今回からは新たなシリーズとして、
「高齢でプロ野球入りした選手ランキング」をお送りいたします。
※★は現役選手を表します。
以前から、高年齢でプロ入りする選手「オールドルーキー」に興味を持っておりました。
一リーグ時代、まだ社会人野球の方がレベルが高いとされていた時代では、
プロを敬遠したり、ピークを過ぎてからプロの世界に飛び込む選手も少なくありませんでした。
八幡製鉄で強打者として活躍、37歳でプロ入りした大岡虎雄(大映→松竹)、
35歳でデビューした戸倉勝城(毎日→阪急)らが該当します。
ただ、日本のプロ野球が成熟し、レベルがはっきりとプロ>アマとなると、
素材がよく、なおかつ伸びしろのある10代~20歳前後の選手が重宝され、
下り坂となる20代半ば以降の選手は、どうしても避けられがちとなります。
アマチュアの選手にとっても、大学や社会人でよほどの実績を残して「即戦力」という評価を得られなければ、
一軍で活躍するチャンスは少なくなり、早期に「戦力外」となるリスクを負うことになります。
そこで、26歳以上でプロ野球界入りした選手を調査したのが、上記の表です。
ちなみに、この表は20年以上前に趣味で作ったものについて、データを更新したもの。
まだネット環境ではない時代に、雑誌や新聞などでコツコツと調べて、
ワープロで作成してプリントアウトしておいたものをPDF化し、
それを10年ほど前にエクセルに打ち直しました。
遠い昔に作ったため、どうやってデータを調べたか、記憶が定かではありません。
そのため選手の漏れなどの不備があるかもしれませんが、ご了承ください。
さて、26歳以上でドラフトの指名を受けてプロ入りした選手は、総勢で122名に上ります。
25歳とあるのは、ドラフトに指名された年に26歳の選手と同学年となる早生まれの選手です。
今回は101位から122位まで。
こうして見てみると、短期間でプロの世界から去っている人ばかりであることが分かります。
入った時点で若手ではなく、いわゆるモラトリアムな期間が許されないわけです。
すぐに結果が求められ、活躍できなければすぐに戦力外となります。
20代半ばでプロの世界に飛び込んでいるのですから、覚悟のうえでしょうが…。
独立リーグや、複数の社会人チームを経た選手も見られます。
流浪の野球人生の果てに、憧れのプロにたどり着いたという人も多いでしょう。
さて、この表ではドラフト指名を4度拒否した藤沢公也や、
西武、中日などで貴重な控え捕手を担った大石友好、
当時としては珍しく、海外でのプレー経験がある小川邦和などが結果を残しています。
現役では、今季よりメジャーから復帰した牧田和久が出色です。
貴重なアンダースローですから、もう一花咲かせてほしいですね。
阿部寿樹は昨年、レギュラーの座を奪いました。そのまま定着できるかは、今季の頑張りがカギを握ります。
遠藤一星も貴重な守備固め、代走要員として積極的に起用されています。
中日はベテランに優しいチームですので、今季も安泰でしょうか。
有吉優樹は1年目に16ホールドをマークしたものの、その後はもう一つ。
そろそろ奮起が求められます。
次回は76位~100位です。
「高齢でプロ野球入りした選手ランキング」をお送りいたします。
※★は現役選手を表します。
以前から、高年齢でプロ入りする選手「オールドルーキー」に興味を持っておりました。
一リーグ時代、まだ社会人野球の方がレベルが高いとされていた時代では、
プロを敬遠したり、ピークを過ぎてからプロの世界に飛び込む選手も少なくありませんでした。
八幡製鉄で強打者として活躍、37歳でプロ入りした大岡虎雄(大映→松竹)、
35歳でデビューした戸倉勝城(毎日→阪急)らが該当します。
ただ、日本のプロ野球が成熟し、レベルがはっきりとプロ>アマとなると、
素材がよく、なおかつ伸びしろのある10代~20歳前後の選手が重宝され、
下り坂となる20代半ば以降の選手は、どうしても避けられがちとなります。
アマチュアの選手にとっても、大学や社会人でよほどの実績を残して「即戦力」という評価を得られなければ、
一軍で活躍するチャンスは少なくなり、早期に「戦力外」となるリスクを負うことになります。
そこで、26歳以上でプロ野球界入りした選手を調査したのが、上記の表です。
ちなみに、この表は20年以上前に趣味で作ったものについて、データを更新したもの。
まだネット環境ではない時代に、雑誌や新聞などでコツコツと調べて、
ワープロで作成してプリントアウトしておいたものをPDF化し、
それを10年ほど前にエクセルに打ち直しました。
遠い昔に作ったため、どうやってデータを調べたか、記憶が定かではありません。
そのため選手の漏れなどの不備があるかもしれませんが、ご了承ください。
さて、26歳以上でドラフトの指名を受けてプロ入りした選手は、総勢で122名に上ります。
25歳とあるのは、ドラフトに指名された年に26歳の選手と同学年となる早生まれの選手です。
今回は101位から122位まで。
こうして見てみると、短期間でプロの世界から去っている人ばかりであることが分かります。
入った時点で若手ではなく、いわゆるモラトリアムな期間が許されないわけです。
すぐに結果が求められ、活躍できなければすぐに戦力外となります。
20代半ばでプロの世界に飛び込んでいるのですから、覚悟のうえでしょうが…。
独立リーグや、複数の社会人チームを経た選手も見られます。
流浪の野球人生の果てに、憧れのプロにたどり着いたという人も多いでしょう。
さて、この表ではドラフト指名を4度拒否した藤沢公也や、
西武、中日などで貴重な控え捕手を担った大石友好、
当時としては珍しく、海外でのプレー経験がある小川邦和などが結果を残しています。
現役では、今季よりメジャーから復帰した牧田和久が出色です。
貴重なアンダースローですから、もう一花咲かせてほしいですね。
阿部寿樹は昨年、レギュラーの座を奪いました。そのまま定着できるかは、今季の頑張りがカギを握ります。
遠藤一星も貴重な守備固め、代走要員として積極的に起用されています。
中日はベテランに優しいチームですので、今季も安泰でしょうか。
有吉優樹は1年目に16ホールドをマークしたものの、その後はもう一つ。
そろそろ奮起が求められます。
次回は76位~100位です。