未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

念佛寺

2020-02-11 23:16:00 | 日記
建国記念日は何となく神社か寺へ行きたくなります。という訳で何年振りかに嵯峨野にある化野念仏寺へ。若い頃から何度も来ていますがいつ来ても素晴らしい。何であれいつか死ぬのだ、と落ち着けるといいますかそういう所です。

人として生まれて人として生きて最期は人という姿を捨てて人でなかったものらとも混ざって何処ぞの土か何かに還る。この太古より葬送地だった雰囲気が『それ自身で無くなる為に』という自分の考えにマッチするのです。所謂解脱というやつですかね。


閑話休題
嵐山駅で降ります。
「此処が坂本龍馬がよく眺めた桂川かー」…おい倅よ、それ浜の方や。

渡月橋を渡り大体真っ直ぐ行くと着きます。
どんつきにある清涼寺を右行って左。

着きました。
渡月橋から大体30分ぐらいです。あの界隈で人混みにイライラしながら無駄に徘徊するなら絶対こっち来た方が建設的。いや、でも人増えて欲しくない。

500円を支払い中へ。前は確か300円だったのに色々上がりますねえ。社務所がめちゃくちゃ綺麗になっとる!

それはさておき。




やはりこの西院(さい)の河原は凄い。時代を超えたセンス。生死に時代はありませんからね。いつの世でも人の心を討つでしょう。

河原内では撮影禁止です。
あの世にカメラは持って入れませんからね。

綺麗になった社務所で御朱印もいただきました。



竹林でも有名な念仏寺。最近まで工事をしていて通れなかったそうですがどうやら開通した模様。
小径を抜け六面六体地蔵へ。

畜生道へ落ちませんようにと水を掛けて禊をします。二周する息子(笑)

信仰等ありませんが日本人の教養として神社やお寺は大事だと考えます。知識ではなくぶれない芯が教養となるはずなので。海外でも俺は日本人だという芯があればバカにされないのかなあなんて思ったり。英語喋るだけでは国際人になれんでしょうきっと。

この六面六体地蔵さんを参っていると前回行った六角堂を思い出しました。六という数字は深いなあと。思い出した縁でそちらにも御参りすることに。

その前に腹拵え。前回か前々回に偶然発見した卵かけご飯のお店を探し当て昼食にありつけました。


濃厚で美味し。昆布がまたいい!プリンも濃厚。

因みに場所は渡月橋から真っ直ぐ進み、JRの線路を超えて広報版を左に曲がって少し歩くとあります。
ここを左。



そして六角堂へ到着。今回鳩だらけ。
御朱印貰って出てきたら息子が鳩に囲まれておりました。

まだまだ御参りしたいと言う息子ですが生憎17時前。次は金閣寺と稲荷大社に行きたいのだとか。若い頃一頻り回りましたが同じところをまたこうして子供と回るのも新たな発見があって良い時間だなと思います。気付いたら8時間も歩き回っておりました。

バイクが停められるなら次はバイクかな。




.















最新の画像もっと見る

コメントを投稿