1965年から2020年までの、千葉県高校出身プロ野球選手の
ドラフト指名選手とドラフト外入団選手を紹介してきました。
その数、実に225名。指名拒否者は18名ですので、
ドラフト外入団32名を含めて207名がプロ入りしたことになります。
もちろん他県の選手は調べていませんので、どのくらいの順位なのかはわかりません。
1回のドラフトで平均3名強の選手が指名された計算となります。
今回は、これまでドラフト指名選手を出した高校を人数順でランキングにしてみました。
以下がその表です。
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※1位と2位のカッコ内は逆指名入団選手。指名拒否選手のカッコ内は、のちに指名を受けて
プロ入りした選手の人数となります。
カッコの人数と1位から育成ドラフト指名選手の合計が合わないのは、
拒否選手を除外しているからです。
さて、これまでに千葉県からは60の高校が、ドラフト制度施行以降にプロ野球選手を輩出しています。
これはもしかすると、47都道府県中でも結構上の方に入るのではないでしょうか。
他県ではプロ出身者の大半を、一部の強豪校が占めているケースが少なくないように思われます。
もちろん、推測ですが。
さて、ナンバーワンは名門・習志野高校でした。実に17名がプロ入り。
第1回から昨秋まで、安定してドラフト指名選手を生み出しています。
ただし、1位指名はわずか2名(谷沢健一、山下斐紹)と意外と少なめです。
逆に1位指名最多は5名(土屋正勝、根本隆、篠塚利夫、尾上旭、沢井良輔)を輩出の古豪・銚子商。
昭和40年代は千葉県のみならず、関東の高校野球をけん引する存在でした。
3位以上で指名された選手は実に11名。プロで結果を残した選手も多いですね。
続いて1位指名が多かったのが3名(石毛宏典、銚子利夫、長谷川昌幸)の市銚子。
全盛期には銚子市周辺、さらには鹿島、神栖、潮来などの茨城県鹿行地区からも
逸材が集まったということで、地域の野球熱の高さがうかがえます。
3位以降は拓大紅陵、千葉経大付、市船橋と、千葉県内で一時代を築いた学校が並びます。
木更津総合は、木更津中央時代の指名拒否者さえいなければ4位でした。
千葉経大付と木更津総合は大学・社会人経由者がメインですが、
印旛(現・印旛明誠)はほとんどが高卒でのプロ入り。
高校の時点でプロから目をつけられる、素材のいい選手が多かったということでしょう。
上位を占めるのは当然ながら甲子園経験校がメインですが、
甲子園未経験校ながら、7名ものプロ選手を出した横芝敬愛の存在も光ります。
逆指名2名は専大松戸と並びます。
ちなみに、最近10年間(2011年~20年)でドラフト指名された人数一覧もご紹介します。
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41名がプロに進んでいます。やはり1年平均で4名が指名されている計算になりますね。
その中でナンバーワンは5名の専大松戸です。育成力の高さが光りますね。
続くのは、近年甲子園で結果を残している木更津総合。
専松は5名中4名が現役高校生、逆に木総は全員が大卒社会人・独立出身と、
それぞれの学校の特色が表れていて面白いです。
次回は千葉県の高校出身者でプロ入りした選手を、球団別に集計した表をご紹介します。
ドラフト指名選手とドラフト外入団選手を紹介してきました。
その数、実に225名。指名拒否者は18名ですので、
ドラフト外入団32名を含めて207名がプロ入りしたことになります。
もちろん他県の選手は調べていませんので、どのくらいの順位なのかはわかりません。
1回のドラフトで平均3名強の選手が指名された計算となります。
今回は、これまでドラフト指名選手を出した高校を人数順でランキングにしてみました。
以下がその表です。
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※1位と2位のカッコ内は逆指名入団選手。指名拒否選手のカッコ内は、のちに指名を受けて
プロ入りした選手の人数となります。
カッコの人数と1位から育成ドラフト指名選手の合計が合わないのは、
拒否選手を除外しているからです。
さて、これまでに千葉県からは60の高校が、ドラフト制度施行以降にプロ野球選手を輩出しています。
これはもしかすると、47都道府県中でも結構上の方に入るのではないでしょうか。
他県ではプロ出身者の大半を、一部の強豪校が占めているケースが少なくないように思われます。
もちろん、推測ですが。
さて、ナンバーワンは名門・習志野高校でした。実に17名がプロ入り。
第1回から昨秋まで、安定してドラフト指名選手を生み出しています。
ただし、1位指名はわずか2名(谷沢健一、山下斐紹)と意外と少なめです。
逆に1位指名最多は5名(土屋正勝、根本隆、篠塚利夫、尾上旭、沢井良輔)を輩出の古豪・銚子商。
昭和40年代は千葉県のみならず、関東の高校野球をけん引する存在でした。
3位以上で指名された選手は実に11名。プロで結果を残した選手も多いですね。
続いて1位指名が多かったのが3名(石毛宏典、銚子利夫、長谷川昌幸)の市銚子。
全盛期には銚子市周辺、さらには鹿島、神栖、潮来などの茨城県鹿行地区からも
逸材が集まったということで、地域の野球熱の高さがうかがえます。
3位以降は拓大紅陵、千葉経大付、市船橋と、千葉県内で一時代を築いた学校が並びます。
木更津総合は、木更津中央時代の指名拒否者さえいなければ4位でした。
千葉経大付と木更津総合は大学・社会人経由者がメインですが、
印旛(現・印旛明誠)はほとんどが高卒でのプロ入り。
高校の時点でプロから目をつけられる、素材のいい選手が多かったということでしょう。
上位を占めるのは当然ながら甲子園経験校がメインですが、
甲子園未経験校ながら、7名ものプロ選手を出した横芝敬愛の存在も光ります。
逆指名2名は専大松戸と並びます。
ちなみに、最近10年間(2011年~20年)でドラフト指名された人数一覧もご紹介します。
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41名がプロに進んでいます。やはり1年平均で4名が指名されている計算になりますね。
その中でナンバーワンは5名の専大松戸です。育成力の高さが光りますね。
続くのは、近年甲子園で結果を残している木更津総合。
専松は5名中4名が現役高校生、逆に木総は全員が大卒社会人・独立出身と、
それぞれの学校の特色が表れていて面白いです。
次回は千葉県の高校出身者でプロ入りした選手を、球団別に集計した表をご紹介します。
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