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MCカートリッジ、トランス使う?? まとめ

2015-12-20 | 雷鳥 Raicho
『MCカートリッジ、トランス使う??』のまとめです。

MCカートリッジの再生において

MC昇圧トランスと半導体アンプのメリット・デメリットをお話してきました。

MC昇圧トランスには『力強い』『ダイナミック』という捨てがたい面もありますが

相性がシビアで、オーディオ上級者向けアイテムです。

これからアナログ再生に挑戦する方には半導体アンプをお勧めします!!


MCカートリッジ、トランス使う??vol.1

  前書き

MCカートリッジ、トランス使う??vol.2

  MC昇圧用アンプの変遷

MCカートリッジ、トランス使う??vol.3

  トランスがナローレンジの訳

MCカートリッジ、トランス使う??vol.4

  カートリッジとの『相性』その1

MCカートリッジ、トランス使う??vol.5

  カートリッジとの『相性』その2

MCカートリッジ、トランス使う??vol.6

  あえてMC昇圧トランスを使うなら・・・





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MCカートリッジ、トランス使う??vol.6

2015-12-19 | 雷鳥 Raicho
『MCカートリッジ、トランス使う??vol.5』の続きです。

多くの皆さんがMCカートリッジの昇圧は

半導体ヘッドアンプ派に傾いてきたことと思います。

中には、

それでもやっぱりトランスは捨てがたく、

力強さだけはなんとしてもほしい!!

ということでトランスを選択される方もおみえだと思います。

もちろん素材を吟味した高価なトランスであれば力強さとハイクオリティを両立できるのでしょうが、

価格は安いに越したことはありません。

では安くて良いトランスを見極めることはできないのでしょうか?

トランスには『昇圧比』があります。

一般的なMC昇圧トランスは26dB(20倍)あたりが多いように思います。

モノによっては30dB(30倍)のモノも。

高い昇圧比で良い特性のトランスを作るのは大変難しいのです。

逆に、低い昇圧比でよければ、特性の良いトランスは作り易いのです。

20dB(10倍)程度のトランスをテストしたことがありますが

とても高いクオリティにびっくりしたことがあります。

調べてみると6dB(2倍)のMC昇圧トランスも存在しています。

これだけ低ければ確かによいのでしょうが

ゲインが低いのでボリューム全開で聴くことになるかもしれません。

どうしてもトランスという方は20dB以下のトランスを探してみてはいかがでしょうか。

次回に続きます。



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MCカートリッジ、トランス使う??vol.5

2015-12-18 | 雷鳥 Raicho
『MCカートリッジ、トランス使う??vol.4』の続きです。

MCカートリッジの昇圧は

トランス派か半導体ヘッドアンプ派か?

ということですが、

MCカートリッジと相性の良いトランスならば

トランスも『あり』だと思います。

ところで、

半導体アンプにも『相性』はあるのでしょうか?

MCカートリッジと半導体アンプの関係は電圧伝送です。

MCカートリッジの出力インピーダンスが数オームなのに対して

半導体アンプの入力インピーダンスは100オーム程度のものが多いようです。

出力インピーダンス5オームのMCカートリッジから1mVの信号が出力されているとします。

MCカートリッジに何も接続しなければ

この1mVは損なわれることはありませんし、



相手がいないので、当然相性もありません。

ここに入力インピーダンス100オームの半導体アンプを接続すると、



カートリッジで発生した1mVの信号は0.95238mVとなりますが、

5%程度しか変化しません。

つまり5%程度の『相性』はあるということであり

95%は『相性』とは関係ないと考えることができます。

次回に続きます。



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MCカートリッジ、トランス使う??vol.4

2015-12-17 | 雷鳥 Raicho
『MCカートリッジ、トランス使う??vol.3』の続きです。

MCカートリッジの昇圧は

トランス派か半導体ヘッドアンプ派か?

だんだん半導体派に傾いてきたのではないでしょうか。

トランス派の最後の砦は『相性』です。

性能が良い悪いとか

音質が良い悪いではなく

MCカートリッジとトランスは『相性』が良い!・・・とトランス派。

相性と言われてしまうと特性を追求する意味はなくなってしまうのですが・・・

そうも言ってられないので

『相性』を科学してみます。

MCカートリッジは『ムービングコイル型カートリッジ』のことです。

カートリッジ自身がコイルなのです。

コイルで発生した信号をトランスというコイルで受ける。

これがトランス派の相性の良さなのですが、

これには多くの条件が必要です。

インピーダンス、インダクタンス、直流抵抗等々・・・

トランスには多くのファクターが存在します。

これらが全てぴったり合致したとき『相性が良い』状態になるのです。

メーカーによっては特定のカートリッジ専用の昇圧トランスを用意していることがありますが

これらはかなりの確率で相性が良くなるとおもいます。

しかし、半導体アンプ派の言い分は

そんなに苦労しなくても、半導体アンプならもっと簡単に同じような音が出るのに・・・

という感じでしょうか。

次回に続きます。



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MCカートリッジ、トランス使う??vol.3

2015-12-16 | 雷鳥 Raicho
『MCカートリッジ、トランス使う??vol.2』の続きです。

MCカートリッジには昇圧トランスよりも半導体ヘッドアンプのほうが

高性能で低コストを実現できるというお話をしました。

性能やコストはともかく、音質はどうなのでしょう?

めちゃくちゃ特性が良くても

音質は・・・ということも現実にあります。

昇圧トランスの音質は一般的にはパワフルな低音と言われています。

1次コイルによって電気を磁力に変換し

2次コイルによって磁力を電気に再変換します。

ここで音楽信号は2つのコイルを通過するのですが

コイルは周波数が高いほど、

インピーダンスが正比例して上がる性質があります。

ベースの200Hzと女性ヴォーカルの2KHzでは

コイルのインピーダンスはヴォーカルのほうが10倍も高くなってしまうのです。

インピーダンスが低いということは

ダンピングファクターの高いパワーアンプのようなもので

このあたりが、低域がパワフルだという秘密だとおもいます。

反面、高域はインピーダンスが高くなり

コイルに使用されている鉄芯の特性も問題になってきます。

その結果のスピード感は後退し、高域の音圧レベルも下がることになります。

一般にトランスはナローレンジと言われていますが、

この現象によるものです。

もちろん、コストを度外視し、

大容量で高域特性が優れた鉄芯を使用すればこれらの問題はなくなりますが・・・

次回に続きます。



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