10回続いた社会人野球のビッグイベント・産業対抗野球大会史。
今回はおまけとして、もし産業対抗(通称:サンベツ)が復活したら…という妄想企画をやってみます。
以前、産業対抗について調べていたとき、機会があったらやってみたいと思っていました。
産業対抗の終了が協議されていたとき、このスタイルの大会を残してほしいという声も上がったそうです。
さて、2020年現在で企業チームとして日本野球連盟に登録しているチームは99チーム。
これを、業種別に分けてみたのが下の表です。
「JR」は簡単ですね。ただ、毎年開催されている『JRグループ硬式野球大会』は支社チームは参加せず、
東日本東北、東日本、東海、西日本、四国、九州にクラブチームの北海道、計7チームで持ち回りで行っています。
「製鉄」も日本製鉄とJFEのみですのでわかりやすいです。日本製鉄は一時期クラブ化したチームも多かったのですが、
最近は企業チームに復活(室蘭シャークス、光シーガルズ、大分)するケースも多くなっています。
「自動車」、「ガス」、「物流」も分けやすいですね。「官公庁」(自衛隊のみですが)、2チームしかない「NTT」、「製紙」も同様です。
「金融」は銀行、生保、証券でひとまとめにしています。
「スクール」は近年急激に増加している大学、専門学校の登録チームです。一種の野球選手養成学校に近いですかね。
「電気機械」は家電という名称にしてもよかったかもしれません。
「産業機械」は精密機械や機械の部品製造などメーカー系全般です。
「自動車関連」はディーラーや部品メーカーを集め、自動車部門と分けて一つの部門としました。
「教育」は教育産業、自動車学校で一つの部門としています。
学生がプレーするわけではないので、スクール部門と差別化しています。
「エンタメ」はパチンコ、つまり娯楽品のメーカーとパチンコ店運営企業で強引にまとめました。
「アミューズメント部門」の方が聞こえが良かったでしょうか。
「エネルギー」は石油と電力を一緒にしましたが、ちょっと苦しいですかね。
「医薬」は医薬品メーカーと代理店、「建設」も建設業と建設資材メーカーと、こちらも一つにまとめていいのか悩みました。
「小売・サービス」は居酒屋チェーンとスーパー。これもこのくくりでいいのか最後まで考えに考えました。
中でももっとも難しかったのが「商業」です。
エイジェックは人材派遣、SUNホールディングスは太陽光発電、ミキハウスはアパレル、エナジックは水の販売。
以上、どの分野にも含まれない企業をまとめるには「商業」しかなかったわけです。
太陽光発電ならエネルギーでもよかったような気もします。
こう見てみると、産業対抗が行われていた時代より、より産業構造が細分化されたことが分かりますね。
さて、やはりチーム数が多い部門とそうでない部門が出てきます。不公平感はぬぐえません。
また、地域が遠く離れている部門も多く予選がやりいくいですし、そうなると補強制度も有効に活用できそうもありません。
国全体が成長を目指し、産業が発達していった50年代~60年代こそ行う意義があった、という結論に行き着きますね。
やはり、“サンベツ”を復活させるのは難しそうです。
今回はおまけとして、もし産業対抗(通称:サンベツ)が復活したら…という妄想企画をやってみます。
以前、産業対抗について調べていたとき、機会があったらやってみたいと思っていました。
産業対抗の終了が協議されていたとき、このスタイルの大会を残してほしいという声も上がったそうです。
さて、2020年現在で企業チームとして日本野球連盟に登録しているチームは99チーム。
これを、業種別に分けてみたのが下の表です。
「JR」は簡単ですね。ただ、毎年開催されている『JRグループ硬式野球大会』は支社チームは参加せず、
東日本東北、東日本、東海、西日本、四国、九州にクラブチームの北海道、計7チームで持ち回りで行っています。
「製鉄」も日本製鉄とJFEのみですのでわかりやすいです。日本製鉄は一時期クラブ化したチームも多かったのですが、
最近は企業チームに復活(室蘭シャークス、光シーガルズ、大分)するケースも多くなっています。
「自動車」、「ガス」、「物流」も分けやすいですね。「官公庁」(自衛隊のみですが)、2チームしかない「NTT」、「製紙」も同様です。
「金融」は銀行、生保、証券でひとまとめにしています。
「スクール」は近年急激に増加している大学、専門学校の登録チームです。一種の野球選手養成学校に近いですかね。
「電気機械」は家電という名称にしてもよかったかもしれません。
「産業機械」は精密機械や機械の部品製造などメーカー系全般です。
「自動車関連」はディーラーや部品メーカーを集め、自動車部門と分けて一つの部門としました。
「教育」は教育産業、自動車学校で一つの部門としています。
学生がプレーするわけではないので、スクール部門と差別化しています。
「エンタメ」はパチンコ、つまり娯楽品のメーカーとパチンコ店運営企業で強引にまとめました。
「アミューズメント部門」の方が聞こえが良かったでしょうか。
「エネルギー」は石油と電力を一緒にしましたが、ちょっと苦しいですかね。
「医薬」は医薬品メーカーと代理店、「建設」も建設業と建設資材メーカーと、こちらも一つにまとめていいのか悩みました。
「小売・サービス」は居酒屋チェーンとスーパー。これもこのくくりでいいのか最後まで考えに考えました。
中でももっとも難しかったのが「商業」です。
エイジェックは人材派遣、SUNホールディングスは太陽光発電、ミキハウスはアパレル、エナジックは水の販売。
以上、どの分野にも含まれない企業をまとめるには「商業」しかなかったわけです。
太陽光発電ならエネルギーでもよかったような気もします。
こう見てみると、産業対抗が行われていた時代より、より産業構造が細分化されたことが分かりますね。
さて、やはりチーム数が多い部門とそうでない部門が出てきます。不公平感はぬぐえません。
また、地域が遠く離れている部門も多く予選がやりいくいですし、そうなると補強制度も有効に活用できそうもありません。
国全体が成長を目指し、産業が発達していった50年代~60年代こそ行う意義があった、という結論に行き着きますね。
やはり、“サンベツ”を復活させるのは難しそうです。