音場感を再現する形にたどり着きました。

当社の夏のイベントでは多くの方にお聴きいただき大好評でした。

型名のsoprano(ソプラノ)は

ご存知のようにイタリア語で「女声の高い音域」を意味します。

12KHz以上を再生します。

次回に続きます。

お問い合わせの多いアウトレットモールはこちらです。


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もうすぐ新製品発表??vol.5

2015-08-20 | 雷鳥 Raicho
『もうすぐ新製品発表??vol.4』の続きです。

オーディオの世界で新しいことをするのはナカナカたいへんです・・・

例えば、

musicaのアンプでは入力切替スイッチに

『CD』や『PHONO』等の表示がありません。



関係者からは表示は絶対必要と言われましたが

発売後にこういったクレームはほとんどありません。

むしろシンプルなデザインを評価する声をたくさんいただきました。

また、トップパネルに天然石を使用したデザインも

発売前の評判はいまひとつでした・・・

現在ではmusicaを代表するデザインです。



こういった新しい考え方を盛り込んだ秋の新製品をご紹介したいとおもいます。

まずは、スーパーツイーターです!

次回に続きます。

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もうすぐ新製品発表??vol.4

2015-08-19 | 雷鳥 Raicho
『もうすぐ新製品発表??vol.3』の続きです。

最後に『スイッチング電源は良くない』です。

スイッチング電源とは安定化電源の方式の1つです。

安定化電源とは電圧を一定に保つ電源です。

例えば、

ここに100Vの電球があるとします。

この電球の明るさを1/4にするとします。

1つの方法として、電圧を50Vにします。

P=V×V/Rですので

電球に供給される電力が半分になり、明るさも半分になります。

もうひとつの方法として

1秒点灯して、1秒消灯します。

これも長い目で見れば明るさが半分になったと言えます。

0.00001秒点灯して、0.00001秒消灯した場合

人間の目には半分の明るさに見えます。

このように高速でスイッチを入れたり、切ったりするような動作を繰り返し

規定の電圧にする電源をスイッチング電源といいます。

ところで、

昔、電子レンジの電源を入れると、

部屋が一瞬暗くなると感じたことはありませんか?

電子レンジの突入電流によって、

一瞬電源電圧が低下したことで起きる現象です。

100Vの電源が95V位になることもあります。

電子レンジを1秒に1回づつ電源を入り切りすると

部屋の明かりは常にチラチラしている・・・かもしれません。

このチラチラが電源ノイズです。

ところが、

最近のスイッチング電源は突入電流が発生しない工夫がされており

100W以下の小型のスイッチング電源ではこれらのノイズは

まずありません。

また、出力にノイズが乗るという方がありますが、

負荷回路に適切なフィルターを使用すればまったく問題ありません。

DCアダプターにはスイッチング電源が使用されることが多いのですが、

電源部がオーディオ機器と離れている構造は

電源部で発生するノイズを音楽信号を扱う回路から遠ざけるという意味では

まったく理にかなっています。

ノイズを撒き散らすスイッチング電源という印象は

そろそろ過去のものなのです。

次回に続きます。
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もうすぐ新製品発表??vol.4

2015-08-18 | 雷鳥 Raicho
『もうすぐ新製品発表??vol.3』の続きです。

次にコンデンサーについてです。

昔、コンデンサーの容量は

大きければ大きいほど良いと言われていました。

25年程前、大型電解コンデンサーの価格が下がった時期があったのですが、

メーカーがアンプをモデルチェンジするとき、

電源のコンデンサーを増大するということは大きなセールスポイントです。

その割にはたいしてコストは上がらず

メーカーにとってはとってもおいしいPR方法でした。

その結果、小型アンプに10万マイクロファラッドものコンデンサーが使われることも・・・

本当はどの程度の容量のコンデンサーが必要なのでしょうか?

設計者の考え方によって大きくも小さくもできるのですが、

ひとつ例を挙げると、

真空管時代に銘機といわれたWE社の91型というアンプがありました。

WE300Bを使用した出力8w程度のアンプです。

現在でも高値で取引され、その音質に魅せられるアンプです。

このアンプに使用されている電源のコンデンサーは

なんと、10マクロファラッド程です。



もちろん電圧も高く、パワーも小さなアンプですのでそのまま比較することはできません。

もし、これを100Wの半導体アンプに換算すると1000マイクロファラッド程でしょうか。

電源のコンデンサーは大きければ良いというわけではないのです。

また、さらに近年大容量のコンデンサーはスピード感を阻害するということが言われるようになりました。

電源のコンデンサーに限らず、

電子部品の値には必ず音質が最上であるバランス点があるのです。

次回に続きます。
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もうすぐ新製品発表??vol.3

2015-08-17 | 雷鳥 Raicho
『もうすぐ新製品発表??vol.2』の続きです。

石による音質の違いについてお話してきました。

次に電源についてお話したいと思います。

昔、電源回路は

重ければ良い。コンデンサーが大きければ良い。スイッチング電源は良くない。

と呪文のように言われていました。

あれから20年。

電子回路の常識も大きく変わりました。

まず、重ければよいのか?

これは大型の電源トランスを使うことが望ましいということですが、

大型の電源トランスはノイズを撒き散らすのも大型です・・・

この対策として、パワーアンプではノイズを撒き散らしにくい

OIコアやWBトランスを用いるのですが



(画像は大型のWBトランスです)

これらの特殊トランスは通常の2~5倍も高価です。

大型電源トランスを搭載するためにケースも大きくなり

価格は更にアップ・・・

そのためアンプの価格が跳ね上がり、

海外のアンプでは100万円を越えることは珍しくなく

中には1000万円を超えるものも・・・

オーディオアンプは最も高額な家電製品なのです。

洗濯機や掃除機で100万円と言われたらどうでしょうか??

違和感を持つのはわたしだけでしょうか・・・。

次にコンデンサーについてですが・・・

次回に続きます。
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