日銀総裁人事

日銀総裁が決まるのには、国会で同意が必要である。
その前に、公取委員長の承認について、民主党は反対をし、途中から欠席したという。
その理由は、候補に挙がっている杉本氏に問題があるわけではなくて、事前に人事が洩れてしまったからだという。
確かに、事前に洩れた場合には、その人を外すという約束が有ったらしいけれど、それを悪用されるということもあり、この約束をやめようとしていた矢先の話である。
民主党の衆議院議員も数が極めて少なくなってしまい、存在価値を示す機会がなかったために、こんなところで、存在価値を示しても仕様がないだろう。
ますます、民主党離れが起きるだけである。

三本の矢

昨日は、池上さんが、アベノミクスを判りやすく解説していたけれど、三本の矢といっても、成長戦略と言うのは、最近のどの内閣も掲げてきたけれど、うまく行かなかったという。
また、インフレターゲットの２％にしても、世界で初めての試みであり、何が起きるかわからないようである。
そこで、最悪のシナリオも説明されていたけれど、今年中に１０００兆円を越す国の借金が、もし利率が６％にでもなれば、雪達磨式に借金が膨らみ、税収のほとんどをそれに回さなければなくなるだろう。
とりあえず、７月の参院選までは、うまくいくだろうけれど、インフレ率が上昇しだし、歯止めが利かなくなったらどうしよう。

柔道以外に暴力なし

私にいわせれば、こんなふざけた聞き取りがあるかと言うところである。
柔道女子のパワハラをきっかけにＪＯＣが３１競技団体に聞き取りを行った結果、柔道意外に暴力は無かったというものである。
新聞によれば、ノーコメントが２団体、なしや一切無しが２５団体である。
ここで、もし告発前に園田監督に体罰はありましたかと聞けば、絶対にありませんと答えるだろう。
これは強化委員などに聞いているＪＯＣが間違っている。
早く幕引きをしたくて仕様がないという姿が見え見えである。
柔道でも、山口香のような人が居なかったら、告発までにはいたらなかったであろう。
これで、幕引きにさせないためにも、ツイッターでも何でも良いから、実態を明らかにし、再調査のきっかけとすべきだと思う。