松本さんの松本だより

松本市民となって、15年目。
すっかり「地域の人」を名乗りつつ、松本の風景をお伝えしています。

青山神社のつくりかた

2009年08月07日 | 地域イベント
青山神社のつくりかた

青山様は松本城下町周辺で行われている伝統行事で、
町内の男の子が「青山神社」という小さな幟(のぼり)を立てた神輿(みこし)をかつぎ、
「あおやまさまだい、わっしょいこらしょ」などと掛け声をかけながら町内(地区)の各家をまわり、賽銭(さいせん)を集めます。

今朝、青山神社を作りました。
町内の子どもたちがそろって町内会館に置いてある材料を取りに行き、
先生(何でも教えてくれる年配のおじさんがいます)の指導の下、組み立てていきます。
まずは台(四角い箱のようになっている)の中心に心柱をたてて、正面を決めます。
つぎに「青山神社」と書かれた小さな幟(のぼり)を四本、周囲の角に立てます。
そして、箱の中に杉の枝をたくさん挿していくと、「青山」の出来上がり。
真ん中の柱に、近くの山から神さまが降りてきて、「神社」になるというわけです。

神さまというのは、ご先祖様の霊のことです。
亡くなった人たちは、仏様になってお寺やお墓に葬られ、何年も経つと山にお引越しして、山の神さまになるのですって。
日本では、八百万(やおろず)の神と言って、どこにでも神さまがいるけれど、
それってご先祖様のことだったのね~と妙に納得できます。

お賽銭をもらうときには、
「塩まいておくれ」というのですが、
ご先祖様の霊が来るので、お清めしてください。という意味なのです。


青山様は、松本では江戸時代末期頃から行われていて、
もともとは京都で行われていた行事を真似して全国各地でおこなわれていたのものですが、
今でも残っているのは、松本周辺だけなのだそうです。

うちの町会では、今日の夜と明日の夜、ぼんぼんと青山様をおこないます。

このところ毎日夕立があり、お天気が心配です。
が、うちの町会では、いまだかつて雨に降られたことがないのですって!
なので、雨が降ったらどうする?という経験も無いのでした。
雨、降りませんように。


ぼんぼんと青山様~松本のたから
http://takara.city.matsumoto.nagano.jp/city/170.html

晴 のち 雨 のち 松本ぼんぼん

2009年08月02日 | 地域イベント
晴のち雨のち松本ぼんぼん

毎年8月第一週の土曜日に開催されるという、松本市あげての大イベント『松本ぼんぼん』が8月1日(土)にありました。

夏休みだというのに、毎日のように雨がふっています。(梅雨って、まだあけてないんだっけ?)
この日は、めずらしく朝からよいお天気でした。(天気予報では雨だったのに)
お昼ごろから、雨が降り出しました。
松本ぼんぼんはどうなる?
5時から、松本駅前から松本城の間にある何本もの通りが歩行者天国になりました。
雨はまだしっかりと降っています。
小雨決行だとは言っていましたが・・・?
雨の中、会場方面へ向かいます。
開始時刻の6時、雨はいつのまにか止んでいました。
松本市民のパワー、恐るべし!
きっとすごい晴れ女or晴れ男がいるのですね~。

開会セレモニーの後、いっせいに踊りが始まりました。
町中に鳴り響く一つの曲にあわせてみんなが同じ踊りを踊っている!
大通りも商店街も踊る連の人たちでいっぱい。
一筆書き状につながっているコースを踊りながらすすんでいきます。
翌日の市民タイムスによると、
過去最多の305連・約2万6500人が踊っていたそうです。
商店街のお店や、周辺の企業・団体、学校や幼稚園の連もあります。
そういえば、この日にレッスンのあった音楽教室の楽器店も、
『ぼんぼんに参加のため5時に閉店します』と貼り紙がしてありました。
教室スタッフさんたちも踊ってましたね~。

我が小学校も6年生の親子が参加していました。
来年は、あの中に入って踊れるかしら~?
(やっぱり、見てるだけではもの足りませんからね

ちなみに翌日2日(日)は朝からずっとでした。


松本ぼんぼん フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E3%81%BC%E3%82%93%E3%81%BC%E3%82%93

太鼓まつり

2009年07月26日 | 地域イベント
太鼓まつり

7月25日(土)~26日(日) 16:30~21:00 松本城公園特設ステージにて(入場無料)
第22回国宝松本城太鼓まつり

が行われていました。
お昼前から、太鼓の音が家にいても聞こえてきます。
プレイベントがあるのか?リハーサルでもしているのか?
とても気になります。

花時計公園で街中演奏(午後1時半-3時50分)もあり、
私たちは、25日(土)の2時ごろから、花時計公園での演奏を見ました。

松本市内だけでなく、県内県外・全国各地の太鼓のグループが来ていて
太鼓の形や、楽器の構成、たたき方(曲という?)もそれぞれに違っていて、興味深いものがあります。
その土地ならではの伝統の曲や、新しい曲もあるのでしょうか。

意外だったのは、女性のたたき手が多かったこと。
男性の太鼓は迫力があるけれど、女性のきびきびとした動きがかっこいい

途中で、深志神社(松本市)のお神輿がやってきて、にぎやかさも倍増でした。

雨が降ってきてしまったので、途中で帰りましたが、太鼓の音は聞こえてきます。
やっぱり気になって仕方がありません。。。
夕方にはお城での演奏。家にいてもよく聞こえてきます。(時折、大雨なのに・・・小雨決行とは書いてあったけど。)

26日(日)も雨が降ったりやんだりと、はっきりしないお天気。
夕方も小雨が降っていたけれど、お城の演奏を見に行きました。
ステージでは、お城をバックにして照明の効果もあって、さらに迫力があります。
見に来てよかった~。

娘①は一生懸命見ていたけれど、息子と娘②がおネムになってしまったので、4団体見たところで帰りました。

全部見た人って、いるのかなあ。
見たかったけどなあ。
の中、ごくろうさまでした~。)


女鳥羽川で水遊び

2009年07月20日 | 地域イベント
女鳥羽川で水遊び

2009ネイチャリングフェスタ自然と遊ぼうin松本
7月18日(土)・19日(日)の二日間にわたって市内4箇所でイベントが行われていました。

千歳橋を通ると、ナワテどおり四柱神社周辺や女鳥羽川がにぎわっています。
女鳥羽川の川原にはいつもは無いテントが張ってあり、
いつもは無い丸太の橋がかかっているし、ビニールの浮き輪でチュービング体験をしている子もいます。

目撃してしまったからには、行ってみたくないわけがありません!

女鳥羽川に降りて水遊びしちゃいました。
警備の人もいるので、安心して遊べます。 
丸太の橋を行ったり来たり(おそるおそる、母の手は離さないけど、どんどん先へ行こうとする息子。)、
水の中を歩いたり(前日の雨のせいかいつもより流れが速い?けど、冷たくて気持ちいい~)

パルコ前の花時計公園では、めだかすくい、かき氷づくり、ミニSL、水引細工、七夕人形づくりに挑戦。
松本平のスイカの無料配布もあって(今年初のスイカ美味しかった!)

他にもいろいろな企画があって、やってみたかったのは、
①四柱神社でやってた丸太切り(さっと通り過ぎてしまった)
②花時計公園で羊毛フェルトのマスコット作り(時間切れでできなかった)
③同じくフリークライミングの冒険(クラフト系に目を奪われ存在に気がつかなかった)
ほとんどが無料で参加できます。
次はしっかり計画を立ててまわりましょう~

スタンプを集めるともらえる、オリジナルピンバッジがかわいい。
ユーモラスで表情豊かな生き物たちのイラストなのです。
毎年違うデザインなのかしら。
これを集めるために参加している、というお友達もいました。

こども会の日

2009年07月18日 | 地域イベント
こども会の日

7月18日(土)のスケジュールは子ども会関連のイベントをはしごです。

7時~8時 松本城天守閣の床磨き
 
お当番ではないけれど、楽しかったので2回目の参加。
本日の持ち場は高学年は天守閣、低学年は辰巳櫓と月見櫓の1階でした。
月見櫓は、お月見のときやお花見のときに音楽会(お琴やフルートなどの演奏があります)の舞台になるところ。
室内からの眺めもよくて風もよく通るので気持ちがいいところです。
力をいれてゴシゴシトントン。背筋のトレーニングにも良さそう。

10時~12時ごろ 松本城太鼓門イベント

太鼓門復元10周年記念太鼓門特別公開』の記念式典で、
打ち鳴らされた太鼓と鐘の音(昔はこれで時を告げていたんだって)が、町内のどこまで聞こえるか?
という実験に子ども会で参加しました。

太鼓門を出て、北のほうへ歩き、学芸員さんが町の中にあるゆかりの場所をいろいろと説明してくださいます。
昔の町名や由来を聞いたり、松本サリン事件が起きた現場も通り、武家屋敷の見学もして、戻りました。
自宅のそばまで行ったけれど、とても勉強になりました。

『旗町』(昔の町名)というところでは、
太鼓の音はよく聞こえたけれど、鐘の音が聞こえたり聞こえなかったりしました。
車が通ると聞こえなくなります。昔には無かった騒音が今は多いのですねえ。
南のほうに行ったグループは、松本駅や中心部のほうは高いビルが多いのでやはり、よく聞こえなかったそうです。

松本城の「太鼓楼」再現 来月18日、式典で披露2009年6月22日(中日新聞)

13時30分~14時30分ごろ 松本のぼんぼんの歌の講習会

『ぼんぼん』は毎年夏に女の子がちょうちんを持って歌を歌いながら町内を回る伝統行事です。
そのときに歌う歌を町内の女の子限定で集まり、習いました。 
 (ちなみに男の子は「青山様」という神輿をかついで町内を練り歩くという行事があります。)
 「♪ぼんぼん松本ぼんぼんぼん ぼんぼん松本ぼんぼんぼん―」の『松本ぼんぼん』(こっちは新しい行事)とはちがって、
ものすごく暗いメロディーで、意味深な歌詞がちょっぴり怖い感じの歌です。
これを、大きな声で元気に歌え・・・というのですが。。。

ぼんぼんのうた

ぼんぼんとても今日あすばかり
あさってはお嫁のしおれ草
しおれた草をやぐらにのせて
したからお見ればぼたんの花
ぼたんの花は咲いても散るが
なさけのお花はいまばかり
なさけのお花 ホイホイ

2番は歌わないけれど、
しゅうとのおばばの目が光る・・・とかちょっとコワイ。

本番は8月7日と8日です。それまでに覚えなきゃ~。(私も女の子。)