松本さんの松本だより

松本市民となって、15年目。
すっかり「地域の人」を名乗りつつ、松本の風景をお伝えしています。

かえるの街で『ネコ展』

2010年02月27日 | 日記
ナワテ通りにあるギャラリー街角で開催中の『ネコ展』を見に行ってきました。
私の友人が作品を出展しています。小・中学校のクラスメイトで、私より先に長野県民になって創作活動をしています。
水彩画でとてもかわいいので大好き。
小さい頃から絵がとても上手だったけれど、専門に学んだわけではないそうです。
絵はずっと描いていたけれど、
長野に来てからは、周囲の風景やお庭にある植物を題材にした、お話が聞こえてくるような絵をたくさん描いています。
絵の中のネコちゃんは、彼女のお家によく遊びに来ているネコちゃんだそうです。

他にも様々な作家さんの、ネコをテーマにした写真・シルクスクリーンや焼き物など、
面白くて、かわいい作品がたくさんありました。

・・・
そのギャラリーで、『黄金の手まり』を発見!
少年探偵DAN』に出てくる重要なアイテムのひとつ
映画で使ったものは5年3組の生徒のお家にあったものをお借りしたということですが、それととてもよく似ています。
が、それよりもひと回りも大きい。
『白銀の手まり』もありました。
お土産やさんで売っている普通の『松本手まり』も素敵ですが
手まり作家さんによる創作手まりは、さらにさらにゴージャスで、手がかかっているので高価なものです。
お店の方に聞いたところによると、その方はかなりご高齢でもう創られていないとか。
貴重なものです。
まさに秘宝となりそうな~。

良い物を見つけて、うれしい1日となりました。
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「やしょうま作り」の講習会

2010年02月27日 | 地域イベント
子ども会のイベントで「やしょうま作り」に参加しました。

やしょうまとは
2月15日(こちらでは月遅れの3月15日)の、お釈迦様の命日にお供えをするため
蒸した米粉で作るお料理です。

はじめて聞く名前、はじめて見るものですが、北信州の伝統食だそうです。
義父母もダンナも、もともとは松本の人ではないので、知らない風習でした。
一時期廃れていたようですが、最近になって各地域でブームになっているらしいです。
超ベテランの先生が教えてくれました。

味や食感は、ういろうのようなもので、
見かけや作り方は、金太郎飴やオリジナル太巻きのお餅バージョン
といったところでしょうか。

米粉を蒸してお団子状にしたものはすでにできていて、
私たちは色付けから成形までを体験しました。
粘土細工のように、コネコネしたり、丸くして伸ばしたりという作業で
子どもたちも楽しんでいました。

お決まりのいろいろなデザインがあるようですが、
今回は、初めてでも失敗が少なく、見栄えのする(先生談)桜をつくりました。
桜の花はピンク、幹は茶色、地面は緑と、それぞれのパーツを作り、
出来上がりの絵柄をイメージしてパーツを組み合わせていきますが、
伸ばしているあいだにだんだん曲がってしまいます。
先生がつくったものはどこを切っても同じ絵になっていますが、
私たちのは片側半分しか花が咲いていないのや、地面が無いのや、いろいろ。。。
偶然にできた絵もまたかわいいものです。

出来上がったものをその場で試食。
やわらかくて、ほんのり甘くて、ちょっぴりコーヒー味(幹の部分の茶色はインスタントコーヒーで色づけ)
おいしかったです。

時間がたつと硬くなってしまうので、さっと焼いてから食べても良いそうです。
本来は、お供えした後で食べるものですから、出来上がりをいただくなんて恐れおおいことです。

・・・と、いろいろ書きましたが、実際に作業したのは娘二人です。
弟が隣の部屋で遊んでいたので、私は行ったり来たりしながら見ていただけでした。

娘たちがしっかり覚えているうちに家でもやってみようと思います。
この地域では、これが作れるようになったら、おばあちゃんでもお嫁さんでも格が上がる(これも先生談)
そうですので~。


作り方など詳しくはこちらで・・・

松本市の歴史を感じるもの やしょうま
http://www.geocities.jp/mtmt1952/rekisi/rekisi-e-yasyouma/rekisi-e-yasyouma.htm
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