栄久山妙善寺おしょうのつぶやきブログ

山梨県富士川町の栄久山妙善寺は身延山久遠寺を総本山とし永代供養・水子供養・祈祷・相談占い等を行う寺院の住職です。

百年ぶりに妙善寺にお帰りになった神様 2

2009年12月28日 | 歴史

毎月、妙善寺に占い・御祈祷に来られる信者さん達から、以前ブログで紹介した、百年ぶりに妙善寺にお帰りになった神様の事を、もっとよく教えてもらいたいと言う、大変嬉しいお言葉を多く頂きましたので、三体の神様について少し詳しくご紹介いたします。

三宝荒神さま

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三宝荒神様は、通称お荒神さまと言われ、釜戸の神様としてとてもなじみ深い神様です。

お荒神さまはとても不浄を嫌う神様で、火はすべてを焼き尽くすと言うことから、悪いものすべてを焼き尽くしてくださる、有難い神様として信仰を集めている火の神様です。

秋葉神さま

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秋葉神様は、古くから火ぶせの神様と知られ、江戸時代には火事を恐れた人々が秋葉神様を、各地にまつり多くの秋葉神信仰が盛んでした。

今なお、そのなごりがあり、東京の秋葉原の地名も秋葉神様のお宮があった事がその由来だそうです。

不動明王さま

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不動明王様は、さまざまな悪魔を退治し、すべての人々に分け隔てなく、ご利益を与えて下さるとし、その信仰は古く、平安時代にはすでに、霊験あらたかな神様として大変あつく、信仰されていました。

不動明王様の炎は、いかなる災いも滅するという意味もあります。

古代から人間にとって、火はとても大切なものでした、それだけに火に対する、信仰はとてもあつく、現代に至るまで様々な信仰が、世界中に広まっております。

我々の生活の中でも、火はなくてはならない物です。だからこそ、感謝の気持ちを持たなければいけません。いつも、守ってくださる神様に心から手を合わせ、素晴らしい新年を迎えたいとおもいます。         合掌        妙善寺


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