高校生時代に通った道場では指を折れば良いと度々教えられました(笑)確かにそれを知っているだけでもどうにかなる感は全然違います。
土曜日曜の少年部で指を取って体を崩す、というアプローチで(初心の内は)しっかり握る=安定した構えに繋がる、という練習をしました。
指を捻られるだけで体が崩れ力が抜け、ポンと押されるだけで転んでしまいます。人体のなんとたよりないことか。
子供には難しいかもしれません。初心の内は突きは手!蹴りは足!というより意識が使う部分に全部持っていかれます。手自身、足自身になってしまいがち。しかし体の末端の指から全てに繋がっているので指が甘いと全体が甘くなる。
たかが握り、されど握り。
捨て置けぬ大問題。末端に気が届く。神経が行き届くとはまさにこういう事ですね。政治家にも教えてやりたいぐらいです。無駄か(笑)
危険ではありますが危険だからこそ技で、危険だからこそ個々の考えを得て技が進むのだろうなと思います。
技であろうが国であろうが停滞・衰退するのは末端がしっかりしてないのでしょう。
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