スポーツエトセトラ

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千葉県高校出身者・ドラフト指名選手一覧(2020年)

2021-02-19 14:51:59 | 千葉県高校出身者ドラフト指名一覧
千葉県の高校出身プロ野球選手を振り返るシリーズの16回目は、昨年の2020年です。



昨年は2014年以来6年ぶりに、現役高校生の指名がゼロに終わっています。

千葉県の高校出身者では2010年の山下斐紹(習志野高→ソフトバンク、現中日)以来、
実に10年ぶりのドラフト1位指名を受けたのが早川隆久です。
複数球団から重複で1位指名を受けた選手としては、
2008年に大学の先輩である松本啓二朗(千葉経大付高→早大→横浜、2球団重複)以来12年ぶり。

高校時代は木更津総合のエースとして春夏連続のベスト8進出に大いに貢献。
センバツでは大阪桐蔭を破るなど、印象的なピッチングを見せています。

早大では2年までリリーフ中心でしたが、3年時にエースの座をつかむと、
4年秋には6勝をマーク。46回で74奪三振、防御率0.39と無双の活躍ぶり。
千葉県の高校出身者では高橋礼(ソフトバンク)以来2年ぶりの新人王も夢ではありません。

支配下での指名はもう一人。行木俊は高校時代、まったくの無名でした。
徳島インディゴソックスでは2年目に頭角を現し、
10試合で3勝2敗、防御率1.28をマーク。伸びしろも大きく今後が楽しみです。

育成ドラフトでは3名が指名されています。

小沼健太は高校時代、最高成績は県大会ベスト32止まり。
卒業後はBCリーグの武蔵ヒートベアーズ、茨城アストロプラネッツでプレー。
昨季は主にリリーバーとして起用され、25試合で0勝3敗2セーブをマークしています。

齊藤伸治は高校3年の夏、控えの内野手として県大会準優勝を経験。
大学進学後に投手にチャレンジすると、3年以降は主戦格としてマウンドに上がっています。

中村亮太は千葉経大付のエースとして3年春・夏と4強進出。夏は準決勝で早川と投げあっています。
大学では下級生時から起用され、全国大会でも登板するなど経験は豊富です。

ちなみに、千葉経大付→東農大オホーツク→ソフトバンク育成というルートでのプロ入りは3人目。

以上、1965年から2020年までの千葉県の高校出身のドラフト指名選手を追ってきましたが、
近いうちに高校別の指名選手数ランキング、指名球団別の人数一覧などをご紹介します。


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