スポーツエトセトラ

スポーツ(主に野球・ラグビー)に関するさまざまな資料やデータをご紹介していくブログです。ぜひお楽しみください。

高校野球千葉大会 年度別ベスト8進出校(1968~1972年)

2019-08-04 09:40:14 | 高校野球千葉大会年度別ベスト8進出校
今回は1968年から72年までの、千葉大会のベスト8一覧です。



オレンジ色はセンバツ出場校を表しますが、
53年以来ご無沙汰だった春の甲子園にも、68年に実に15年ぶりに出場。
以来、5年続けてセンバツにコマを進め、
この当時、千葉県勢のレベルは関東の中でもトップクラスにあったことが分かります。

なお、関東大会の千葉県勢の成績については、いずれ取り上げるつもりです。

そのセンバツですが、71年に出場した木更津中央(現・木更津総合)がベスト4に進出します。
この時期、木更津中央が安定して上位に食い込んでいますが、
習志野が67年に初の全国制覇を果たしたことで、千葉県の高校球界も一段と活気づき、
新興勢力にも「頑張れば自分たちにもチャンスがあるのでは」と勇気を与えた証といえるでしょう。
成東もこの時期、毎年のように甲子園にあと一歩、というところまで迫っています。

さて、前回にも書きましたが、68年の夏の大会から千葉県野球場(天台)が県営球場としてこけら落とし。
いよいよ黄金時代を迎えることになります。

高校野球千葉大会 年度別ベスト8進出校(1963~1967年)

2019-08-02 20:01:24 | 高校野球千葉大会年度別ベスト8進出校
仕事がバタついている間に、今年の千葉大会も終わってしまいました。

さて、今回は1963年から67年。
いよいよ、千葉県勢の黄金時代に突入です。



1965年、銚子商が県勢で初めて夏の甲子園の決勝に進出。
惜しくも敗れましたが、地元は大フィーバーだったようですね。

さらに1967年には、習志野によって深紅の大優勝旗が江戸川を渡り、
史上初めて千葉県にもたらされました。

3年間で2度の決勝進出ということで、千葉が野球処という認識も
全国に広まったのではないでしょうか。

木更津中央(現・木更津総合)がにわかに台頭の兆しを見せています。
そして、真の黄金時代を迎えるのですが、
それについては次回に書きます。

ちなみに、“天台”こと千葉県野球場も
このころ誕生し、1968年の夏の大会でこけら落としされました。
あわせて、千葉寺球場も県営から一球場に。

天台は千葉の“聖地”として、多くの熱戦、好選手を生み出すことになるのです。