日米関係「よい」50％

読売新聞の世論調査では、日米関係がよいと回答した人が50％に上昇したという。
2年前には35％だから、かなりのアップ率である。
でも、私は、日米関係はほとんど変わっていないと思う。
これはたぶん心理的なものではないかと思う。
尖閣問題や竹島問題で中国や韓国と関係が悪化しているために、相対的にアメリカとの関係がよいと感じているのか、それとも期待をこめて「よい」と回答しているのではないだろうか。
はっきりいえば、これほどいい加減な世論調査もないといいたい。

レスリング除外イランも反発

オリンピック種目からレスリングを除外するという報道がなされてから、各国で反発が広がっているようだ。
特に、レスリングによってメダルを獲得してきた各国は、反発を強めているようだ。
特に、イラン、ロシア、日本、トルコなどが反発しているという。
レスリングが除外された理由には、ＩＯＣの委員にヨーロッパの人が多く、ヨーロッパで人気のない種目が除外されるという傾向がありそうだ。
これだけ反発が強まると、簡単にはレスリングを除外できないのではないかと思う。

ローマ法王退任へ

第265代ローマ法王ベネディクト16世が今月末で退任することとなった。
退任は確か本人の意思だったと思う。
そこで考えるのが、わが日本の天皇の退任についてである。
昭和天皇のときには、寒くて雪の降る中で葬儀が行われたと記憶している。
原天皇は、手術も行われた後元気になられたので、まだまだ退位を考える時期ではないだろう。
それにしても、自分の意思で退位ができないというのは、本当にそれでよいかと私は思う。
天皇の場合には、人権とはいわないかもしれないが、死ぬまで仮に寝たきりになっても退位出来ないとしたら、本人の負担は大変なもののように思われるけれど、どうだろうか。