千葉県の高校出身プロ野球選手を振り返るシリーズの13回目は、2014年・2015年です。
緑色は現役高校生、薄い緑色は育成で指名された高校生です。
2014年は育成を含めて3名が指名を受けています。
まず、福田将儀。高校時代は下級生ながらセンバツでは初戦で本塁打を含む2安打、2回戦では4番を任されスリーベースを放っています。
大学では50メートル走6秒0の俊足を生かして、1年春からレギュラーに定着して通算17盗塁をマーク。
プロでは開幕2戦目にスタメンで初出場と期待を受けるも、パワー不足に泣き3年で現役を引退しています。
西野真弘は高校では下級生の頃からトップを任され、2年夏には千葉大会ベスト4に進出。
大学では4年の春秋と2季連続で二塁のベストナインに選出されたほか、
社会人でも1年目からレギュラーを任され、都市対抗では準優勝に貢献しています。
プロでは2年目に正二塁手としてフル出場。身長160センチ台という小柄さを感じさせないプレーが光りますが、
近年はやや故障がちなのが気になります。
育成では高橋慎之介。高校時代は3年夏に5番・二塁として甲子園の土を踏んでいます。
初戦敗退も、最終回では好投手・藤浪晋太郎(阪神)からヒットを放っています。
卒業後はアメリカの大学に留学。投げて140キロ、打ってはクリーンナップを任されるなど
“二刀流”として話題を集めましたが、支配下登録は果たせず2年で引退しています。
2015年は育成を含めて大量8名が指名されました。
最初に指名されたのは加藤貴之。高校時代は2年夏の千葉大会決勝で先発するも序盤でKOされ、甲子園には届かず。
卒業後はかずさへ。いったん野手として登録されるも投手に復帰。
都市対抗や日本選手権などの全国大会でマウンドを踏みました。
さらに、国際大会なども経験し、即戦力の期待を受けてプロの世界へ。
日本ハムでは1年目から先発ローテ入りを果たすなど、主力として活躍しています。
4位では市柏出身の捕手2名が指名されました。
船越涼太は高校時代は遊撃手。中軸を任され、2年の夏には千葉大会でベスト8に進出しています。
社会人で強肩を活かして捕手に転向。4年目には都市対抗でアーチを放つなど、強打の捕手として注目を集めます。
しかしプロでは一軍のカベが厚く、4年間で1安打に終わり現役を引退。古巣の王子に復帰しています。
宇佐見真吾は高校では船越とともにプレー。正捕手としてチームをけん引するも甲子園には縁がありませんでした。
大学では1年秋に正捕手に定着すると、強肩強打を武器に2度のベストナインを獲得。
4年時には大学日本代表に選ばれるまでに成長を果たしています。
巨人では2年目に4ホーマーと打てる捕手として脚光を浴び、
日本ハムに移籍後は積極的に起用されて正捕手に手を伸ばしかけています。
この年の夏、甲子園初出場を果たした専大松戸からは投打の柱2名が指名されています。
5位ではエースの原嵩。恵まれた体格から投げ込まれるMAX148キロの速球に加えて、
打撃センスの高さや俊足も持ち味で、最後の夏の千葉大会は2本のランニングホームランを放つなど、
攻守の中心として活躍し、甲子園出場の原動力となりました。
プロ5年でいまだ一軍登板はありません(2020年10月現在)。そろそろ結果を残したいところですが…。
6位では遊撃手の渡邉大樹。50メートル5秒9の俊足に加えて、
高校通算17本塁打と打力も持ち合わせる大型遊撃手として県大会で打ちまくり、甲子園出場に貢献しました。
プロでは4年目の19年に初アーチをマークしたほか、
20年は代走、守備固めメインながら出場機会を増やすなど、順調に成長しています。
育成ドラフトでは3名が指名されています。
網谷圭将は甲子園には出れませんでしたが、高校通算33本塁打をマークしたスラッガーで
3年春の県大会では140メートルの超特大アーチを放ち、注目を集めました。
プロでは3年間在籍も支配下登録を果たせず退団。のちに社会人のヤマハに入社しています。
大木貴将は高校では1番・セカンドと切り込み隊長として3年夏の県大会では準優勝の立役者に。決勝でも3安打を放っています。
卒業後は大学中退、独立リーグと流浪の野球人生。香川では3年目に首位打者と盗塁王の二冠王の活躍を評価され、プロへ。
1年目に支配下登録され、2年目にはプロ初安打をマークするも19年限りで現役を退いています。
樋越優一は高校3年の夏の千葉大会で5割近い打率を残す活躍で、チームの8強進出に貢献しています。
大学ではMVP1回、ベストナイン2回とリーグを代表する打者として君臨しました。
プロでは三軍が主戦場となり、3年で現役引退。その後は球団職員としてチームをサポートしています。
次回は2016年・2017年にドラフト指名された選手を取り上げます。
緑色は現役高校生、薄い緑色は育成で指名された高校生です。
2014年は育成を含めて3名が指名を受けています。
まず、福田将儀。高校時代は下級生ながらセンバツでは初戦で本塁打を含む2安打、2回戦では4番を任されスリーベースを放っています。
大学では50メートル走6秒0の俊足を生かして、1年春からレギュラーに定着して通算17盗塁をマーク。
プロでは開幕2戦目にスタメンで初出場と期待を受けるも、パワー不足に泣き3年で現役を引退しています。
西野真弘は高校では下級生の頃からトップを任され、2年夏には千葉大会ベスト4に進出。
大学では4年の春秋と2季連続で二塁のベストナインに選出されたほか、
社会人でも1年目からレギュラーを任され、都市対抗では準優勝に貢献しています。
プロでは2年目に正二塁手としてフル出場。身長160センチ台という小柄さを感じさせないプレーが光りますが、
近年はやや故障がちなのが気になります。
育成では高橋慎之介。高校時代は3年夏に5番・二塁として甲子園の土を踏んでいます。
初戦敗退も、最終回では好投手・藤浪晋太郎(阪神)からヒットを放っています。
卒業後はアメリカの大学に留学。投げて140キロ、打ってはクリーンナップを任されるなど
“二刀流”として話題を集めましたが、支配下登録は果たせず2年で引退しています。
2015年は育成を含めて大量8名が指名されました。
最初に指名されたのは加藤貴之。高校時代は2年夏の千葉大会決勝で先発するも序盤でKOされ、甲子園には届かず。
卒業後はかずさへ。いったん野手として登録されるも投手に復帰。
都市対抗や日本選手権などの全国大会でマウンドを踏みました。
さらに、国際大会なども経験し、即戦力の期待を受けてプロの世界へ。
日本ハムでは1年目から先発ローテ入りを果たすなど、主力として活躍しています。
4位では市柏出身の捕手2名が指名されました。
船越涼太は高校時代は遊撃手。中軸を任され、2年の夏には千葉大会でベスト8に進出しています。
社会人で強肩を活かして捕手に転向。4年目には都市対抗でアーチを放つなど、強打の捕手として注目を集めます。
しかしプロでは一軍のカベが厚く、4年間で1安打に終わり現役を引退。古巣の王子に復帰しています。
宇佐見真吾は高校では船越とともにプレー。正捕手としてチームをけん引するも甲子園には縁がありませんでした。
大学では1年秋に正捕手に定着すると、強肩強打を武器に2度のベストナインを獲得。
4年時には大学日本代表に選ばれるまでに成長を果たしています。
巨人では2年目に4ホーマーと打てる捕手として脚光を浴び、
日本ハムに移籍後は積極的に起用されて正捕手に手を伸ばしかけています。
この年の夏、甲子園初出場を果たした専大松戸からは投打の柱2名が指名されています。
5位ではエースの原嵩。恵まれた体格から投げ込まれるMAX148キロの速球に加えて、
打撃センスの高さや俊足も持ち味で、最後の夏の千葉大会は2本のランニングホームランを放つなど、
攻守の中心として活躍し、甲子園出場の原動力となりました。
プロ5年でいまだ一軍登板はありません(2020年10月現在)。そろそろ結果を残したいところですが…。
6位では遊撃手の渡邉大樹。50メートル5秒9の俊足に加えて、
高校通算17本塁打と打力も持ち合わせる大型遊撃手として県大会で打ちまくり、甲子園出場に貢献しました。
プロでは4年目の19年に初アーチをマークしたほか、
20年は代走、守備固めメインながら出場機会を増やすなど、順調に成長しています。
育成ドラフトでは3名が指名されています。
網谷圭将は甲子園には出れませんでしたが、高校通算33本塁打をマークしたスラッガーで
3年春の県大会では140メートルの超特大アーチを放ち、注目を集めました。
プロでは3年間在籍も支配下登録を果たせず退団。のちに社会人のヤマハに入社しています。
大木貴将は高校では1番・セカンドと切り込み隊長として3年夏の県大会では準優勝の立役者に。決勝でも3安打を放っています。
卒業後は大学中退、独立リーグと流浪の野球人生。香川では3年目に首位打者と盗塁王の二冠王の活躍を評価され、プロへ。
1年目に支配下登録され、2年目にはプロ初安打をマークするも19年限りで現役を退いています。
樋越優一は高校3年の夏の千葉大会で5割近い打率を残す活躍で、チームの8強進出に貢献しています。
大学ではMVP1回、ベストナイン2回とリーグを代表する打者として君臨しました。
プロでは三軍が主戦場となり、3年で現役引退。その後は球団職員としてチームをサポートしています。
次回は2016年・2017年にドラフト指名された選手を取り上げます。