日本人の選手と同じ条件にするため、
1973年4月2日~1974年4月1日生まれの選手に限定して表記しています。
今回は10月以降に生まれた選手。
見てみると、4月~9月生まれの選手より成績は劣る感じですね。
投手ではまず、ベバリン。ヤクルトではローテーションの一角に座り、
安定した投球を披露していましたが、右ヒジの故障で長期間の活躍は叶いませんでした。
バーンは近鉄(合併後のオリックス)、ロッテと渡り歩き、
先発、リリーフと起用方法を問わず、貴重な右腕としてまずまずの成績を残しています。
セラフィニは速球派のサウスポーとして、05年には11勝をマーク。
ロッテの31年ぶりの日本一に大いに貢献していますが、オリックスでは活躍できず。
一方で、メジャーで50勝以上をマークするなど実績十分のジョンソンは、
故障もあってNPBではいいところがありませんでした。
野手ではトニー・バティスタ。メジャー通算214本塁打で00年に41ホーマー、
来日前年には30本塁打を記録するなどバリバリのメジャーリーガーとして来日。
成績は悪くはありませんが、アメリカでの実績を考えれば期待ほどではなく、
契約を1年残して退団しています。
ロペスは楽天球団創設1年目に入団も、
チームの低迷を打破するような派手な活躍はできませんでした。
アルフォンゾはメジャー通算1500安打以上をマークするなど、実績は申し分なし。
ピークを過ぎた後に巨人のテストを受け入団も、結果は今一つでした。
1973年度生まれの外国人選手で、NPBでプレーしたのは34名。
日本人選手は93名ですから、あわせて127名の同級生がプレーしたことになります。
でも、今や現役選手はゼロ。これも時代の流れですね。