ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

Ibuki4発表前にちょっとだけ公開! vol.2

2019-07-21 | いぶき Ibuki

『Ibuki4発表前にちょっとだけ公開! vol.1』の続きです。

今日はフォノアンプIbuki4-phoをご紹介します。





このフォノアンプはMMカートリッジ用で入力は1系統です。

再生カーブはRIAAでなんてことないフォノアンプです。

このフォノアンプの最大の特徴はコストパフォーマンスでしょう。

価格は19800円(税別)です!

一般的に高音質のフォノアンプを作ることは

それほど困難なことではありません。

ネットでもフォノアンプを自作されている記事はたくさんでてきます。

ならば、なぜメーカー製のフォノアンプが売れるのか?

実は、高音質のフォノアンプは簡単にできますが

高音質でノイズの少ないフォノアンプは簡単にはできないのです。

30年ほど前レコード再生に必要なフォノアンプのSN比は60dBと言われていました。

これはレコード再生においてハムや外来ノイズの混入が多く

そこそこのSN比があれば、フォノアンプとして成立したのですが、

最近では、カートリッジやフォノケーブルの性能が向上し

SN比は70dBはないと使おうという気になりません。

10dBの差は1/3ですので

最新のフォノアンプは昔のフォノアンプと比べてノイズが1/3に減っていることになります。

これは自作ではナカナカ出せない値です。

フォノアンプには何十万円~100万円を超えるものまでありますが

主にお金がかかるのはノイズ対策なのです。

電源と増幅回路を別々の筐体にしたり

貫通コンデンサーを使って・・・コストがかかります・・・。

そこでIbuki4-phoではノイズが混入しにくい回路を設計の第一に据えました。

まずは回路上のインピーダンスです。

インピーダンスが高ければ、ノイズは混入しやすくなります。

そこでインピーダンスを従来の回路の1/10とし設計しました。

かなり難しい部分もありましたがなんとか達成し、

他にも電源の別筐体化や増幅回路密閉筐体を・・・・次回に続きます。



≪お知らせ1≫

50年前のシーメンスのフルレンジスピーカーが8月初頭まで置いてあります。





価格は56000円(ペア・税込)です。ご興味のある方はぜひお越しください。




≪お知らせ2≫





セット販売のページ
を開設しました。

お値打ちなセットを販売しています。ぜひご覧ください。



≪お知らせ3≫

おまたせしました!毎年恒例の『オーディオ居酒屋』を8月10日(土) 18:00から開催します。



オーディオ&音楽大好き人間がお酒を呑みながらワイワイガヤガヤする会です。

会場は当社試聴室のログハウス。お酒と軽食がでます。会費は500円です。

イベント後はログハウスで朝まで仮眠OK。詳しくはこちらから。



≪お知らせ4≫

当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。

7月
22日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

23日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

23日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ×

◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。

〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。

×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。

当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。

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今日は7月のイベント『真空管アンプで試聴会』でした!

2019-07-20 | イベント

今日は7月のイベント『真空管アンプで試聴会』でした。

たくさんのお客様にご来場いただきました。





ありがとうございました。

今回のイベントは新製品の真空管アンプRACCOLTAシリーズで

新旧のスピーカーを聴き比べてみようと言うイベントでした。

新しいスピーカーはドイツ・クアドラル社のロジウム200。



昔のスピーカーはドイツ・シーメンス社の20cmフルレンジユニットを使用した平面バッフルスピーカーでした。



アンプはフォノアンプ、プリアンプ、パワーアンプともすべて真空管のRaccoltaシリーズ。

試聴は4曲を両方のスピーカーで聴いていただきました。

サンサーンス 動物の謝肉祭から 白鳥~終曲(デジタル音源)

Yesterday once more カーペンターズ(デジタル音源)

You'd be so nice to come home to ヘレン・メリル(レコード)

Cheak to cheak トニーベネット&レディ・ガガ(レコード)



新しい録音、古い録音、アナログ、デジタルとりまぜて選曲しました。

ご来場のみなさんに感想をお聴きしたところ、

50年前のシーメンスのスピーカーも

『これはこれであり!』という評価にほとんどの方がてを上げてくださいました。

『セカンドスピーカーにほしい』『ヘレン・メリルが良かった』等のご意見をいただきました。

このスピーカーは8月頭までは置いてあります。

ご興味のある方はぜひお越しください。

また、新製品Ibuki4シリーズから



プリメインアンプ Ibuki4-int(¥29800予価)と

フォノアンプ Ibuki4/pho(¥19800予価)も試聴していただきました。

こちらは真空管とはまた違った音質を楽しんでいただきました。

次回のイベントは8月10日のオーディオ居酒屋です!

来月もぜひご参加ください!!

ありがとうございました。



≪お知らせ1≫





セット販売のページ
を開設しました。

お値打ちなセットを販売しています。ぜひご覧ください。



≪お知らせ2≫

おまたせしました!毎年恒例の『オーディオ居酒屋』を8月10日(土) 18:00から開催します。



オーディオ&音楽大好き人間がお酒を呑みながらワイワイガヤガヤする会です。

会場は当社試聴室のログハウス。お酒と軽食がでます。会費は500円です。

イベント後はログハウスで朝まで仮眠OK。詳しくはこちらから。



≪お知らせ3≫

当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。

7月
22日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

23日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

23日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ×

◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。

〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。

×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。

当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。

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明日は7月のイベント『真空管アンプで試聴会』!!

2019-07-19 | イベント

明日は7月のイベント『真空管アンプで試聴会』です。



今回のイベントは新製品の真空管アンプRACCOLTAシリーズで新旧のスピーカーを聴き比べてみようと言うイベントです。

使用する機材ですが、

音源は、デジタル音源がiPad。

アナログ音源は

カートリッジは米国GRADO社のPrestige Blue2(¥15000)、

プレーヤーは英国rega社のP2(¥65000)

(P2には当社の外部モーターユニットや専用オーディオボードといったアクセサリーを使用しています)

モノラルレコードをかけるためのツインアーム化キット(¥50000)には



米国GRADO社の新製品のモノラルカートリッジMC+ MONO(¥11000)が取り付けられています。



フォノアンプは真空管を使用したフォノアンプRaccolta-phono(¥69800)を使用します。



プリアンプもラコルタシリーズのプリアンプRaccolta-pri15周年記念モデル(¥79800)

パワーアンプはステレオ4w/モノラル8w切換のパワーアンプRaccolta-power15周年記念モデル(¥99800)を



モノラルモードで2台使用します。

スピーカーは新しい方がドイツ・クアドラル社のロジウム200(¥98000ペア)です。

スピーカースタンドはサウンドマジックのRV24BB(¥44743ペア)を使用します。



古い方のスピーカーはドイツ・シーメンス社の20cmフルレンジユニットを使用した平面バッフルスピーカー





(イベント後 54000円ペアで販売します)です。

また、昨日ブログでちらっとご紹介した8月の新製品Ibuki4シリーズから

プリメインアンプ Ibuki4-int(¥29800予価)と

フォノアンプ Ibuki4/pho(¥19800予価)も鳴らしてみたいと思います。



時間は7月20日(土)13:00スタートです。

今回は新旧スピーカーの聴き比べですのできっちり13:00にスタートします。



場所は岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996 ムジカ試聴室(ログハウス)です。



真空管アンプの回路解説も行います。

事前申し込みはありません。入場無料です。

ぜひお越しください!



≪お知らせ1≫





セット販売のページ
を開設しました。

お値打ちなセットを販売しています。ぜひご覧ください。



≪お知らせ2≫

7月のイベントは『真空管アンプで試聴会』です。



日時:7月20日(土)13:00~15:00

場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996 ムジカ試聴室(ログハウス)

試聴とスピーカーの技術解説、真空管アンプ回路解説を行います。

事前申し込みはありません。入場無料です。



≪お知らせ3≫

当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。

7月
20日
10:00~12:00 ×
13:00~15:00 7月のイベント!!
15:00~17:00 ◎

22日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

23日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎


◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。

〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。

×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。

当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。

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Ibuki4発表前にちょっとだけ公開! vol.1

2019-07-18 | いぶき Ibuki

MUSICAの標準的なサイズは2台並べるとフルサイズになる幅20cm前後のハーフサイズですが、

MUSICAを代表するもう一つのサイズは幅8cm前後で奥行が長い

いわゆる『羊羹サイズ』です。

このサイズはリビングで小型のシステムを再生するときや

PCの隣に置いて聴く場合に重宝するサイズです。

このサイズは2008年に発売された40シリーズに始まり、



2010年の30シリーズ、



2012年のいぶきシリーズ、



2016年のIbuki Fiorello(いぶきフィオレロ)シリーズと



10年以上続く人気のサイズです。

残念ながらIbuki Fiorelloは材料の高騰により2018年に生産完了となりました。

しかし、このサイズをという要望はたくさんいただいており

試作を繰り返していましたが、やっと満足のいく製品ができあがりましたので

発表前にちょっとだけ公開します。

型名はIbuki4-int、プリメインアンプです。



内容は後日詳細にご報告しますが

本日見ていただきたかったのはそのデザインです。

寸法は幅75mm、高さ53mm、奥行200mmです。

その前面パネルの一部が斜めにカットされたデザインです。



その特殊なデザインのため、ケースは職人により1台1台溶接して作られています。





画像ではこのデザインが判り難いため3Dの動画を用意しました。

この製品の仕様は・・・次回に続きます。



≪お知らせ1≫





セット販売のページ
を開設しました。

お値打ちなセットを販売しています。ぜひご覧ください。



≪お知らせ2≫

7月のイベントは『真空管アンプで試聴会』です。



日時:7月20日(土)13:00~15:00

場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996 ムジカ試聴室(ログハウス)

試聴とスピーカーの技術解説、真空管アンプ回路解説を行います。

事前申し込みはありません。入場無料です。



≪お知らせ3≫

当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。

7月
19日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

20日
10:00~12:00 ×
13:00~15:00 7月のイベント!!
15:00~17:00 ◎


◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。

〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。

×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。

当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。

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半導体アンプで真空管の音を出す事はできるのか?? vol.5

2019-07-17 | オーディオ部品のうんちく

『半導体アンプで真空管の音を出す事はできるのか?? vol.4』の続きです。

今回のテーマは真空管アンプと半導体アンプの素子以外の違いを考察し、

「真空管アンプの音がする半導体アンプ」が実現しないかを考えてみたいとおもいます。

それでは具体的に部品を選定してみましょう。

まずFETは2SK222を選びました。



この素子はオーディオ用に開発されたローノイズのJ-FETです。

古い素子ですが、真空管と似た特性の素子ということで選びました。

とても使いやすいFETです。

抵抗は1/4wの金属皮膜抵抗を使用します。



真空管の場合は使用する電圧が高いため1wや2wといった大きなものを使用しますが

FETの場合は10~20v程度で使用しますので1/4wでOKです。

大きさが小さい方がノイズが乗り難いので無理して1wを使う必要はありません。

カーボン抵抗でも良いのですが、少しやわらかめでシャープさに欠ける音になります。

海外の古いアンプに使われているソリッド抵抗は決して選んではいけません。

湿気の多い日本では数年で抵抗値が変化してしまうことがあります。

コンデンサーはフイルムコンデンサーが理想ですが、



4.7マイクロファラッドや10マイクロファラッドのように大きいものは入手し難いので

積層セラミックコンデンサーを使用するか



それもないようでしたら電解コンデンサーを使用することになります。



フイルムコンデンサーはくっきりした音像で歪感も少なく理想的なコンデンサーです。

絶縁物の種類によってポリカーボネートやポリプロピレン等いくつかの種類があります。

積層セラミックは歴史の新しいコンデンサーです。

デジタル回路の電源用に超小型で高周波特性のよいコンデンサーとして使用されることが多いコンデンサーです。

高域が少しキラキラするもののフイルムコンデンサーに準じた音色でノイズも少なく良いコンデンサーです。

電解コンデンサーは化学変化を利用したコンデンサーで

高域特性はあまりよくありません。

音質も暗く、スピード感に乏しい音ですが、

100マイクロファラッド以上の大容量コンデンサーがあるという点と

価格が安い点は大きなメリットです。

主に電源用に使用されます。

次回に続きます。



≪お知らせ1≫





セット販売のページ
を開設しました。

お値打ちなセットを販売しています。ぜひご覧ください。



≪お知らせ2≫

7月のイベントは『真空管アンプで試聴会』です。



日時:7月20日(土)13:00~15:00

場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996 ムジカ試聴室(ログハウス)

試聴とスピーカーの技術解説、真空管アンプ回路解説を行います。

事前申し込みはありません。入場無料です。



≪お知らせ3≫

当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の混雑状況です。

7月
18日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

19日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎

20日
10:00~12:00 ×
13:00~15:00 7月のイベント!!
15:00~17:00 ◎


◎すいています。ご連絡なしで試聴・見学OKです。

〇ご連絡なしで試聴・見学OKですが、念のためお出かけになる前にお電話でご連絡下さい。

×お電話(0584-51-6232)・お問い合わせフォームでお問い合わせください。

当社は土・日・祝日は休業ですが、試聴をご希望の方はお問い合わせフォームでご相談ください。

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