坂東ハリー☆今日よりもっと… 今よりずっと☆

故障しながら迷走する50半ば…片田舎の坂東で七転八倒しながら『走る』壮年のトホホな日々

今日は壬生…来週は⁉️

2019-02-02 18:58:04 | マラソン
正午過ぎのスタート🏃

ちゃんと⁉️参加はしてきましたよ❗

17時過ぎに🏠🚗💨帰宅して…
🍺飲んでしまったので詳細⁉️📝は明日で🙇

来週は【SAGA】になります🗾
勘の良い方は…察しがつくかな⁉️

『アノ』レースを…私的に…
【今シーズンの最重要レース】
に、しました😅

まぁ、故障続きの今シーズン…ギリギリで決断できた『奇跡⁉️の参加⁉️』になるのかなぁ~😱

『ドベ争い必至』は覚悟の上❗
それでも、必ず今後のランナー🏃人生にプラス+になると信じての参戦🏃

『男49歳の覚悟』を垣間見て👀頂ければ幸いですし、チームの名を汚さぬよう『SAGA』の地で、感謝を忘れず…現状で最高のパフォーマンスを繰り出してきます😊

まぁ…チームメイトに比べれば…レベルの落ちるパフォーマンスですが🙇🙇

ついでに…いっとくか3度目

2019-02-02 16:06:05 | マラソン
ついで⁉️に3回目も転載📝しとくか⁉️

2017年…私的に最後の『別大』になるかもしれない?今のチームに所属させてもらって参加した記念の大会でもあるし⭐

その年は…大会3週前に参加した『東京赤羽ハーフ』でレース中に肉離れを発症した中、自己ベストペースで走れていたので無理して最後まで攻めて『83分切り』の自己ベストと引換に大きな代償を背負っての挑戦だった👊

初めての肉離れで少し甘く考えていた当時、発症の翌週に痛みが治まったので『5Kレース』を走って更に深みに嵌まり…自分の無知や愚かさを思い知った😩

姐さんや親分に的確なアドバイスを頂戴し…なんとか走れたのは『結城RCメンバー』になれていたからこそ❗
今でも感謝は『片時も忘れてません…』、ホントですよ本当に😅

一応、【3時間8分】あたりを目指して…当時は練習していました🏃

64回&65回大会に比べれば…簡単に📝仕上げています👌

それでは失礼して✒️🙇


【 第66回 別府大分毎日マラソン大会】

関東の感覚からすると日の出の時刻は遅い気がする九州地方。
『呑まぬように…』と思っていた昨夜も…缶チューハイと缶ビール(350ml)を合わせて3本飲み干していた(((^^;)
それで体調に変わりがあるかと問われれば『それは無い!』と断言できるので大きな問題では無いんだが『意思』の問題だよねで、意思のね(>_<)

起床は6時前…スタートから6時間前、先ずは温泉に向かって身を清める!?まぁ前夜に汚すような所業は一切無かったが五感を目覚めさせて戦闘態勢にならないとね(^^)
湯船には浸からない…余計な体力消耗を避けねばね。

外はシッカリと雨模様…ヤフー天気では9時前には雨上がりになって、スタート後には日差しも戻り気温は最高14度の予報だが『ホンマかいな?!』当たり前のように疑いたくなる。

スタート会場までのシャトルバス…『早く行き過ぎても雨模様ならテント入れないと濡れるだけだし…』諸々を想定して9時半頃にシャトルバスに乗り込んだ。

最下級カテゴリーから脱出すれば…レース前を建物内で過ごせるが、3回目でも選択肢は野外かテントかバスの3つなんで雨が降ると2000人近いカテゴリー4の参加者は右往左往する。
別大国道に架かる歩道橋の上から私のエリアを覗き込むと長蛇の列が!?さすがにレース2時間以上前にトイレ行列は無いだろから…最後尾に着けて特に係りの方が案内するわけでもないが『多分…バス待機の列だろう』と睨んだが人数分のバスが用意されない筈、並んでも溢れる可能性もあったがポツリポツリと気まぐれに降り続く雨の中で野外で待っていても行列待ちと然程変わらないし、ならば駄目モトで並んでバスに乗れればラッキーと思うことにした。

この大会は一般市民ランナー向けの大会でなく…あくまでも資格を有するランナーの参加を募る競技会だと思う。
だから競技に関しては所謂『おもてなし』など期待しては駄目。
前述したバス待機の件も案内の方は1人だけ…列の先頭で並んでいるランナーを捌くだけしかしてない。私の十数人前の時に『このバスで最後です…あとは来ません』と告げて黙々と最終乗車を促して去っていった。

なんとか私は乗り込めたが…何百人ものランナーが『並び損』となったであろうし、一言だけあった通告が聞けなかったランナーはバスの到着を待ち続けているので『酷い話だ!』と思ったランナーも多数だったかもしれないが、前日の
受付で配布されているプログラムには【待機のバスの台数は17台】と明記されているのだから怒りは筋違い…天候によってバスの台数を変えることなどスペースや手配を考えれば無理なのは合点がいく。
資格を得ての初出場は立派なものだが客寄せ優先の大会と同じ感覚で参加するのも認識不足だし、ランナーレベルの低下が懸念してしまう。
個人的には女性の参加タイムは据え置きとしても…男性にかんしては【グロス:3時間15分以内】が望ましいかと思う。

バス待機も窮屈で最低限の準備しか出来なかったが…断続的に降る雨は凌げたし…幸い隣にいたランナーが早々に着替えを済まし外に出てしまったので私も窮屈ながら関節や筋肉に負担を掛ける変な状態での着替えは免れ、予備整列の25分前に荷物を預けてストレッチやら軽く流して臨戦準備。

天気予報からすると冷え込んでいるコンディション…迷っていたアームカバーと腹巻きは装着…食事は省いたのは気になるがザバスのゼリーを1本だけ入れといた。

走り込みの準備不足は認識してるし…おそらく30Kどころか25K以降は厳しくなる想定をしていたので『選択出来る策は…1つ…』とプレラインアップの時点で【覚悟】はしていた。

姉御やチームの先輩にも云われていた…『フルの最後は気持ちだから!』と、あと数時間後に答えは出るだろうと腹を括った。

今大会から女子ランナーも男子の中に混じる形で整列することになり…私より1つ若いゼッケン番号は女子ランナーだったので当然ながら整列した隣には女性…『ここに並ぶって事は今回は国際タイムクリアが目標なんだろうな…』プログラムには年齢も入っているので失礼ながら御歳も承知していたが、とてもとても私より5才も年上とは思えない御姿で勇ましく格好良い!なんとか練習の成果を発揮され大願成就するのを願った☆

整列から良い緊張感…雨が上がって『いよいよ天気予報が当たりだすか?!』お日様が顔を出してきたら一気の気温上昇も考えられる『レースに入ってからの読みと判断が大事だな…』長丁場ならではの心配が後を絶たない(>_<)

今年からネットタイムも計測してくれるようだが…必要あるか?!
この大会に出場するようなランナーなら『記録なんてのはグロスタイムが唯一無二』と思っているだろうし、私から云わせれば『そう思えないなら別大は御遠慮願いたい』とも思う。

いよいよスタートのカウントダウン…1回目や2回目とは違う『何か』を背負いながら、そして確実に憧れから変化した 42.195㌔ への挑戦が号砲と歓声の中で幕を上げた☆

スプリットは約1分で考えて…相棒のスタートスイッチはゲート通過でオンして長旅の始まりだ☆
300m過ぎ位までは渋滞気味で5分を大幅に上回る流れだったが…徐々に前もスピードが上がりバラける流れが私の位置にもやってきて500m過ぎた頃にはマイペースに持ち込めた。
前半は流れに乗れば『自分の設定ペース』から遠くないラップに落ち着ける筈だが…むやみに流れを意識し過ぎで設定よりも早いラップに巻き込まれると修正が厄介なので5Kまでは相棒のラップを㌔毎に確認しながら進める事にした。

そうそう…唯一無二と考えた今回の策は『25Kまで貯金+残りは余力を使い果たす』練習不足から最後まで持たないのは明らか、仮に『前半を抑えて後半に余力を…』なんて芸当をして後手に構えて焦りや後半上げの心理圧迫+スタミナ不足でレース崩壊を招く可能性が強いならば、見通しのつく距離まで『変に抑える』なんて細工をせずに流れに乗せてラップを刻み『ここまでは練習通り!』そういう確信と自信を持って後半の『地獄の想定』に挑むのが最後まで気持ちを切らさない筈だと考えた!!

集中していたからだろうか!?前半は懸念していた足の衝撃は嘘のように気にならない…流れに乗せて周りも見えていた。動きも上々で呼吸も落ち着かせながら進められた。
スタート後にポツリポツリと再度の雨降りで5Kを前にサングラスが少々邪魔になり早々に頭の後ろに廻した…やはり天候と気温は読みきれず給水が悩みの種になりそうな予感だった。

抜いたり抜かれたりだったが気にはならなかった。
別大は第1折り返しまでは『流れに乗らなくても駄目、乗り過ぎても駄目…練習通りに!』過去2度で学んだ教訓だ!!

5Kを過ぎて給水が始まる…空になったスペシャルのテーブルを横目に通り過ぎ、先ずは一般スポーツドリンクのテーブルに向かい7K手前で最初の給水!スペシャルの手前で既に歩道側に走路をとっていたので急に斜行して割り込んでくるランナーに注意をしながらシッカリと給水を2度!
普段は口を潤させる程度でゴクゴクと飲み込むような事は無いのだが…なかなかの飲みっぷりでいってしまった(((^^;)
先頭集団とすれ違える唯一のチャンスは…時計からすると8K過ぎ、その頃には当然ながら中央分離帯側に走路を変えており今年も無事に先頭集団を目に焼き付けた(^_^)

コレが終わると第1折り返しを境にした『下り坂&上り坂』だが…意外にココは『罠』だったりして、距離的にも10K手前で足も快調に運べて下り坂で気持ち良くスピードに乗れ、少し先の折り返しを廻っても気持ち良さの余韻が残り戻りの上り坂も同じ感覚でグイグイと流れてしまう。
そんな中で10K地点を通過して思ったよりもタイムが良かったりすると『ヨシッ!』なんて気になりアップダウンのダメージなど気にせずに快調にラップを上げてしまう…正にトラップとなる(TT)

昨年の自分がそうだった…発熱の病み上がりにも関わらず『意外にいけるぞ!』なんて勘違いして快調に前を捕らえて先に進めて20K過ぎには終戦状態に(>_<)
経験を生かし?!今年は今でも記憶に残るほど冷静でしたよ。

十分に余裕を持って10Kは通過?!
相棒の手元計測ラップを今更ながらに確認すると、流れに乗りつつ集中して走れていたであろうと察しはつく。
S-5K 【 4'36" 4'16" 4'12" 4'16" 4'15" 】 21'35" ( 21'41" ) 

6-10K【 4'15" 4'15" 4'09" 4'10" 4'15" 】 21'09" ( 21'15" )
※スプリットは39秒、()内は公式通過ラップ

前述している通りで10K手前の下り坂で多少は惰性を利用してラップを削っているがマイペースを保つ中での『少々の勢い』に過ぎず、後々に影響を及ぼす『ここぞとばかりの貯金造り』とは違う。

折り返してからの上り坂は『頑張り過ぎるな…11K通過は 4'20" で御の字だから…冷静に冷静に…』心の中で何度も呟き熱くなったハートを宥めるように歩を連ねた。
折り返したことでスタート地点へ逆戻り、11Kを過ぎれば
別府市内は平坦が続き高崎山の山影が見えるまで、今まで同様にレースに入り込んで集中して走れば大丈夫だ。

5K以降は㌔毎にラップは確認せず10K通過でチラ見したが無意識に頑張り過ぎそうだった11K通過は念のために確認した…『概ね想定通り』自分の体内時計が正常に働いているのを確認できたので以降は5K毎のチェックで大丈夫だと判断した。

11K過ぎの給水も前と同様にシッカリと飲み込んだ…大きかった雨粒も降っているか?!という程度になってきて『いよいよ御天道様が出てきたら気温が上がり体感温度も上昇だ!』こんな感覚で進めていったが…この読み違いが『少し早い減速』に繋がろうとは頭の片隅にも存在していなかった(>_<)

別府市街地を走り抜ける18K手前までは完璧にレースに集中して走れていたと思う…常に走っている3mくらい前方の様子しか記憶に残っていないし、目印になるランナーを自分のペースに照らし合わせ次から次へと変えていき、所謂『あるゾーン』に入り込んだ理想の走りだった。
16K過ぎの給水もシッカリとしたのだが…ここを素通り出来ていたならば多少は状況が変わっていたかと考えると惜しい(TT)

市街地と別れを告げて海岸線コースに切り替わる辺りで『兆候』は現れた…左脇腹痛!!軽度ではあるが痛み出してきた!!
ただ年末に苦しんだ『結石』による痛さの類いでなく…水分の補給過剰によるものだと直感、依然として日差しは無くて気温上昇は完全に『読み違い』となりつつある様相で海岸線特有の海風により身体全体も冷たい風に冷やされる『しくじった…』大きく躓いてしまったと自覚した((T_T))
そんな最中…目の前の若手ランナーも左脇腹を押さえながら走る姿で『私と同じような状況か?!それでもスピード維持して粘ってる…負けられない!』左脇腹の軽度な痛みを覗けば他は問題なしだから『落ち着け…25Kまでは確実に戦える筈、練習通りにレースは運べてる!』ここまで重ねてた練習と本番ここまで重ねた距離が弱りかけた気持ちを支えてくれた!!『とにかく…スタート地点“うみたまご”に戻ろう!先ずは中間点に!』まだ戦える☆☆
依然として左脇腹は気にはなったが…“うみたまご”まで戻り20Kを、そして中間点を淡々と通過した。
前回は…この近辺で『終戦の予感』を抱えながらだったが、今回は『まだまだ戦える』そう思えたのは喜びだった(^-^)

11-15K【 4'18" 4'15" 4'13" 4'14" 4'15" 】 21'15" ( 21'16" ) 

16-20K【 4'15" 4'16" 4'23" 4'22" 4'21" 】 21'37" ( 21'42")

御覧の通り、やはり18K過ぎから左脇腹痛の兆候でラップを落ちて…ここから何処まで練習通りのイメージで進めていけるかが全体時計の鍵になったんだろうと振り返れる。
収穫だったのは『こんな前半イメージがサブ3を目指す目安の走り』というのを実感できたのは今後の『来る時』に向けた明るい材料だろう。ただ今回は『来る時』の練習はしていないのだから余計な夢を見るつもりは一切無かったが無かった。

さぁ!いよいよ中間点!!
中間通過タイム【 1時間31分20秒 】

スプリットが39秒だからネットでの通過タイムは90分台…沿道から『サブ3狙えるぞ!』と声が掛かっても不思議ではないが、それを真に受けて『ヨッシ!』なんて思ったら簡単に別大トラップの餌食になる!このコースは中間点を過ぎてから大分市内に入るまでの約4Kに『高低差』という活字に表現されない罠が潜んでいる。

国内の主要マラソン大会…まぁ、福岡国際・びわ湖毎日・東京などの選考会レースと異なり、異彩を放つ区間が別府市内と大分市内を結ぶシーサイドコースに隠された大きな落とし穴が海岸線特有の曲がりくねった『バンク走路』だと私は考える。
コースマップでは表面化しない隠された高低差…海岸側にするか?!中央分離帯側にするか?!些細な走路の取り方次第で小刻みな勾配が大きくなったり小さくなったりしてしまう。
中継映像でも多少は感じられるが…実際に走ると難しさを痛感。
今回は脚が残せるギリギリの距離と『難解な罠』が重なった。
このトラップを意識しなければ集団や前に『ならう』走路を選択していけばよいが…過去の2回で『ここの乗り切り方が終盤への道しるべ』と思う私には他のランナーと走路を違えても3車線の別大国道の道幅と斜度を最良と考える選択肢の中で攻略する必要があったし、スタミナ不足を認識しているからには尚更重要な区間だ。

中間点を過ぎたところで『とにかく30Kまで…㌔4分半でペーランのつもりで…』さすがに前半のラップは続かないのは20K手前の微妙な落ち込みで覚悟していたし、ラップを落とすことで精神的な余裕が補給されればスタミナ切れを少しでも先延ばし出来るかもしれないと考えた。

21-25K【 4'18" 4'27" 4'23" 4'26" 4'24" 】 21'58" ( 22'02" ) 
攻略が重要と思っていたシーサイドコースは大胆なコース取りをしながらも、設定したラップを守りながら“攻めの走り”が出来たように残したラップを眺めると感じられるが…今にして思えば、設定ラップを意識し過ぎの中で進めて『無意識の無理』をしていた?!それは25Kを過ぎて大分市内に入った付近で『決定的な感覚』となり襲い掛かってきた(>_<)

26K付近で今までと違った感覚が思考を支配し始める…ここまでは『次は10、次は20』と足算のレース思考だったのが急に『あと15…いや16か…』という引算のレース思考に急激に変化して、それと時を同じくして脚の疲労が一気に表立って増大していく『きたか…弁天橋までもたなかった…』スタミナは急激に消耗を始めていき、持ち合わせた補食ゼリーも30Kの大きく手前で使い果たした。スタミナ切れを意識した付近では中間点前後で苦しんだ『左脇腹痛』は吹っ飛んで、より深刻な『脚のタイムリミット』に意識が移行して二重苦は免れたが厳しさの度合いは一層増した。

思える市内に入ると沿道も賑わいを取り戻す…『さぁ!もう少し!』なんて声援も掛かるが、まだまだ10K以上が残っている中で『なかなか厳しい声援だな…』などと心が苦笑する。

一般的に勝負処とされる『弁天橋』に差し架かる…まぁ、それはトップランナー達の話で私のような凡人市民ランナーには大きく意識しても仕方なく、あくまでも『大きな橋越え』と思えばよくて延々と上りが続くわけでも無いのだから気分転換のポイントくらいに考えればいいだろう。
上ったいる途中に大声で吠えた『弁天橋きたぁー!!』、すると航法から追い上げてきたランナーが『嫌だよね…この橋は』と話し掛けてくれたので私も『でも、ここ越せば30Kなんでホッとします』と続けた☆
すると『もう前半から側底筋が傷んで…』と洩らしたので『私も左脇腹に痛みが…』なんて言い訳合戦?!『でもビールの為に頑張るかぁ~』と勢い良く上っていった。
その会話が沿道に聞こえたのか?!『ビール!ビール!』の連呼がされ…私は左手を突き上げ、抜いていったランナーは両手を突き上げて声援に応えた☆
ちょうど視界にゴール地点の競技場を捕らえた時に『パン!パン!』という音と共に白煙が上がった…先頭がフィニッシュした合図だろうと察したが同時に『こちらのフィニッシュ目安は1時間後だな』と、改めて残された厳しい闘いに気を引き締めた。
そして30Kを通過…『まだ貯金はある!諦めるな!』

26-30K【4'30" 4'27" 4'31" 4'27" 4'38"】 22'33" ( 22'40" )

35Kの第2折り返しまで…ここまで粘れば残りは気持ちでカバー出来るかもしれないと淡い期待を抱きながらも、横をすり抜けて抜き去っていくランナーと脚色を比較すれば設定ラップで粘るのは不可能だと察しがつく。
前に都合良く『付けるかな?!』なんてランナーも居るが…こんな自分の状況で脚色が同じランナーに引いてもらったところで『必要以上にラップを落とすだけ』と相場は決まってる。
とにかく持ち合わせてるだけの推進力を振り絞って前に進む!ここまで来たら周りをあてにせずに自身の歩んだ道程に頼れ!
既に気付いていた…35K地点を境にした前後1Kで4度の小刻み橋越えアップダウンでスタミナは底をつくであろう事を(>_<)
唯一の救いはスタミナは切れかけていても本番前から懸念していた『結石の悪戯』や『左足肉離れ再発』の兆候が微塵もない事。
『どこまで貯金で繋げるか…残り5Kはギリギリのタイム勝負』
そうなる予感はヒシヒシと感じていた(ToT)

31-35K【 4'34" 4'40" 4'39" 4'40" 4'49" 】 23'22" ( 23'27" )

折り返しはしたが…両足の大腿表には重い疲労がのしかかり急激に足が上がらなくなっており『これで最後だ…』と気力を振り絞ってアップダウンをパスしたところでスタミナは完全に切れた!?未だ36K過ぎ…5K以上も残っている(>_<)
気力も薄れる一方で去年のレース終盤が走馬灯のように脳裏を駆け巡り…そんな悪夢を振り払うように動かない足に見切りをつけて腕を必死に振りだした。
『焼け石に水』それも薄々感じたが…やれる手立てが残っているなら後先考えずにやるだけ、もう“その位置”までは辿り着けてる。
『去年の終盤ラップまで落ちるようだと…』そう㌔5分半に達してしまったら目標タイムどころか“悔やみ切れないタイム”になってしまう可能性も考えられるから。。。
女性ランナーにも…4~5人くらい終盤で抜かれ『あのゼッケンは前半に抜いた番号だな…』いけるものなら背中やお尻に食らい付いて粘りたいのはヤマヤマだったが…余力歴然どころか気力も意欲も『月とすっぽん』状態で相手にされる間もなかった。
どこまでも減速しそうな勢いに…歩けるものなら歩きたかったし、止まれるものなら止まりたかったがレース前にチームの先輩方から叩き込まれた『フルの最後は気持ちだぞ!』の言葉に支えられ最悪のパターンには陥らずに済んだ。

36-40K【4'51" 4'53" 5'01" 5'03" 5'10"】 24'58" ( 24'57" ) 

40Kを過ぎて残り2K…なんとか再度動かないか?!
藁にもすがる気持ちで左足右足と高く上げようと試みるものの…上がらない『無理に上げたら危険かも?!』自己防衛が先に立ってペースは落ちていくばかり。
最後の右折で土手沿いの直線に…ここはオールスポーツの撮影ポイントで走った姿が後日確認出来るが、公開された画像を見ると『見るも無惨な姿』で進めていた様子が窺えた(TT)

既に35K過ぎからは記憶も途切れ途切れだが…競技場のゲートを潜った辺りからは鮮明に記憶も残っている。
ラスト400mでフィニッシュ地点の大時計は『3時間9分48秒』…もちろん目標に届かないのは競技場に入る前に境地してたが『ならば!どうにか10分台で!』と枯れた雑巾を絞り上げるようにラストスパート!!冷静に考えれば間に合わない…でも冷静ではいられないし、いたくなかった。
残り100mくらいで大時計は『3時間10分45秒』どう考えても間に合わないが必死に、ただただ必死に一歩を出した。

そしてレースに鉛色だったのが嘘のように…薄雲にスカイブルーの空がフィニッシュを祝福してくれた(^_^)

【 finish time 3時間11分11秒 】
当たり前ですが…グロスです😅
未だに『本タイム』が私の『フルベスト』⌚

トラブル続きで迎えた3度目の私の『別府大分毎日マラソン』は…こうして完結、コースに一礼して終わりを告げた。

今年からレース後の導線に変更があった。
今まではコースを横切って最下級カテゴリーは遠い大分舞鶴高校体育館に向かっていったが…今年からはコースを横切らずトラックを大回りして体育館に向かう導線になった。
制限ギリギリで競技場に帰ってくるランナーを気にせずに控えに向かうのは少し歩く距離は増があめでも降っていない限り問題無いし良い方向への変更だと感じた☆

この1年…ダイアリータイトルに掲げてきた目標タイムには大きく届かなかったのは単純に実力不足だったからで、届かなかったのを臨戦過程や当日状態に転嫁してしまったら先は無いだろう。
レース直後に結果を素直に受入れ…そして、変化と感謝が生じた。

先ずは感謝…やはり“この大会”を目標にしないと感じられない多くの経験を練習段階から含めて今回もさせてもらえた事に感謝。
今の自分にとって『日本一の大会』である事は揺るがない☆
そして変化も…それは、この大切な大会を憧れでも目標でもなく『勝負の場』と位置付け挑まなければいけないと自覚する変化。

来年は参加を見合わせます…今度この大会のスタートラインに並ぶ時は堂々と『サブ3ランナー』として戻ってくる為に!

まだチカラ不足は明白…それでも今回初めて『タイムを目標に掲げて参加した別大』で練習から多くの“限界を超えるヒント”を感じることも出来たし、実際にハーフにおいては想像もしないタイムを記録したわけで、練習に於ける足りないものや必死になもの強化ポイント…そしてフルマラソンで現状の私に不可欠な諸々も理解した。

だから次に“この地”を訪れる時は…それらをクリアして最下級カテゴリーから脱出した姿で現れる。

それを叶えるために来シーズンはフルを封印して…ハーフマラソンで先月の赤羽でのタイムを『フロック』だと思わせない実績を積み上げ地震を深めてフル練習に取り組めるようにする。

『サブ3』というのはマダマダ大きく高く険しい難関だが…それと向き合う気持ちを持てた今回のチャレンジは満足には大きく至らないが、少々の納得は獲られたように感じてる☆

一旦は別大から離れる…云わば“終わり”だが、同時に新たな別大へのチャレンジへの“始まり”でもある!


~あとがき✒️~
と、こんな感じで私の3度の…
【別府大分毎日マラソン大会】
は、過ぎ去りました📅

この後に2度のフルを走りましたが…2度とも『沈没』な結果😱
多分⁉️フルを『走りきってやろう❗』って気持ちが欠けているのと、自分で『適性無し』と判断してしまっているからかな⁉️

今後も…暫くフルを走るつもりはありません🙇
『これっ❗走ってみたい❗』
って、景色が浮かんだら考えます💡

もっとも…先ずはハーフを『まとも』に走れるように戻さないと💦💦

相変わらずの…乱文・乱筆を最後まで👀目通し頂き有難うございました🙇