ケルビーノがんばる。

うひゃあ、毎日がぐるんぐるんぐるん・・・
今が踏んばりどころだ頑張れ私。
なんか一週間何やってたのかよくわからん・・・そんなわけで、ケルビーノ、お稽古しております。

最近一番衝撃的だった言葉。
お稽古場で、演出家の
「皆さん、９月になりましたね！」

(゜∀゜) ﾎﾟｶｰﾝ

嘘でしょー。

私の気持ちでは、３月がまだ２か月前くらいな気がするんですけどねえ・・・（わかりにくいねこの文章）
6月～8月までは、もうワープしたとしか思えない。
いや、その間の本番の記憶はあるんですけどね・・・
オペラ『仮面舞踏会』はもうひと月前位な気がしますが、終わってからまだ２週間経ってないんですか、そうですか・・・

で、いまはもちろん「フィガロの結婚」、ケルビーノ必死です。
実は前回のブログに書いていた通り、なかなかケルビーノがピンとこず、結構もがいてました。
けれど先日のお稽古で、演出家とマエストロにグイグイと引っぱって頂いて、アリア『Non so piu』を歌った時、やっと初めてケルビーノが出てきました。

自分の体を、自分じゃない何かが支配している不思議な感覚でした。
歌っている間中、電流が体を流れ続けているようで。たった一曲なのに、歌い終わった時の疲れ方は、半端なかったです。
でもあれがケルビーノなのかあ、と自分の本能に教えてもらった感じでした。
演出家様、マエストロ、本当にありがとうございました。こういう経験ができるから、私はオペラをやめられないんだなあと思います。

ちなみに、ケルビーノの出番がひとまず終わって休んでいるとき、何故かキャストの女性が気になって仕方なく、ちらちらと目がいくという、不思議な状態に
私は別に女性に興味があるわけではないのですが、ケルビーノが自分の中にまだ残っていたんでしょうねえ（笑）
あー、世間の男性はこんな気持ちなのかなあ、とケルビーノに教えてもらった気持ち（笑）

真面目な話、もちろん、ケルビーノはまだわからないところもありますが。
以前、女優の駒塚由衣さんから教えて頂いた、
「役というものは、どこか１か所でもいい、ほんのちょっとの一言でもきちんと理解できると、残りはだんだん見えてくる、わかってくる」（言い回しは違いますが、内容はこんな感じでした。）
という言葉を思い出して、わかった所を確実に固めていこうと思います。急がば回れ。

全部をいきなりつかむのではなく、ケルビーノの言葉で、たとえ一言でも確実に話せるようにしたいと思ってます。
と言っても、もう荒通しが近いけどね！(゜∀゜)ﾉ
がんばる！

「通し稽古をピークにね！」というマエストロのお言葉通りになれるよう、残り少ない稽古をとにかくがむしゃらに、ペース配分などは考えずに全力でやっていきたいと思います。

そんな間に、姉ジニちゃんと一年ぶりの再会でエネルギー補給～

癒されるわん。サランヘヨ～。

とびっきりのケルビーノをお見せします！(゜∀゜)ﾉ
ぜひぜひ！いらして下さい
　オペラ 「フィガロの結婚」～ケルビーノ役　
2013年9月22日（日）
18時開演（練馬文化センター大ホール）
SS・8000円、S・7000円、A・6000円、B・4000円

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★チケットのお申込み・お問合せは、
電話　080-2553-5670 （平日10時～17時）
メール ticket@nakagawa-miwa.com　【アンダンテ企画】 まで。
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