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ほら 足元を見てごらん
これがあなたの歩む道
ほら 前を見てごらん
あれがあなたの未来 ~♪
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今日は、娘①の中学校と、息子の小学校への入学式でした。
キロロの「未来へ」のうたは、今聞いても切なくなる。
娘①が赤ちゃんの頃入院していた病院に通う途中にあったガソリンスタンドで毎日のように流れていた曲。
毎日、そこを通るたびに、この曲を聴きながら、
私たちに未来はあるのだろうか?
と思いながら、足元を見るしかなかった日々だった
その道がまた、長~く続く坂道だったので余計につらくて
でも、その坂道を登りきったところに娘が待っているから、ひたすら歩き続けた。
そのときは娘は何本もチューブにつながれていて、
抱っこもできない状態だった
いつか手をつないで一緒に歩けるようになることだけでも夢のようだった。
たくさんのお医者さんや看護師さんに育ててもらって、
自分の家に帰ってこれて
自分の口から食事もできるようになって
普通に生活できるようになって
小学校も卒業して
とても素敵な中学生になれたと思う。
入学式に行くのに一緒に歩いて行ったけど
娘のほうが歩くのが速くて、どんどん先に行っちゃう。
これからは、自分で自分の未来をつくっていくんだろうね。
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小学生になった息子とは、もう少し手をつないで歩きたいなあ。
いつまで一緒に手をつないでくれるかなあ。
と思いながら歩いていたら、
足元には、お日様のようなタンポポが咲いていました。