未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

鍛え方

2015-10-14 17:44:08 | 筋トレ
フルコンタクトの特性上、トレーニングは不可欠となってきます。しかし空手ですので力むのは良いとしてもパワーで勝負しに行くような組手に陥るとその段階で手段と目的が入れ替わっています。

私も昔から定期的にトレーニングはしますが、技を見失いたくはないので技が生きる範囲内での負荷に留めます。
技に鈍さを感じ始めたら補うといったところです。ビルディングには空手従事者として一切興味が有りません。

ある一定の、限られた動作に強いのではなく、注文されたらある水準以上で何でも出来る体作りである事を念頭に置きます。

知らない動きでも、これなら少し練習したら出来るかも。と思える体を持つこと。仮に明日からこの道場が畑違いの柔道、或いは全く別物のサッカー教室になっても即時対応出来るかどうかですね。

そうした体を持つことで通常より短い稽古時間で広義の意味での技の体得が可能となるのです。
目的を見失った、履き違えた鍛え方は時間的にも肉体的にも進む程にキツいだろうなと。

技は力ではなく感覚。ミリ単位の調整が必要な中でメートル刻みでの出力しかないのでは…。
体のデザインより機能をデザインしていきたいものです。




.



最新の画像もっと見る

コメントを投稿