高級チキン

今日の一般部は珍しく中学生だけだったので受けや合わせ技の稽古。ただ、少年部からの繰り上がりが殆どなので技術的なことより精神的な上昇を目指しました。

仕方ない事かも知れませんが体の小さい中学生の大半が罹患するチキン症候群(苦笑)
もう自分より大きい人と向かい合うだけで必要以上にビビっています。自ら敵を大きくしてしまう上質なチキン。私のような一般的に流通しているチキンとは単価が違います(。・ө・。)

そんな彼らに荒療治。
敢えて体格の勝る方に強めに決まった攻撃をしてもらい円の動きと共に受けor交差法。迷いが出て体が強ばってしまうと相手の100%を棒立ちで貰う事になるこの練習。文字通り二の足を踏んでいる暇は無いのであります。

体格差ばかりは如何ともし難い。かといって避け続ける事も適わず。覚悟半分諦め半分(笑)この『諦め』の配合がいずれ肩の力を善い塩梅で抜いてくれるエッセンスと成り得ます。

ニワトリ目の最上位は昭和の大横綱双葉山が目指した『木鶏』。
さて、煮ても焼いても旨い高級チキン達はいつか悟りを開いて木鶏となるのでしょうか。






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