未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

無駄を削る

2018-02-15 19:50:01 | 稽古
東支部は普段から鏡を正面にして基本稽古をしますが尼崎支部でも鏡を見ながら稽古しました。自分の姿をよく見ろと。理想の形と重ね合わしてどう想うか。

道場に鏡があるなんて恵まれているなと私は思うのです。しかも壁一面。私は昔窓ガラスに映る姿を見て稽古&チェックをしていましたから余計に。是非活用してもらいたいし、もっと自分の相を映してみてほしいものです。

さて今週は左手での攻防。
動きを極端に限定されると基礎能力の度合いが見事に炙り出されます。頭の回路も露わにされます。
力の弱い左故に余計に力み攻撃にも受けにも無駄が生まれ自滅するが如く崩れて行く…。

同じ条件なのに何かに焦り、恐怖を感じているのが分かります。それはやはり土台の脆さや自信の無さが原因なのでしょうね。四肢が使えれば力技で誤魔化す事も出来ますが、パワータイプの子で今回の組手稽古が上手くいっている子は居ませんでした。逆に力はなくても普段丁寧に練習している子は下級帯であっも上手く出来ていました。いつも通り崩れない。

無駄を省くこと。
そう努めているだけでも動きは洗練されて行くと思うのです。組手だけでその考えを持つのは難しいので鏡をしっかり観て基本稽古をするだけで意識が芽生えるような気がします。





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